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はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

今熊野の跨線橋に「とうちゃこ」

2017-05-25 20:11:22 | 京都をぶらり
BSで放送されている「こころ旅」という番組があります。俳優の火野正平が、視聴者から寄せられた便りを元に自転車で旅をするという番組です。5月の第2週に「京都編」があり、その時に「とうちゃこ」(到着)したのが、京都駅と東山トンネルの間にある跨線橋(こせんきょう)です。新熊野神社まで来たので、よって行くことにしました。

新熊野神社から東大路通を北に行くと、すぐに橋があります。その下を東海道線の列車が走っています。橋の手前を東山に向かって、200mほど歩いて行くと跨線橋に「とうちゃこ」です。


東大路通から見るとこんな感じです。頼りない感じの橋桁です。(茶色く錆びたように見える橋です。)


せっかくなので渡ってみました。なかなか古い跨線橋です。欄干も低いです。しかし、一体いつごろ作られたのでしょうか。


振り返ると、こんな感じです。


東海道線の電車が走っていきます。サンダーバードが撮りたかったのですが、跨線橋に到着する少し前に行ってしまったところでした。


斜めからの全体が分かる写真を撮らなかったのが、悔やまれます。また、撮りに行くことにします。


「こころ旅」に手紙を寄せた方は、58年ほど前のことを書いていました。蒸気機関車が跨線橋を通過する時の煙で、忍者ごっこをしたというなかみでした。
京都駅を出発した蒸気機関車は、東山トンネルに向けて坂道をあえぎながら上って来たことでしょう。その情景が浮かびました。

※訪問日 5月21日

今熊野観音から新熊野神社へ

2017-05-24 19:55:00 | 京都をぶらり
今熊野観音寺は西国三十三所のひとつで、今から10年前に巡礼の旅で訪れたのが最初でした。それ以来、何回か訪れており、京都のお寺の中でもお気に入りのひとつです。


今回は、東福寺から行ったので、細い路地を抜けながらでしたが、本来は泉涌寺道を上っていきます。


ここも、秋にくると紅葉が美しいところですが、今なら青もみじが楽しめます。


ちょうどお昼ということもあり、お参りの人の姿もほとんどいなくなってしまいました。遍路姿の参拝者を撮りたかったのですが、誰もやって来ないので諦めました。


ぼけ封じにも効くそうで、しっかり拝んでおきました。


それにしても静かです。それもここの魅力なんですが、日曜日の昼下がりだというのに、早朝に来たみたいでした。


帰りは、泉涌寺道を下って新熊野神社(いまくまのじんじゃ)に向かいます。先ほどまで居たのは今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)です。どちらも熊野神社と関係があるんです。
新熊野神社のシンボルは、やはり大きな楠でしょう。


後白河上皇手植えの楠と伝えられています。樹齢は900年と推定されていますが、大きすぎて18ミリ(27ミリ)では、入りきりません。


後白河上皇は34回も熊野詣でをしたそうです。ちょっと困った上皇ですが、そんな熊野詣で好きの上皇のおかげで新熊野神社も建てられたようです。この辺りに屋敷があったそうで、三十三間堂も平清盛に造らせています。清盛も手を焼いた上皇だったのでしょう。少し離れたところから、やっと楠の全体像を写すことができました。


京都はどこを歩いても、歴史の匂いがします。そこが、私にとって京都の魅力なんでしょう。

※訪問日 5月21日

東福寺の青紅葉にうっとり

2017-05-23 20:15:15 | 京都をぶらり
東福寺と言えば、京都を代表する紅葉の名所です。秋には多くの人で賑わうところですが、この時期も結構の賑わいでした。


京阪電車の東福寺駅から塔頭の建ち並ぶ参道を抜けていきます。


ツツジもまだ頑張って咲いています。


やがて、臥雲橋です。ここから見上げる紅葉はあまりにも美しい景色です。この時期も青紅葉が素晴らしいです。彼女もうっとりです。(注:私の彼女ではありません。)


臥雲橋から通天橋を見上げます。


華頭窓が美しい禅堂です。東福寺は京都五山のひとつで、鎌倉時代に創建されました。


秋は行列ができる通天橋ですが、日曜日とは言え、さすがにそこまではいきません。


通天橋からの眺めです。


秋の紅葉を想像してください。


下に見えるのが臥雲橋です。


秋も素晴らしい景色でしょうが、この時期の青紅葉もいいものです。


※訪問日 5月21日

※昨日、パソコンを買い換えました。Vistaでしたが、「これ以上使うと危険」と出ていたので仕方なくです。写真の編集にはiMacがいいと聞いていたので、無謀にも買ってしまいました。慣れないパソコンでの作業なので時間がかかりますが、ボチボチやっていきます。

万博公園をぶらり(日本庭園の巻)

2017-05-21 19:11:55 | 花めぐり
5月19日に訪れた万博公園の花巡りも、今回でおしまいです。バラにルピナスとカラフルで派手な花を見てきましたが、今回は、ちょっと地味な花たちです。
日本庭園の「はす池」には、スイレンが咲いていました。


睡蓮と言えば、クロード・モネの絵を思い出すのですが、ちょっと絵に描かれた景色とはちがいました。


ちょっと離れたところに咲いていたので、望遠レンズの出番でした。


今回の望遠レンズの出番はここだけでした。けっこう歩いたので重たかったです。


「はす池」のとなりにある「花しょうぶ田」の菖蒲は、まだ咲いていませんでしたが、キショウブだけが咲いていました。


ここからは名もない野草です。(本当は名前があるのでしょうが、私が知らないだけでしょうね。)


「♪野に咲く花の名前は知らない だけども野に咲く花が好き


ぼうしにいっぱいつみゆけば なぜか涙が涙がでるの」


これは、ザ・フォーク・クルーセダーズが歌っていた「戦争は知らない」という歌です。寺山修司が作詞したんですよ。


知らない野草を見ると、いつも口ずさんでいます。


これは、コデマリです。名札があったので分かりました。いちおう目立つ植物には名札が付いているのですが、雑草のような花には付いてないようです。


万博公園も間もなく菖蒲、そして、紫陽花が咲き出します。次は、紫陽花の頃行きたいと思っています。

※ついにパソコンの寿命が来たようです。明日、買い換える予定ですが、うまく接続できるといいのですが…。

万博公園をぶらり(ルピナスガーデンの巻)

2017-05-20 19:38:55 | 花めぐり
ルピナスガーデンにやって来ると、まるで北海道のような風景が広がっていました。(北海道で見たことは、ないのですが…。)


色とりどりのルピナスの花園です。


蜂さんもやって来ました。


ところで、ルピナスって聞くと、パルナスを連想してしまいます。


昔、パルナスという店が戎橋のたもとにあって、ピロシキを食べた記憶があります。


CMソングも覚えていますよ。「♪パルナス、パルナス、モスクワの味」だったような。


かなり話が逸れましたね。ピルナスは花の咲き方から「ノボリフジ」と言われるそうです。ホットリップスも咲いていました。(タカさんありがとうございます。)


たしかに逆さにすると、藤の花のようですね。


天気が良いのはいいですね。「光と影」がはっきりとしていました。


こんなルピナスの花園を見たのは、はじめてでした。(毎年、万博公園に来てたのに…。)


※訪問日 5月19日