陰陽論とは世界の二重性を、陰陽として捉え返していったもの、と単純に捉えていいのだろうか?自身ではそのように捉えていたのだが......。
先日、陰陽論について一般的に説いたので、次は当然に具体で、との思いから、自身の事実を、例えば腰痛、例えば五十肩、例えば喘息......と、具体の事実を二重性で、陰陽論で捉え返していった。
ところが、そのなかで、必ずしも二重性→陰陽とはいかないものが出て来るこ . . . 本文を読む
すべての出来事を五行説で捉えられるのか?出来るとすればそれは何故か?
鍼灸(東洋医学)の世界の基本的なものごとの捉えかたには陰陽論のみならず「五行説」というものがある。(五行論と言わず五行説と言われているのは、現代東洋医学の世界では、五行が陰陽ほどに普遍性が無い、と思われているからであろうか)
五行説というのは、端的には、世界のすべてを「木(生)、火(長)、土(化)、金(収)、水(蔵)」の五つ . . . 本文を読む
示現流をはじめとして、薩摩(鹿児島)の文化には学ぶべきことがある、と思える。
実際に鹿児島まで行ってみて、その気候風土が、その大元にあるのだなあと思えた。
それだけでは無しに食もまた、薩摩文化を支えるものである、と思える。
それゆえに、どうせなら(現在、肉食の実験を行っている)、薩摩料理である「とんこつ」を試してみることにした。
本当の「とんこつ」は骨付きの豚バラ肉を大根、人参、コンニャク . . . 本文を読む
「陰陽論」というものは観念論的理論である、ということの自身の理解。
東洋医学のものの見方考え方の、もっとも基本的なものに「陰陽論」があるが、「陰陽論」はそもそも唯物論なのか観念論なのか?
「陰陽論」というものは、端的には世界を陰陽の二重性で捉え返して、見る、考える、扱う......ということである。
その起源?は、日の当たる場所と日陰との二重性に着目して、世界全体を同じく二重性で、陰陽で捉え . . . 本文を読む
このところ喘息の発作がある。大元を整えること=養生の大事性、必須性実感する。
この数日、軽くではあるが喘息の発作が起こっている。
お盆休みの鹿児島行以降、秋雨の時期になってまともに昼の鍛錬(足裏鍛錬、木登り等)が出来ていないことから、何よりも決定的なのは肉食を始めたことから、のであると思えている。(今度は逆に、肉食を止めて、昼の鍛錬をしっかりと行って、という実験を行っていく予定であるが.... . . . 本文を読む
実力試験で「約束」とは何かが問われた。自身の中国語の素養の無さ、その必要性痛感された。
先日の実力試験で以下のごとくの四択問題が出題された。(原文が手元に無いので、正確ではないが……)
「約束の失調による病態はどれか」
1:咳嗽
2:秘結
3:遺尿
4:転筋
問題を読んだ瞬間の思いは、「?」「「約束」って、何かの打ち間違い?」というものであった。しかしながら、実力試験なのでそこを質問 . . . 本文を読む
指圧の二重性について。
マッサージや指圧あるいは整体は、(鍼灸等の道具を使うものと違って)自身の手を使って直接に患者の身体に施術するものである。そして、手というものは、運動器官であると直接に感覚器官でもある。
それゆえに、見た目にはただ患者の身体を押している、あるいは揉んでいるであっても、実際にはそこには二重性がある。押すという運動と患者の身体の状態を感覚するということの二重性がある。
本来 . . . 本文を読む