正月の2日、3日は予定を入れずに必ず空けておくこと。これが子どもたちからの年末のお触れだった。これまで正月に寺を留守にしたことは一度もない。寺は法務員に任せ、猫の世話は幸い隣の奥さんが快諾してくださった。2日午後、案内されたのは宮崎の青島にある横文字のホテルだった。招待の趣旨は、2人とも古稀を過ぎるまで元気で生きていてくれていることに対する褒美だそうだ。孫たちにも囲まれた宴会は話題が尽きなかった。2次会は私どもの部屋に集まり、バレエを習いたての6歳の孫娘の独演で盛り上がった。本当に、だんだん。
志布志市 一木法明(73) 2009/1/28 毎日新聞鹿児島版掲載
志布志市 一木法明(73) 2009/1/28 毎日新聞鹿児島版掲載