ぼくたちの旅では、食べる楽しみを度外視しては計画が立たない。そしてついに食べることが目的地になる。
中華料理を本場で食べようと向かった先が台北市。着いたその夜ホテルのレストランに陣取り、豚肉、鳥肉の炒め物でビールの乾杯。その後3日間中華三味となるが、期待の味とはちょっと違う。辛さは苦にならないが、独特の香辛料の香りと味付けの濃さが口に残る。日本の味、いや家内の味に順応した報いかしら。
でも異国情緒と至宝を目の当たりにした感動は、味覚に替えがたい味わいである。
志布志市 若宮庸成(70) 2010/5/25 毎日新聞鹿児島版掲載
中華料理を本場で食べようと向かった先が台北市。着いたその夜ホテルのレストランに陣取り、豚肉、鳥肉の炒め物でビールの乾杯。その後3日間中華三味となるが、期待の味とはちょっと違う。辛さは苦にならないが、独特の香辛料の香りと味付けの濃さが口に残る。日本の味、いや家内の味に順応した報いかしら。
でも異国情緒と至宝を目の当たりにした感動は、味覚に替えがたい味わいである。
志布志市 若宮庸成(70) 2010/5/25 毎日新聞鹿児島版掲載