アンゴルモア 元寇合戦記 10巻
この作品、メジャーになるちょっと前辺りに出会えたことは、うれしかったです。
そんなアンゴルモアも、この10巻で対馬編が終了。まあ、第一部・完みたいなもんですね。
名前のあるキャラはほとんど死んだけど、迅三郎と輝日は生き残りましたね。
迅三郎の大立ち回りについては、「蒙古軍としては九州進出のため、対馬を後にする頃合いだった」「対馬は充分、蹂躙したことにより、これ以上、命を張ってまで戦う気力はなかった」「そんな中、迅三郎というバーサーカーにより、味方が大量に殺され、頼みの劉復亨も彼に押されてしまった」 といったことで、戦意がなくっていたからね。迅三郎の武に完全に呑まれてしまった。ですんで、数では圧倒していたのに、彼ひとりを討ち漏らしたというか。
その後、蒙古軍の船上で、ウリヤンエデイが「あんなの(迅三郎みたいな奴)がウヨウヨしているなら、楽観できないぞ」なんて考えてましたが、
鎌倉時代の武士団は、“あんなの”ばっかです(笑)。
っていうか、江戸初期辺りまでは、日本の武士は狂気の塊です(笑)。
で、ラスト・・・自分と傍にいた者たちの中ではただひとり、無事だった輝日が、迅三郎の後ろ姿を確認して、完全に安心しきったがゆえの表情を浮かべてたトコもよかったですね。
まだ10代後半くらいの、それでも立場的にリーダーとして重責を抱えながら、颯爽として見せていた少女が、不意に「女」の部分を表した、って感じで。
これに対する迅三郎の返しも、彼らしくてよかった。
で、対馬編は終了。次巻からは博多編が始まるようです。
もちろん、楽しみではあるんですが・・・主人公とヒロイン、どうするんでしょうね?
まさか迅三郎と輝日が博多に駆け付けるわけないし・・・ってか、連続してオリキャラ(迅三郎は一応、モデルがいるようですが)をメインにするのもキツいかも。
このふたり以上のオリキャラなんて、1,2年のインターバルを置くなら、プロの、それも売れっ子作家さんなら作り上げることができるかもしれんけど、インターバルなしでは・・・
少弐景資を主役に? まあ、少弐になるかはわからんけど、次は実在人物でもおもしろいかもね。
新九郎、奔る! 1巻
伊勢盛時=北条早雲(以下、『新九郎』)を主人公としたお話です。ちなみに、新九郎自身は「北条」という苗字を名乗ってません。北条と称したのは、新九郎の子・氏綱の代から。
女系の傍流とはいえ、私にとってはご先祖様になるので、書かないわけにはいかない? (笑)
パトレイバー等の作者・ゆうきまさみが、新九郎の幼少時から描いています。
で、1巻はまだ、新九郎は子供。
オレら世代は、「北条早雲や斎藤道三は低い身分から成り上がった、まさに戦国時代の『下剋上』を体現した人物」みたいに習いましたが、最近の研究では両名とも「そこそこ以上の身分」だったことが解明されているようですね。
この作品においても、新九郎の伊勢家は室町幕府の役人であり、また、伊勢平氏の末裔として描かれています(実際、そうだったらしいです)。
まあ、新九郎の幼少期はそこまでメジャーな人物はいないせいか、また、非常にわかりにくい応仁の乱の権力争いを引きずっているせいか、この1巻はちょっと地味かつ難解かもしれませんね。
ただ、新九郎が大人になって、駿河へ下向し、やがて伊豆、相模を切り取る辺りが盛り上がるところでしょうからね。それを期待したいですね。
それと、新九郎の姉の伊都さんがかわいいんで、しばらくは彼女目当てでもいいかもしれません(笑)。
この人は「かわいいお姉さん」です。
ですんで、
現代語使ってても、ってか、ミサトさんみたいなこといってても、気になりません(笑)。
まあ、現代語は伊都さん以外のキャラも使ってるんで・・・そこはご愛敬でしょう(笑)。
