「まあだだよ」の年ごろに近づいた私にも新年が来た。
気持ちも若やぐ。この機に生活の巻き直しをしないと、見送った多くの親しい人たちに申し訳ないと思う。
物忘れくんは日々訪れ、付き従ってくれている。でも、焦ることもあるまいと思うし、出来ることを考えたいと思う。
平凡かもしれないが、より多くの本を読みたいと思う。若いころの積み残しが山とあるのだから。テレビは消して。
唐の詩人、陳子昂(ちんすごう)は「前に古人を見ず」と詠んだ。でも私は古人を前に見たい、と思う。
ボランティアを続けながら。
出水市 松尾 繁(73) 2009/1/3 毎日新聞鹿児島版掲載
写真は粗茶さん
気持ちも若やぐ。この機に生活の巻き直しをしないと、見送った多くの親しい人たちに申し訳ないと思う。
物忘れくんは日々訪れ、付き従ってくれている。でも、焦ることもあるまいと思うし、出来ることを考えたいと思う。
平凡かもしれないが、より多くの本を読みたいと思う。若いころの積み残しが山とあるのだから。テレビは消して。
唐の詩人、陳子昂(ちんすごう)は「前に古人を見ず」と詠んだ。でも私は古人を前に見たい、と思う。
ボランティアを続けながら。
出水市 松尾 繁(73) 2009/1/3 毎日新聞鹿児島版掲載
写真は粗茶さん