志村けんさんがお亡くなりになりました。
70歳――たしかに、いつ亡くなってもおかしくはない年齢です。
そして、我々世代はいかりや長介さんの死も体験済みです。
ただ、それでも・・・長さんのときは、「天寿を全うした」といえるとは思いますが、志村さんはコロナ感染ですからね。
コロナがなければ、もう少し活躍を見ることができたわけですからね。
形のうえでは畳の上で亡くなったことになりますが・・・天災によるものですからね。
ゆえに、余計に残念です。カトちゃん(加藤茶)が言った、
「コロナが憎い」
は、激しく同意ですね。コロナさえなければ・・・
私の世代は、「全員集合」が直撃した最後の世代かもしれません。
まあ、私や当時の友人連中なんかは、割かし早いタイミングで、「ひょうきん族」にシフトしてしまいましたが・・・ひょうきんが始まる前(小学校の低学年)は、クラス中の男子はみな、
「♪カ~ラ~ス~、なぜ鳴くの~ カラスの勝手でしょ~」
なんて、大合唱でしたし、ヒゲダンスなんかもよく真似しましたよ(笑)。
ってか、ひょうきん以降も、「ドリフ大爆笑」や「バカ殿」「だいじょうぶだぁ」は見てましたからね。
ですんでね、志村さんの死に際して、口の悪い奴なんかは、「おまえら、普段は志村けんのことなんか、まるで意識してなかったくせに」みたいなことを言ってたりしましたが、
志村けんやドリフは、30代後半より上の世代にとっては、「ひと昔前の、平和な日常」の象徴なんですよ。
「昔の日常」だから、普段は意識することなどない。けど、ふとしたときに思い出す――その思い出というか、「生ける思い出」が失われたわけでね。
そりゃ、ヘコみますよ。「子供のころの、平和な日常を思い出すきっかけになってくれる人を失った」、すなわち、「(こっちが大人になるにつれ、会う機会は減ったけど)やさしくておもしろい親戚の兄ちゃん、近所の兄ちゃんが亡くなったのと似たような感覚」なわけですから。
そういえば、上の「ひと昔前の~」は、中国のメディアが伝えたんだってね。
これはちょっとくやしい気もするな・・・いや、嫌中とかではなく、「本来なら、志村さんに直接、楽しませてもらった我々日本人が、思いつかねばならない表現」な気がしてね。
さっき、「ひょうきん族の台頭」みたいなことも書きましたが、全員集合とひょうきん族はね、決してライバルとかではない気がしてます。個人的には。
笑いの質が違うためです。
ひょうきんは、たけし、さんま、紳介らといった、「尖った人たちによる、毒や下ネタ、下世話なネタに特化した笑い」であって、その性質から若者向け。全員集合は「どちらかといえば、マイルドで牧歌的な笑い」って感じで、全年齢対象というか。
ちなみに、タモリなんかも、80年代は尖ってました(若い人たちにとっては、想像つかんかもしれんが/笑)。
ただね、上述の「性質」はあくまで目安というか、必ずしも当てはまるもんでもないんですよ。ひょうきんも人情話的なネタもやってたし、全員集合も毒や下ネタあったし。
ってか、志村けんはHでしたからね(笑)。
ドリフ大爆笑やバカ殿なんかは、ゴールデンでおっぱいが出てましたし(笑)。バカ殿なんか、
ゴールデンで「おっぱい神経衰弱」とかやってましたし(笑)。
エロいでしょ。充分な下ネタでしょ(笑)。ってか、ドリフも志村けんも、PTAから目の仇にされてましたよ。
まあ、そんなこんなでね、ホントに惜しい人を亡くしましたよね。
志村けんさん、楽しい時間、平和な日常をありがとうございました。慎んでお悔やみ申し上げます。
70歳――たしかに、いつ亡くなってもおかしくはない年齢です。
そして、我々世代はいかりや長介さんの死も体験済みです。
ただ、それでも・・・長さんのときは、「天寿を全うした」といえるとは思いますが、志村さんはコロナ感染ですからね。
コロナがなければ、もう少し活躍を見ることができたわけですからね。
形のうえでは畳の上で亡くなったことになりますが・・・天災によるものですからね。
ゆえに、余計に残念です。カトちゃん(加藤茶)が言った、
「コロナが憎い」
は、激しく同意ですね。コロナさえなければ・・・
私の世代は、「全員集合」が直撃した最後の世代かもしれません。
まあ、私や当時の友人連中なんかは、割かし早いタイミングで、「ひょうきん族」にシフトしてしまいましたが・・・ひょうきんが始まる前(小学校の低学年)は、クラス中の男子はみな、
「♪カ~ラ~ス~、なぜ鳴くの~ カラスの勝手でしょ~」
なんて、大合唱でしたし、ヒゲダンスなんかもよく真似しましたよ(笑)。
