あ、一応、
ネタバレ注意で。
ってわけで、無限の住人を見てきました。
まあね、
「キムタクは、なにを演じてもキムタク」なのは、いまに始まったことではないんで、
その辺はとくに気にせずに楽しめましたね(笑)。
そうはいっても、キムタクにしては役に寄せてきてる、っていうか、彼なりには万次になりきれてたとは思うけどね。原作をほとんど読んでないオレがいうのも何ですが(笑)。
ヒロイン・浅野凛(あさのりん)役の杉咲花は、いい女優さんになるわ。ホントにいい演技してたと思う。
って、この人、すでに売れてんだってね。オレが知らなかっただけで(笑)。
ストーリーとしては、(オレは原作の6巻まで読んだんですが)ほぼ原作に沿った内容だったと思います。
いや、原作のクオリティが高いだけに、普通におもしろかったですよ。ただ、万次と凛の間に絆が構築されていくのが、ちょっと早すぎた気もしますかね。
物語が始まってすぐに、互いに互いのことを気にかけるようになってました。まあ、尺の問題があるから、しょうがないけどね。
それと、万次と逸刀流の面々との戦いもね、それぞれをもうちょっと長く見たかったかな。黒衣鯖人(くろい さばと。北村一輝)戦、凶泰斗(まがつ たいと。満島真之介)戦、閑馬永空(しずま えいくう。市川海老蔵)戦なんかはもちろん、とくに槇絵(まきえ)戦。
乙橘槇絵(おとのたちばな まきえ)役の戸田恵梨香が、これまた、意外と槇絵という役に寄せてきてたこともあって、もうちょっと、彼女による槇絵のアクションを楽しみたかった、というか。
まあ、槇絵自身は、ラストバトルでも出てきてくれたんで、いいかな、と。ただし、槇絵はラスト・・・
あ、槇絵といえば、彼女に軽く嫉妬する凛(笑)。ただね、この映画版では、「あんなおばさんのどこがいいのよ」といった台詞を口にしただけだったんだよね。
原作では、
左右の手の人差し指をそれぞれ、自分の口の中に突っ込み、唇の端と端とを引っ張ったうえで、「アカンベー」
だったんですが、これを杉咲さんに再現してほしかった・・・(彼女がやっても、かわいくなったでしょう/笑)。
「凛のかわいかったトコ」というと、「万次を援護しようと、彼の背後から苦無を投げたはいいが、ひとつだけ万次のケツに当たって、『ごめんなさい!』」(笑)。
でも、これは直後の伏線になったりもしてます。
凛が、市川隼人演じる尸良 (しら)に攫われてね、万次が追いついたまではよかったんですが、尸良は凛の両手を縛っていてね。で、
尸良「武器を捨てろ」
↓
万次、渋々、すべての得物を捨てる。
↓
ただし、凛が投じた苦無(自分のケツに刺さったやつね)だけを隠し持っていた万次が、それを凛の頭上目がけて投じることで、彼女を縛っていた縄を切り、これによって、凛が脱出。
↓
万次、尸良との戦闘が可能になり、最後には尸良を討つことに。
って感じにつながってます。
ラスボス(形のうえでは、万次と共闘もしましたが)は、やはり天津影久(あのつ かげひさ。福士蒼汰)。
クールな美形悪役に仕上がっていましたね。ただ、原作では終盤まで万次と戦い続けるようですが、この映画ではラストに万次に敗れ、凛の手にかかって、命を落とします。
で、万次のほうも瀕死の重体でしたが、凛の呼びかけにより、意識を戻したトコでエンディング。
あ、そうそう、キムタク万次も原作の万次同様、
常に苦戦してました。
もう、「何回死んでんだよ?」いいたくなるくらい(笑)。槇絵戦も、原作どおり、彼女の勝利といえるでしょう。
って、それが万次の、そして「無限の住人」という作品自体の魅力でもあるんだろうけどね。単純に「強さのインフレ」を防止できるし、なにより、主人公は苦戦してなんぼですよ(笑)。
いや、充分におもしろかったですよ。ただ、続編はないと思います(笑)。
けど、仮にあるとしたら、完全にオリジナルになるんだろうけど、「万次と同じ境遇である永空に死をもたらした毒薬を求め、万次と凛が旅を続ける」なんて話でもいいかもね。
原作では、「万次は生き続け、凛は寿命で」ってことになったらしいけど(万次は凛の子孫と会えたらしいけど)、オリジナルでやってもいいんじゃないかな。万次と凛が結ばれたっていいと思う。数年後には、凛役の杉咲さんも、いい感じで大人の女性になってるだろうし(笑)。
キムタクはキムタクで、若さをキープできるでしょう。
まあ、原作ファンは不快に思うかもしれんが、オレはそういう続編も見てみたいぞ(笑)。
アニメ版も、機会があったら、見てみようかな。
おまけ
映画館にしんちゃんがおった(笑)。
