マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

プロ野球 オレが選ぶ歴代ベストナイン

2018-02-11 11:02:34 | スポーツ
爆笑問題が司会の「プロ野球総選挙」ってのが、正月にやっててね。まあ、そのパクリみたいなもんです(笑)。
あくまで、





オレが選ぶベストナインですので。



それと、DHは考慮してません。というのも、プロのエース級のピッチャーは皆、バッティングがよく、もちろん頻繁に打てるわけではないものの、その意外性がおもしろいこともあってね。
あと、80年代前半から90年代後半までね。オレが野球を見てた時期(90年代後半から怪しくなってきたが/笑)。2000年代以降のプロ野球は、ほとんどわからん(笑)。
所属チームについて、外国人選手は日本における主なもののみです。

ってわけで、まずは80年代前半(80~84年)から。

投手 江川卓(阪神、巨人)
捕手 山倉和博(巨人)
一塁手 落合博満(ロッテ、中日など)
二塁手 篠塚利夫(巨人)
三塁手 掛布雅之(阪神)
遊撃手 石毛宏典(西武)
外野手 福本豊(阪急)、山本浩二(広島)、田尾安志(中日、西武など)  

打順にするなら、こんな感じ。
1 8 福本
2 6 石毛
3 5 掛布
4 3 落合
5 7 山本
6 9 田尾
7 4 篠塚
8 2 山倉
9 1 江川

ピッチャーは江川でしょ。オレが初めてプロ野球に触れた際の、巨人の大エースでしたからね。スター性という意味でももちろん(このころはまだ、ダーティなイメージも強かったけど)、数字のうえでも文句ないかな。
よく「江川の球が最も速かったのは高校時代だ」なんていわれたりもしますが・・・同僚の山倉や鹿取は「プロに入ってからが一番、速かった(山倉)」「江川さんは最後まで速かった。球速が衰えたと思ったことはなかった(鹿取)」なんていってましたね。
それと、高木豊が「大谷の160km/hはバットに当てられることが多いが、江川さんの150km/hはバットに当たらなかった」みたいなことを。
まあ、高木のコメントは思い出が美化されている部分、あるいは、先輩である江川に気を使ってる部分もあるでしょうが、ともかく、たしかに江川のまっすぐは威力がありましたからね。
オレが見てた限りでは、江川の球速は、当時のスピードガンがアテにならないことも含めれば、まあ、150km/h代前半ってトコでしょうね。大谷はもちろん、同時代の速球派の投手たちにも及ばない。
ただ、よくいわれることだけど、江川のまっすぐは初速と終速の差が小さいんだよね。
ピッチャーの投げる球なんて、地球に重力がある以上、どんなに速い人のまっすぐでも、キャッチャーのミットに収まるまでに落下していきます。それが前述の「初速と終速の差」です。
ただ、江川の場合、その差が小さいので、バッターの目からは「落差がないどころか、ポップしてるようにも見える」と。まあ、「ポップするように」というのはオーバーな表現でしょうが、それに近い、ほかの投手とは異なる感覚が、バッターにはあったんでしょう。
ってか、小難しいことはともかく、江川が空振り取るシーンには、単純に爽快感があった。Youtube辺りでご覧いただければ、わかるかと思われます。
それと、江川の場合はバッティングも見てて楽しかった(笑)。めっちゃ、バッティングよかったんで。記憶がたしかなら、1シーズンでホームランを3本打った年もあったんじゃないかな? そのうちの1本なんて、広い甲子園のラッキーゾーンを越え、レフトスタンドにぶち込んでた気も(笑)。
ほかの選手は・・・落合はサードやセカンドもやってたけど(じつは守備も上手い)、まあ、ファーストで選出。
もし、DHを入れるとしたら、田淵幸一(阪神、西武)ですね。この人のホームランを生で見たこともあって。
日ハム対西武(当時、ハムの本拠地は後楽園)を観に行った際、レフトスタンドの二階席だったんですが、狭い後楽園とはいえ、もう全盛期は過ぎてたこの人が二階席の直前まで運びましたからね。