ってか、ひょうきん以降も、「ドリフ大爆笑」や「バカ殿」「だいじょうぶだぁ」は見てましたからね。
ですんでね、志村さんの死に際して、口の悪い奴なんかは、「おまえら、普段は志村けんのことなんか、まるで意識してなかったくせに」みたいなことを言ってたりしましたが、
志村けんやドリフは、30代後半より上の世代にとっては、「ひと昔前の、平和な日常」の象徴なんですよ。
「昔の日常」だから、普段は意識することなどない。けど、ふとしたときに思い出す――その思い出というか、「生ける思い出」が失われたわけでね。
そりゃ、ヘコみますよ。「子供のころの、平和な日常を思い出すきっかけになってくれる人を失った」、すなわち、「(こっちが大人になるにつれ、会う機会は減ったけど)やさしくておもしろい親戚の兄ちゃん、近所の兄ちゃんが亡くなったのと似たような感覚」なわけですから。
そういえば、上の「ひと昔前の~」は、中国のメディアが伝えたんだってね。
これはちょっとくやしい気もするな・・・いや、嫌中とかではなく、「本来なら、志村さんに直接、楽しませてもらった我々日本人が、思いつかねばならない表現」な気がしてね。
さっき、「ひょうきん族の台頭」みたいなことも書きましたが、全員集合とひょうきん族はね、決してライバルとかではない気がしてます。個人的には。
笑いの質が違うためです。
ひょうきんは、たけし、さんま、紳介らといった、「尖った人たちによる、毒や下ネタ、下世話なネタに特化した笑い」であって、その性質から若者向け。全員集合は「どちらかといえば、マイルドで牧歌的な笑い」って感じで、全年齢対象というか。
ちなみに、タモリなんかも、80年代は尖ってました(若い人たちにとっては、想像つかんかもしれんが/笑)。
ただね、上述の「性質」はあくまで目安というか、必ずしも当てはまるもんでもないんですよ。ひょうきんも人情話的なネタもやってたし、全員集合も毒や下ネタあったし。
ってか、志村けんはHでしたからね(笑)。
ドリフ大爆笑やバカ殿なんかは、ゴールデンでおっぱいが出てましたし(笑)。バカ殿なんか、
ゴールデンで「おっぱい神経衰弱」とかやってましたし(笑)。
エロいでしょ。充分な下ネタでしょ(笑)。ってか、ドリフも志村けんも、PTAから目の仇にされてましたよ。
まあ、そんなこんなでね、ホントに惜しい人を亡くしましたよね。
志村けんさん、楽しい時間、平和な日常をありがとうございました。慎んでお悔やみ申し上げます。
最後のコメディアンかもしれませんね。基本的にはコント一筋、MCやトークは片手間だったのかな。もちろん、楽しんでやってたとこもあるだろうけど。
最近の「ネタで出てきて、雛壇へ」って芸人や、少し前の「ネタで出てきて、MCへ」という芸人とも違う、あくまでコントがメインというか。
最も近いのがウッチャンかもしれませんが、彼はMCにも力注いでる感も(批判ではなく)。
そういえば、一時期、方向性に悩んてたウッチャンに、偶然出くわした志村さんが「コントで出てきた人なんだから、コントやらなきゃ」みたいなこと言って、ウッチャンが吹っ切れたみたいな話がありました。
その後、笑う犬でコントに戻り、以後は定期的に、精力的にコントもやるようになったウッチャンですが、なんかの番組で志村さんに礼をいったら、「覚えてないなぁ」と、志村さんが(笑)。
これも志村さんの人柄なのかな?
伝え聞く話では、物凄く謙虚な人ですよね。普段は寡黙らしいし。
「ホントに凄い人は誰に対しても謙虚」、まさにそういう方だったのかな。
近年ではバラエティ番組のMCなんかもやってますし、ドラマや映画への出演にも意欲的だったみたいですが、基本志村さんはコント一筋なんですよね。「いいとも」のテレフォンショッキングもゴルフを理由に断った…という有名な逸話もありますし、「鉄道員」で高倉健さんから直接声がかかるまでは映画などの出演依頼も全て断っていた…と言いますから、根本的にネタで知名度を上げ、ひな壇でトーク力のアピールをして最終的にMCやドラマ出演…という構図とは一線を画しているかと思います。
昨今ネット記事でも志村さんの人柄について色々逸話とかが語られていますが、個人的に凄いと思うのは大御所芸人にありがちな文化人気取りな発言とかが殆どなかったという点。そういうコメントを求められても「俺ごときが…」と返していた…という事。
大したことない奴に限って不必要に威張りくさってふんぞり返るが、ホントに凄い人は誰に対しても謙虚…そういう人だったのではないかと。
本当に残念です。
お悔やみ申し上げます。