白山市仏師ヶ野(ぶしがの)。
仏師ケ野(石川県白山市)2023.05.27 06:27am Sony α7S2 FE24-70㎜/f2.8 GM2 ( f/5.6,1/400sec,ISO100)
石川県白山市から福井県勝山市にかけて白山麓の県境を走る国道157号線。
その道路から分岐して山間に向かう細い道の先、
古い鉄橋を渡ったところにこの集落がある。
10戸ばかりの家が点在するが、白山市の統計を調べてみると、
今は2戸6人が暮らしているだけらしい。
その住人のおひとりに伺うと、
人の数はともかく、時折り、カモシカや猿、イノシシたちが遊びに来てくれるので
「案外と賑やか」なのだそうだ。思わず頬がほころんだ。
その方はこの山村にある小さなお宿「ふらり」の女将で
金沢で料理修行をされたご主人と仏師ケ野に移り住み、宿を開いて15年になるそうだ。
「ふらり」にお世話になったのはこれで5度目。
15年という年月の中での5回だから、けっして上客ではないが、
それでも私たちのことはよく覚えていて
いつも気さくにもてなしてくださる。
「ふらり」のことは以前にも書いているので興味のある方はこちらを。
さて、ホームページの宿名は「山里の香り漂う宿 ふらり」となっている。
時節柄、初夏の香りを楽しみながら仏師ケ野を散策したのだが
そう感じていただけただろうか。
そんなに人が少ないところなんですか!
買い物や病院などは、車で行かれるんでしょうね。
住む勇気はないけれど、ふらっと行ってゆっくりしたいなとは思います。
それにお食事が魅力的なんですよね。
この集落で生計を立てるのは難しそうですから
ほとんどの人が仕事のある街へ出て行ったのかもしれません。
山里の魅力はともかく、一方で「限界集落」という社会問題も内包しているということでしょうね。
初夏の仏師ケ野のお写真を
眺めているだけでほーっと落ち着きます〜
静かな空気感があってとても素敵な所ですね。
お魚やきのこ、美味しそうです♪
以前書かれていた「ふらり」の記事もふたたび
楽しく拝見させていただきました^^
もう4年も経っていたようです。
コロナで時間が止まったように感じたからかもしれません。
今度は「あえて雪深い時に」と宣言してきましたが
今、冷静になって考えると
かなり無謀なように思えてきました(笑)