ネタバレ注意で。
ってわけで、無限の住人を見てきました。
まあね、
「キムタクは、なにを演じてもキムタク」なのは、いまに始まったことではないんで、
その辺はとくに気にせずに楽しめましたね(笑)。
そうはいっても、キムタクにしては役に寄せてきてる、っていうか、彼なりには万次になりきれてたとは思うけどね。原作をほとんど読んでないオレがいうのも何ですが(笑)。
ヒロイン・浅野凛(あさのりん)役の杉咲花は、いい女優さんになるわ。ホントにいい演技してたと思う。
って、この人、すでに売れてんだってね。オレが知らなかっただけで(笑)。
ストーリーとしては、(オレは原作の6巻まで読んだんですが)ほぼ原作に沿った内容だったと思います。
いや、原作のクオリティが高いだけに、普通におもしろかったですよ。ただ、万次と凛の間に絆が構築されていくのが、ちょっと早すぎた気もしますかね。
物語が始まってすぐに、互いに互いのことを気にかけるようになってました。まあ、尺の問題があるから、しょうがないけどね。
それと、万次と逸刀流の面々との戦いもね、それぞれをもうちょっと長く見たかったかな。黒衣鯖人(くろい さばと。北村一輝)戦、凶泰斗(まがつ たいと。満島真之介)戦、閑馬永空(しずま えいくう。市川海老蔵)戦なんかはもちろん、とくに槇絵(まきえ)戦。
乙橘槇絵(おとのたちばな まきえ)役の戸田恵梨香が、これまた、意外と槇絵という役に寄せてきてたこともあって、もうちょっと、彼女による槇絵のアクションを楽しみたかった、というか。
まあ、槇絵自身は、ラストバトルでも出てきてくれたんで、いいかな、と。ただし、槇絵はラスト・・・
あ、槇絵といえば、彼女に軽く嫉妬する凛(笑)。ただね、この映画版では、「あんなおばさんのどこがいいのよ」といった台詞を口にしただけだったんだよね。
原作では、
左右の手の人差し指をそれぞれ、自分の口の中に突っ込み、唇の端と端とを引っ張ったうえで、「アカンベー」
だったんですが、これを杉咲さんに再現してほしかった・・・(彼女がやっても、かわいくなったでしょう/笑)。
「凛のかわいかったトコ」というと、「万次を援護しようと、彼の背後から苦無を投げたはいいが、ひとつだけ万次のケツに当たって、『ごめんなさい!』」(笑)。
でも、これは直後の伏線になったりもしてます。
凛が、市川隼人演じる尸良 (しら)に攫われてね、万次が追いついたまではよかったんですが、尸良は凛の両手を縛っていてね。で、
尸良「武器を捨てろ」
↓
万次、渋々、すべての得物を捨てる。
↓
ただし、凛が投じた苦無(自分のケツに刺さったやつね)だけを隠し持っていた万次が、それを凛の頭上目がけて投じることで、彼女を縛っていた縄を切り、これによって、凛が脱出。
↓
万次、尸良との戦闘が可能になり、最後には尸良を討つことに。
って感じにつながってます。
ラスボス(形のうえでは、万次と共闘もしましたが)は、やはり天津影久(あのつ かげひさ。福士蒼汰)。
クールな美形悪役に仕上がっていましたね。ただ、原作では終盤まで万次と戦い続けるようですが、この映画ではラストに万次に敗れ、凛の手にかかって、命を落とします。
で、万次のほうも瀕死の重体でしたが、凛の呼びかけにより、意識を戻したトコでエンディング。
あ、そうそう、キムタク万次も原作の万次同様、
常に苦戦してました。
もう、「何回死んでんだよ?」いいたくなるくらい(笑)。槇絵戦も、原作どおり、彼女の勝利といえるでしょう。
って、それが万次の、そして「無限の住人」という作品自体の魅力でもあるんだろうけどね。単純に「強さのインフレ」を防止できるし、なにより、主人公は苦戦してなんぼですよ(笑)。
いや、充分におもしろかったですよ。ただ、続編はないと思います(笑)。
けど、仮にあるとしたら、完全にオリジナルになるんだろうけど、「万次と同じ境遇である永空に死をもたらした毒薬を求め、万次と凛が旅を続ける」なんて話でもいいかもね。
原作では、「万次は生き続け、凛は寿命で」ってことになったらしいけど(万次は凛の子孫と会えたらしいけど)、オリジナルでやってもいいんじゃないかな。万次と凛が結ばれたっていいと思う。数年後には、凛役の杉咲さんも、いい感じで大人の女性になってるだろうし(笑)。
キムタクはキムタクで、若さをキープできるでしょう。
まあ、原作ファンは不快に思うかもしれんが、オレはそういう続編も見てみたいぞ(笑)。
アニメ版も、機会があったら、見てみようかな。
おまけ
映画館にしんちゃんがおった(笑)。