夏の冷え対策として、「箱灸」行なった。その効果、必要性実感する。
ゴールデンウィークが終わる頃より自身の住む地方では冷房が当たり前となり、自身にとっては冷えに悩まされる季節となる。同時に、体調管理に気を使う季節ともなる。
本日の「夏の冷え対策」というのは、ひと昔前であれば奇妙な言葉、あり得ない言葉ではあるのだが、現在では、特別な言葉では無くなってしまっている。
それは、現象的にはクーラー(エ . . . 本文を読む
『目でみる脳 その構造と機能』に目を通した。手技療法術において、道具を使わないこと=素手の長所もあるのだと……。
解剖と生理の総復習、実質的には零からの学び直しを行なっている中で、「脳」というもののイメージがなかなかに描けないので、その一助とすべく、時実利彦の『目でみる脳 その構造と機能』(東京大学出版会)に目を通し『脳の話』(岩波新書)を読み始めている。
その『目でみる脳 その構造と機能』の . . . 本文を読む
ペンクリニックで万年筆の調整をしていただいた。いつもながらの早業に関心させられた。
今日は朝から、「腫瘍とは何か」の原稿を書いていたのだが、万年筆のインクの出が悪くペン先の調整が必要な様であったので、偶然、本日、ナガサワ文具で行われていた川口明弘氏のペンクリニックにうかがってペン先の調整をお願いした。
他に、少し引っかかりを感じていたもの、なんとなくではあるが書き味に滑らかさの無いものの、合わ . . . 本文を読む
「押し手」について考えると、全てに筋を通すということの大事性痛感する。
現在の鍼灸実技パートナーの同級生は手技療法術の経験のまったく無い、他職種からの鍼灸学校入学であるので、全ての身体に触れる技が雑で手荒である。
特にアルコールでの消毒操作と鍼術の「押し手」(鍼管を刺鍼する位置に固定する手)が手荒であるので、より具体的には手に力が入りすぎていて(力が入っていなくてしっかり拭けていない、鍼管が固 . . . 本文を読む
Τ先生の鍼灸実技の授業を受けた。自身の解剖の学びの不足を痛感させられる。
昨日は、Τ先生の鍼灸実技の時間であった。1回目の授業では、「どんな深さで何に対して鍼を打っているのかを分かっていなければならない!」として、皮膚・筋肉の簡単な解剖の講義の後に、エコーを使って実際に打った鍼がどこにあるのかを見せていただいた。
「ずっとそういうことをやるのか?」と勝手に思っていたら、昨日の2回目の授業では、 . . . 本文を読む
体調不良時の仕事=施術、達人レベルの施術の修得の絶好の機会と捉えて取り組んだ。
一昨夜の電車ストップから深夜の二時間の歩きのゆえに三時間余の睡眠時間しか確保できなかったので、腰の古傷が痛み、全身の重さ等があって……要するに昨日は睡眠不足の体調であった。
しかしながら、何事でもそうであるが自身の職業として行なっていくとなると通常は1年365日(日曜祝日以外は)、余程のことが無い限りは休めないとい . . . 本文を読む
S先生の鍼灸実技。鍼灸界の沢山宗海であると……。
本日、S先生より初めて鍼灸実技のご指導いただいた。まず、「脈診ほど当てにならないものは無い!」それゆえに、「脈診に頼ることをやめていただきたい。」として授業を始められた。
「鍼灸の診断法で一番当てにならない、行う術者によって様々に違ってしまうのが脈診である。そんな客観性の無い診断法を診断のメインにして良いはずが無い!」とも述べられ、それに代わる . . . 本文を読む
鍼灸学校も本日より新たな年度となり、国試までの時間も残り10ヶ月余となった。鍼灸学校の環境も国試へ向けての、「絶対に落ちることの許されない」との雰囲気が醸しだされている。
せっかくの機会であるからこの雰囲気に乗って、「生命賭け!」との認識へと自身を追い詰めての実力向上のための努力を、これからの10ヶ月余の間、成していきたいとの決意でいる。
具体的には、まず、『看護の生理学シリーズ』『ナースが視 . . . 本文を読む
「ラジオ体操」おこなった。全体としての施術の大事性実感する。
2〜3日前より、右肘の違和感あり強く曲げると痛みがあった。おそらくは、「光視症+飛蚊症に対しての医者の半月程は激しい運動は控えるように」という処方を考慮しての頭部への衝撃のある運動を、つまりはまともな運動を2〜3日、控えていたがゆえにの、施術による肘の歪みが整えられないままに積み重なっていった結果としての、であると思う。
通常ならば . . . 本文を読む
ガラスの吸玉での治療試した。言ってみれば、ガラスの吸玉は技能で、ポンプ式は技術と思う。
先日、台湾在住歴のある患者さんから台湾での吸玉治療の話をうかがった。お灸をしてのその上での吸玉ということであった。昔々に中国で、今はポンプ式の抜罐(上海では吸玉を抜罐と呼んでいた)が主流だが、本当は火を使ってのガラスの抜罐が良いのだ!と聞いてもいたので、興味を持って試してみることにした。
そのガラスの吸玉、 . . . 本文を読む
指圧による条口→承山透刺を試している。その効果に驚かされている。
条口→承山透刺を自身で試して効果実感出来たので、腕が上がらない、痛みがある、痺れがある首が回らない、痛みがある等の患者に対してその効果試している。現在、5例に対して試して4例には、痛くて上がらなかった上肢が上げられるようになった等の効果があった。
また、効果があった患者の共通性として、コリ・ハリの流れ、分布がほぼ同じということ、 . . . 本文を読む
O先生の鍼の施術を受けた。上段の位の鍼術との思いした。
昨日、O先生(中医学の最高峰と言っていいかた、と紹介された)のセミナーに参加して、午前中は講義、午後から実際の施術をいただけるということであった。その機会に、「右腰の古傷とそれに伴っての反対側の腰の痛みと両足が冷えやすい」との自身の症状に対しての施術いただいた。
仰臥位で左右の下肢を運動させ、伏臥位で腰部を叩打して、「今はそんなに悪く無い . . . 本文を読む
n先生の施術を受けた、その中で按腹を解説付きで施術していただいた。按腹の意義について改めて考えた。
本日、自覚症状としては、「左腰、左大腿二頭筋、左膝内側に痛み。右腰の古傷の違和感、右天柱に違和感、圧痛、右手中指の鬱血した感覚。足の冷え。」があった。
それに対しての施術、立位での背部の視診、触診後の脈診で、「肺虚証かと思ったら、腎虚証ですね。」ということで始まった。
仰臥位で足の小指裏、に灸 . . . 本文を読む
七星論について学び実践することで、n先生の施術の意味するところがなんとなくではあるが、分かった様に思える。
『七星論入門』(編著 張瑚 監修 新城三六 浪速社)が手元に届いたので早速にざっと目を通した。内容については改めて、であるが、脊椎、足底に対する「七星」の配当では、第二頸椎、足の第四趾はともに金星であった。(また、金は東洋医学では肺である。)
そこで、前回のn先生の施術の最後に、第二頸椎 . . . 本文を読む
n先生の5回目の施術を受けた。「七星論」的治療の効果実感する。
一昨日は、朝から足が冷えた感覚があり、温めても腰の古傷のある右側だけいつまでも温まらず、右手指の冷えもある、の状態であった。加えて、時々腰の違和感があるということで、施術いただいた。
何時ものように、問診、望診、聞診、切診(立った状態で背部特に脊柱、仰向けに寝て脈診)。肺虚証ということで施術開始。
手の太陰肺経原穴の太淵、背 . . . 本文を読む