この作品、メジャーになるちょっと前辺りに出会えたことは、うれしかったです。
そんなアンゴルモアも、この10巻で対馬編が終了。まあ、第一部・完みたいなもんですね。
名前のあるキャラはほとんど死んだけど、迅三郎と輝日は生き残りましたね。
迅三郎の大立ち回りについては、「蒙古軍としては九州進出のため、対馬を後にする頃合いだった」「対馬は充分、蹂躙したことにより、これ以上、命を張ってまで戦う気力はなかった」「そんな中、迅三郎というバーサーカーにより、味方が大量に殺され、頼みの劉復亨も彼に押されてしまった」 といったことで、戦意がなくっていたからね。迅三郎の武に完全に呑まれてしまった。ですんで、数では圧倒していたのに、彼ひとりを討ち漏らしたというか。
その後、蒙古軍の船上で、ウリヤンエデイが「あんなの(迅三郎みたいな奴)がウヨウヨしているなら、楽観できないぞ」なんて考えてましたが、
鎌倉時代の武士団は、“あんなの”ばっかです(笑)。
っていうか、江戸初期辺りまでは、日本の武士は狂気の塊です(笑)。
で、ラスト・・・自分と傍にいた者たちの中ではただひとり、無事だった輝日が、迅三郎の後ろ姿を確認して、完全に安心しきったがゆえの表情を浮かべてたトコもよかったですね。
まだ10代後半くらいの、それでも立場的にリーダーとして重責を抱えながら、颯爽として見せていた少女が、不意に「女」の部分を表した、って感じで。
これに対する迅三郎の返しも、彼らしくてよかった。
で、対馬編は終了。次巻からは博多編が始まるようです。
もちろん、楽しみではあるんですが・・・主人公とヒロイン、どうするんでしょうね?
まさか迅三郎と輝日が博多に駆け付けるわけないし・・・ってか、連続してオリキャラ(迅三郎は一応、モデルがいるようですが)をメインにするのもキツいかも。
このふたり以上のオリキャラなんて、1,2年のインターバルを置くなら、プロの、それも売れっ子作家さんなら作り上げることができるかもしれんけど、インターバルなしでは・・・
少弐景資を主役に? まあ、少弐になるかはわからんけど、次は実在人物でもおもしろいかもね。
新九郎、奔る! 1巻
伊勢盛時=北条早雲(以下、『新九郎』)を主人公としたお話です。ちなみに、新九郎自身は「北条」という苗字を名乗ってません。北条と称したのは、新九郎の子・氏綱の代から。
女系の傍流とはいえ、私にとってはご先祖様になるので、書かないわけにはいかない? (笑)
パトレイバー等の作者・ゆうきまさみが、新九郎の幼少時から描いています。
で、1巻はまだ、新九郎は子供。
オレら世代は、「北条早雲や斎藤道三は低い身分から成り上がった、まさに戦国時代の『下剋上』を体現した人物」みたいに習いましたが、最近の研究では両名とも「そこそこ以上の身分」だったことが解明されているようですね。
この作品においても、新九郎の伊勢家は室町幕府の役人であり、また、伊勢平氏の末裔として描かれています(実際、そうだったらしいです)。
まあ、新九郎の幼少期はそこまでメジャーな人物はいないせいか、また、非常にわかりにくい応仁の乱の権力争いを引きずっているせいか、この1巻はちょっと地味かつ難解かもしれませんね。
ただ、新九郎が大人になって、駿河へ下向し、やがて伊豆、相模を切り取る辺りが盛り上がるところでしょうからね。それを期待したいですね。
それと、新九郎の姉の伊都さんがかわいいんで、しばらくは彼女目当てでもいいかもしれません(笑)。
この人は「かわいいお姉さん」です。
ですんで、
現代語使ってても、ってか、ミサトさんみたいなこといってても、気になりません(笑)。
まあ、現代語は伊都さん以外のキャラも使ってるんで・・・そこはご愛敬でしょう(笑)。