続きましては、80年代後半(85~89年)。

投手 工藤公康(西武、ダイエーなど)
捕手 伊東勤(西武)
一塁手 ランディ・バース(阪神)
二塁手 辻発彦(西武)
三塁手 落合博満(ロッテ、中日など)
遊撃手 池山隆寛(ヤクルト)
外野手 秋山幸二(西武、ダイエー)、平野謙(中日、西武)、ウォーレン・クロマティ(巨人) 

打順にするなら、こんな感じ。
1 4 辻
2 9 平野
3 3 バース
4 5 落合
5 7 クロマティ
6 8 秋山
7 6 池山
8 2 伊東
9 1 工藤

なんとなくですが、一挙に重量打線になった気も(笑)。バース、落合、クロマティのクリーンナップなんて、歴代最高かも(笑)。
秋山、池山も、長打力がありましたからね。
何気に、工藤もバッティングよかったですよね。江川と違って、DH制であるパ・リーグの投手でありながら(笑)。

続いて、90年代前半(90~94年)。

投手 斎藤雅樹(巨人)
捕手 古田敦也(ヤクルト)
一塁手 清原和博(西武、巨人など)
二塁手 辻発彦(西武)
三塁手 松永浩美(阪急、オリックス)
遊撃手 池山隆寛(ヤクルト)
外野手 イチロー(オリックス、マリナーズなど)、秋山幸二(西武、ダイエー)、佐々木誠(ダイエー、西武)

打順にするなら、こんな感じ。
1 9 イチロー
2 4 辻
3 5 松永
4 3 清原
5 8 秋山
6 7 佐々木
7 6 池山
8 2 古田
9 1 斎藤

ピッチャーはね、「瞬間最大風速」でいえば、伊藤智仁(ヤクルト)、あるいは、日本人メジャーリーガーのパイオニアという意味で野茂英雄(近鉄、ドジャースなど)になるんでしょうが・・・(とくに、伊藤は半端なかった)
「高いレベルで、安定して勝ち星や防御率が計算できる」「完投能力」という意味で、斎藤にしました。
巨人ファンとしては、この時期の斎藤は20勝した89,90年よりも、よっぽど安心して見てられたというか、斎藤が投げる日の初回に1点でも取ろうものなら、「ああ、今日は勝ったな」って感じでしたからね(笑)。
それにこの斎藤、バッティングもバントも上手かったですからね。江川も工藤も上手かったですが、テクニックという意味では斎藤のほうが上かも。
ファースト(四番)は落合か清原か、あるいは石井浩郎(近鉄、巨人など)で迷ったけど・・・まあ、よりチームの優勝に貢献した(彼が無冠に終わったのは、これも影響してると思う)清原でしょうね。
外野は、なにはともあれ、イチロー。走行守、どれをとっても、まさに天才
キャッチャーは古田でしょう。リード、肩だけでなく、バッティングもよかったし(オッケーイ!)

最後に、90年代後半(95~99年)。

投手 松坂大輔(西武、レッドソックスなど)
捕手 古田敦也(ヤクルト)
一塁手 ペタジーニ(ヤクルト)
二塁手 ローズ(横浜)
三塁手 中村紀洋(近鉄、オリックスなど)
遊撃手 石井琢朗(横浜、広島)
外野手 イチロー(オリックス、マリナーズなど)、松井秀喜(巨人、ヤンキースなど)、高橋由伸(巨人)

打順にするなら、こんな感じ。
1 8 イチロー
2 6 石井
3 3 ペタジーニ
4 7 松井
5 5 中村
6 9 高橋
7 4 ローズ
8 2 古田
9 1 松坂

ピッチャーは、巨人と西武だけになっちゃいましたね(笑)。
それでも、松坂でしょう。いまとなっては、先発完投は無理でしょうが、それでもがんばってほしいですね。
二番に石井はもったいない気もするけど・・・この面子の中ではね。
四番は松井でしょうね。スラッガーなうえに、率もいいですからね。そりゃ、メジャーで通用しますよ。
あと、仮にストッパーを入れるなら、90年代前半、後半は、佐々木主浩(横浜、マリナーズ)でしょうね。短いイニング限定なら、ここ2,30年のプロ野球ではNo.1かもしれません。

2000年代以降はわからん(笑)。いや、やろうと思えばできるかもしれんけど・・・
最近だと、ピッチャーは田中将大、前田健太、菅野智之なんかが好きですね。野手は坂本勇人、山田哲人、内川聖一辺りですかね。
コメント
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