1月末、90歳の誕生日を前に、母は大量の吐血と下血をして救急病院に運ばれた。すぐに姉妹に連絡して病院に詰めた。
点滴を自分で外したり、少し良くなると深夜はいはいをする不良老女だった。半月ほどで、ハンサムな先生や優しい看護士さんたちのお陰で、退院できるまでになった。
「大変御迷惑をおかけしました。ありがとうございました」
「とっても楽しかったですよ。帰るのね。寂しくなります」
母はここでも、皆さんに愛されていたようだ。
家では、しだれ梅が母の回復を祝うように咲き誇っていた。
阿久根市 別枝由井(66) 2007/2/28 毎日新聞鹿児島版掲載
写真はよっちゃんさんからお借りしました。
点滴を自分で外したり、少し良くなると深夜はいはいをする不良老女だった。半月ほどで、ハンサムな先生や優しい看護士さんたちのお陰で、退院できるまでになった。
「大変御迷惑をおかけしました。ありがとうございました」
「とっても楽しかったですよ。帰るのね。寂しくなります」
母はここでも、皆さんに愛されていたようだ。
家では、しだれ梅が母の回復を祝うように咲き誇っていた。
阿久根市 別枝由井(66) 2007/2/28 毎日新聞鹿児島版掲載
写真はよっちゃんさんからお借りしました。