「将棋をしようよ」と隣に住む孫がしつこく言う。そこで、未経験の私が、しぶしぶ相手をすることになる。
一念発起して、毎日1回は対局して覚えよう提案する。孫が勝てるのは唯一、私だけなので、将棋の本をプレゼントしてくれたりする熱の入れよう。彼の優越感をくすぐり、早く言えばカモにされているのである。
それでも、祖母の私が1回だけ勝ったことがある。勝ってもいいのかなあと思ったぐらい、あっさりと。
ところが最近、孫はテレビゲームに夢中で休局状態。将棋を忘れてしまいそうな私である。
霧島市 口町円子(69) 2009/1/31 毎日新聞鹿児島版掲載
写真はparusさん
一念発起して、毎日1回は対局して覚えよう提案する。孫が勝てるのは唯一、私だけなので、将棋の本をプレゼントしてくれたりする熱の入れよう。彼の優越感をくすぐり、早く言えばカモにされているのである。
それでも、祖母の私が1回だけ勝ったことがある。勝ってもいいのかなあと思ったぐらい、あっさりと。
ところが最近、孫はテレビゲームに夢中で休局状態。将棋を忘れてしまいそうな私である。
霧島市 口町円子(69) 2009/1/31 毎日新聞鹿児島版掲載
写真はparusさん