「第2章 東洋医学の人体の考え方」は、東洋医学の解剖生理である。と思う。それゆえ、この章の内容とその理解が、今後の東洋医学の学びの土台となって行くと考える。端的にまとめておきたい。
東洋医学では人体を大きく三つの構造として捉える。である。
は、気・血・津液、精・神。五臓に蔵され、かつ五臓を中心として体内を循行する。
は、五臓(六臓)を中心としての六腑、奇恒の腑、皮・骨・筋肉等々の、我 . . . 本文を読む
引き続き「3.臓腑経絡論」のまとめ、「(2)経絡の構成」から。ここ以降は、いわば経絡の解剖と生理が述べられている。(以下、『』内、要旨。)
『経絡は体内で臓腑と連なる経脈を中心に、そこから枝分かれした絡脈とさらに別れる孫脈とからなる。(経絡類の相互関係の図が添付されている。最後に画像で添付する。ブログ筆者。)』
『経絡の働きは要約すると以下の三つ。
①経絡は、循行上の臓腑 . . . 本文を読む