マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

「カグラ舞う!」1巻と「僕らはみんな河合荘」11巻

2018-08-21 17:17:41 | マンガ
カグラ舞う! 1巻


表紙だけ見ると、和風ホラーともとれますが、神楽舞いをテーマとした日常系4コマです。
簡単にいっちゃえば、「東京で生まれ育った少女・神楽が、父親の仕事の都合で、両親の故郷である広島県の片田舎へ移り住む。そこで出会い、高校の先輩になるの舞いに(ってか、異性としても)一目惚れする神楽。それでも、自身の名前に反して神楽舞いには興味なかった彼女であったが、昴と、自身のいとこである那由多(なゆた。通称なゆ)に、半ば強引に誘われ、なし崩し的に神楽部に入部する」といったストーリーです。
神楽舞いと日常系ギャグを上手く融合させたような作風で、失礼ながら、普通に紹介するにはとっつきにくいであろう伝統芸能も、良質なギャグを交えることで、わかりやすくもなっています。
ギャグといっても、





人間や社会の汚い部分は排除された性質です(作者さんが意図したものかはわかりませんが)。



ある意味、奇面組的なギャグですかね。いや、奇面組のようなドタバタはありませんが、「人間や社会の汚い部分は排除されている」「友人関係、親類の関係が微笑ましい」「でも、個性豊かなキャラたちがおもろいやりとりを」という意味でね。
そういえば、神楽=唯ちゃんっぽい、なゆ=千絵ちゃんっぽい、ともいえなくもない・・・? (笑)
で、作者さんとしては「画力で勝負するタイプではない」みたいなこといってましたが・・・



神楽



なゆ

女の子キャラなんか、充分にかわいいと思うけどなぁ。
もうひとり、部員の


引っ込み思案で極度の人見知りですが・・・太玉命の面を被ると・・・(笑)。
この瞳ももちろん、神楽の母ちゃんなんかもかわいく描けてると思いますよ。

そんなわけで、今後が楽しみな作品であり、また、おすすめできる作品です。


僕らはみんな河合荘 11巻

完結なんで、久しぶりに買いました。
シロさんはある意味、女から見た場合の理想というか、女にとって都合のいい男だよな(笑)。
気分転換にどついても文句いわない。それどころか喜ぶ(笑)。自分のことを常にやさしく見守ってくれる。どんなにダメな部分を見せても、常に自分を肯定してくれる。そして、隠れイケメン(笑)。麻弓さんのような女には、シロさん以外はあり得ないだろうね。
いや、麻弓さんもめっちゃ、いい女なのよ。





黙ってれば(笑)。



ともかく、超絶美人です。ただ、あの人柄では、いくら女が有利な時代が続いているとはいえ、普通にしとったら、幸せにはなれんでしょう。シロさんがいてよかったですね(笑)。
その麻弓さんの友達である愛美さん・・・いいやね(笑)。オレが読んでない時期に出てきた人かな?


美貌はもちろん、ギャグっぽいことできるトコも(笑)。
この人は、美人すぎるトコを除けば、「等身大のアラサー女性」なのかもね。こういうキャラは、同世代の女作者にしか描けん。
主役である律っちゃんや宇佐くんについては・・・「ハッピーエンド、おめでとう!」としか(笑)。いや、嫌味ではないんだけど、「まあ、このふたりはハッピーエンドだろうな」というのは、作風からしてわかっとったんで。
女作者の場合、大どんでん返しも珍しくないのかもしれんけど、この人は男作者の作品顔負けのギャグセンスを持ってるし、あるいは男キャラ視点でも描ける人っぽいんでね。そういう人はこの手の作風では、そういうことやらないでしょう。
っつーか、





この作品は「律っちゃんと宇佐くんが、とにかくかわいい!」が、メインテーマですからね。


これでいいんでしょう(笑)。
まあ、なにはともあれ、お疲れ様でした。
コメント
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