マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

銀魂(実写映画)

2017-08-07 18:43:05 | 映画
あ、一応、

ネタバレ注意で。

銀魂(実写映画)を見てきました。
ストーリーは、紅桜編です。
まあ、この紅桜編自体がおもしろいシリーズだったんですよね。
ってか、このシリーズか吉原編で終わってたら、銀魂は名作だったかもしれません。昭和のマンガだったら、ここで終わってたでしょう。で、「銀さん二世」的なキャラを主人公として新作、それがあまり売れずに「銀魂2」(笑)。
別に嫌味いってるわけじゃないですよ。アマチュアではあるものの、オレも物語を書いているんで、何となくわかる気がするんですが、作家によって、好きな主人公像やヒロイン像ってあるんですよ。感情移入できるヒーロー、ヒロインね。
このため、新作でも似たようなキャラを起用しがちになるんですが、それをやると、読者が厭きてシラケちゃうんですよね。かといって、差別化のために、新作で全く異なる主人公なんかを書こうとすると、作者自身がやる気をなくす。
まあ、難しいトコですよね(笑)。

話はそれましたが、この映画、私としてはストーリーも楽しみではありましたが、なにより、ギャグ、小ネタを期待してました(笑)。まあ、大よそ期待どおりだったかな。
まず、OPで、





GTO(ドラマ)のOP曲(POISON)モロパクリの曲を熱唱する小栗旬(笑)。



そういや、出てたもんね(笑)。菅田正暉演じる新八が、「微妙に下手な感じで歌うトコまで、真似すんな!」みたいなツッコミ入れてたのに笑った(笑)。
カウントダウンTVのパロディもよかったですね。
カブトムシ狩りを実写映画でやるとは思わなかったなぁ。近藤さんが全身に蜜を塗りたくって、森の中で、ほぼ全裸で突っ立ってるトコも再現しててね。って、中村勘九郎になにやらせんだよ(笑)。
まあ、一番笑ったのは源外庵での銀さんと源外(ムロツヨシ)とのやりとり。





シャアザクに笑った(笑)。



銀さんが、高杉らの船に乗り込む直前、なんかいい武器がないか、源外に相談にいった際でね。シャアザクを見た銀さんが、





「これ欲しい! これなら勝てる!」



ってね(笑)。そりゃ、これ一機で何とかなっちゃうよな(笑)。
で、直後、持ち主が現れてね。もちろん、あのマスクと赤い軍服で(笑)。
この持ち主さん、どうせなら池田秀一をキャスティングしてほしかったなぁ(笑)。元々は俳優だし。
ほかに印象に残ったのは、お妙さんの顔芸かな。長澤まさみの変顔を拝めるとは(笑)。
あと、全裸で素振りする近藤さん(笑)。中村勘九郎にボカシ入れるなって(笑)。

キャストとキャラのシンクロ率は、結構高かったですよ。小栗旬の銀さんも、菅田正暉の新八も、橋本環奈の神楽も、また、ほかのキャストたちも。
原作はもう10年近く読んでないオレでも、紅桜編辺りはわかる。
ただ、橋本環奈はちょっとぽっちゃりしすぎだったかな。少なくとも、神楽を演じるには太りすぎ。ってか、橋本環奈って、もっと華奢なイメージがあったんだが(警視庁いきもの係では、ぽっちゃりな印象もないんだが/笑)。
逆に、菜々緒のまた子は、思ってたよりキャラが乗り移ってたな。菜々緒って、意外と器用なタイプの女優さんなのかも?
ってか、お腹とおみ足が・・・眼福でした(笑)。
オレ的にMVPは長澤まさみ。



この人のお妙さんは、





「半分は長澤まさみ、半分はお妙さん」



って感じがしたんですが、それがいい方向に作用してたような気がする。彼女なりのお妙さんと、原作のお妙さんが、いい感じでブレンドされてたっつーか。
その長澤まさみのおみ足も、眼福でした(笑)。大怪我した銀さんを看病したとき、銀さんが無理に起き上がろうとして、それを止めるために薙刀を彼の股間の直前にぶっ刺したときね(笑)。

アクションも見応えありました。
小栗旬はさすがだね。「CRISIS」のときもよかったし、ちょっと前だと実写版ルパン三世(いや、オレは楽しめたよ/笑)のときも然り。
ほかのキャストさんたちも、よかったです。ただ、橋本環奈は・・・「また子の弾丸、何発か当たってんじゃない?」思っちゃったけど。

あ、ちょっと橋本環奈に対して辛口なこと書いてきたけど、オレは別に彼女のこと嫌いじゃないっすよ(笑)。むしろ、かわいいと思ってるし。
それと、エリザベス役の山田孝之は、声だけでした(顔出しはなかったような気がする/笑)。
コメント
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