アキ、かわいいなぁ(笑)。
ってか、彼女はビジュアルだけじゃなく、なんつーか、“しっかり者かわいい”(笑)。絶対、いいお嫁さんになれるし、絶対幸せになれるコだと思う。
笑いどころ1
アキ母「八軒くんは農家の長男なの?」
八軒「いえ、サラリーマン家庭の次男です」
アキ母・ギラリ
アキ「ばあちゃんだよ」
八軒「あ、お世話になります」
アキ祖母「え、なに? 一般家庭の次男?」 ギラギラリ
笑いどころ2
アキ祖父「え? 森ガールとか山ガールって、獣獲って食って生活してんでねぇの?」
アキ「じいちゃん、ちょっと黙ってようね」
アキ一家はもちろん、荒川センセの描くキャラはみんなどっかとぼけた感じがして好き(笑)。
ダークファンタジーなハガレンだって、そういうトコあったもんね。キングブラッドレイでさえ、ちょっとすらっとぼけた感が。
アキのじいちゃんがいってた、
「君の人生、全部教科書に書いてあんのかい?」
は、ちょっと心に突き刺さったなぁ。
これ、いいおっさんになったいまでもギクッとするわ。
そうだよなぁ、最初からやり方がわかっていることなんて、人生においてはごくごく稀で、それゆえに「わからないなりにも何とかやってみせる」「とにかく動き出さなければ始まらない」ってことなんでしょうね。
本田宗一郎がいってた、
「失敗を恐れるな。失敗を恐れるあまりなにもできなくなることを恐れろ」
っていうのは、たとえオレらのような凡人(にも達してませんが、私の場合/笑)でも、いや、オレらのような人間こそ、日ごろから心がけて実践しなければならないことなんでしょうね。
荒川作品は、エンターテイメントとしてもおもしろいだけでなく、時折、学ばされたりもするから油断ができん。
そして、八軒くんも、なんだかんだで、あれこれ必要以上に悩みながらも、最後には行動に移すから好感が持てる。
続きが楽しみです。あー、早く3巻でないかな~。
どーでもいいけど、この作品読んでると、やたらと食欲がわいてしまう(あー、ジンギスカン食いてぇ、あー、おにぎり食いてぇ/笑)。