時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

箱根に響いたヴェネチアガラスの音色

2011-09-05 | もろもろアート
先月
かなり久しぶりですが
箱根ガラスの森美術館に足を運びました
7月15日金曜日から8月31日水曜日まで
ヴェネチアで活躍中の
ガラス楽器の演奏家が来日!

グラス・ハープ ベロフォーン グラス・パンフルート
クリスタル・トリオのアンサンブル演奏会


 

ラシック音楽を始め
日本の楽曲も演奏して頂きました

透き通る音色
東洋にはない音色でした

演奏は
イゴール・スラヤロブ
ウラジミール・ペルミノブ
ウラジミール・ポプラス
のお三方



最後に
お三方の演奏で「浜辺の歌」を
歌ったんですけどね
何だか
自然と眼が潤んでしまいました

興味のある方はをクリック!

クリスタル・トリオ・アンサンブル 夏休み特別コンサート

箱根ガラスの森美術館

2010-10-30 | もろもろアート
久しぶりに足を運びました
11月3日まで
ヨーロッパ貴族の至宝 レースとレース・グラス展
という企画展があります

個人的には
レース刺繍見ても
心躍る気分にはなりませんが
すべて手作業で作られていると思うと
驚きです

レース模様の
ヴェネチアン・グラスが素晴らしかったです
あの超細かいデザイン…
何をどうすれば出来るのか…



こちらでは
美術品よりも
むしろ
敷地内のショップで販売している
オリジナル・フルーツジャムに興味が…

高級ベルギーチョコレート‘ベルナルド・カラボー’が
目が飛び出るくらい高かったです

自分へのご褒美だとしても
σ(^_^;)なら買わない
日本に何ちゃってチョコレートでいい



ミュージアムショップでは
既に
クリスマスモード全開でした
欧米では
11月に入ると
クリスマスモードに突入するから
気持ち解るけど…
日本だしね~

N響★カンタービレコンサート

2010-05-04 | もろもろアート
手頃な
クラシックコンサートを見つけたので
サントリーホールーに足を延ばしてみました

タイトルにもありますように
「のだめカンタービレ」でお馴染みの
曲をメインに曲目が構成させております

ツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
ショパン/ピアノ協奏曲第1番ホ短調
ブラームス/交響曲第1番ハ短調op.68

ピアノのアンコール曲は
シューマン作曲「トロイメライ」でした

交響楽団の演奏は
早稲田大学交響楽団パリ公演以来で
N響は初めてです
と云うか
生の交響楽団の演奏って殆ど聞いたことないかも…

老若男女
小学生も聴きに行くんですね
小さい頃から
良質のモノに触れることは大切だと思います



うちの親なんて
クラシックコンサートとか
ミュージカルとか
芸術系の企画になんて
一度も連れて行ってくれなかったよ
GW・盆・正月の家族旅行もなかったし
血は繋がってても
他人が同居してるような家だったし…
まぁ~
そんな話はど~でもよろし

今回
ステージ正面向かって左
演奏を真横から見る感じでした
指揮者と向かい合う感じ?
普通は
背中を見ながら演奏聴いてるけど
指揮している指揮者の表情とか
演奏待ちをしている
トロンボーンやホルンの奏者
ティンパニ担当の仕草とか
じ~と見てると
これまた面白いんだなぁ~

また行きたい!
でも…
クラシックコンサートって
‘ピン!’とくる楽曲が演目にないと
どうもね~
チケット高いし…

グリーグ「ピアノ協奏曲イ短調作品16」
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18」
チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op.23」
一度にまとめて聴いてみたいもんだ

特別展 長谷川等伯

2010-03-03 | もろもろアート
東京国立博物館で始まった
長谷川等伯
行ってみました

昨年
京都・智積院にて
貸切状態で堪能させて頂きました
障壁画とも再会!

能登から京都へ
千利休との出会い
年月を経て変化していく作風
艶やかな色彩から
水墨画の世界へと移行するあたり
楽しく鑑賞出来ました



この後
上野の噴水池付近で
開かれていた上野公園陶器市覘いてみました

陶器だけでなく
漆器・家具・刃物
地域特産のお菓子etc.
色々出店されとります

σ(^^;)
お椀とお茶&お茶菓子
買ってしまいました

中森明菜

2009-08-28 | もろもろアート
AKINA NAKAMORI Special Live 2009 “Empress at Yokohama”
行って参りました

60年代から80年代のフォーク
荒井由実
松任谷由実
中島みゆき
井上陽水
尾崎豊
さだまさし
等々
名ただる名曲を披露してくれたんですが
どこか具合悪いの明菜さん?

瀕死の重症負った人みたいに
粋も絶え絶えに歌う姿は
余りにも
痛々しい過ぎる

『椅子に座って歌うのは
 皆さん楽そうに見えるでしょうが
 腰掛けて歌うのは大変なんすよ!』


なら
立って歌えばいいじゃないですか

『曲によって
 歌い方を変えなければならないので大変なんです』


変えているようには
どうしても思えません!

連続公演のせいなのか
声がかすれてるし
ステージの舞台演出と曲が
全然ミスマッチですし

客席に目を向けず
始終うつむき
苦しそうな表情で歌う歌手なんて
見たことも聞いたこともないです

15曲目を歌い終え
さっさとステージから
姿を消した明菜さん…

想像していた
ライブとは
余りにも
かけ離れていました

90分全15曲
チケット代12,000円

悪いけど… たか~い

パワーもオーラも
小生には感じられませんでした
ショックです

箱根美術館

2009-07-29 | もろもろアート
箱根大文字焼きを
独り占め出切るのが
こちらの観山亭です




観山亭は
外からちらっと眺めるだけで
中には入れません!
しかも
こちらは石楽園のエリアにあり
土日祝日・11月のみの
特別公開なのです



この棟の建て方って
二条城の雁行に並びと
造りが似ている
ような気がしないでもない



巨岩を覆う
苔の緑が
何とも涼感を誘います



こちらの茶室‘真和亭’では
お抹茶を頂くことが出来ます
お客様が少ない場合は
簡易ではありますが
目の前でお茶を点てて下さいます


                 

一般人でも飲めるよう
抹茶はマイルドなタイプを使っていると思われます
お菓子を頂きながら
庭の観賞するのもいいもんです




                 

こちらの苔庭には
日本各地から集められた
約130種類の苔があるそうです

あわせて
約200本植えられていると言うモミジ

11月中頃ともなりますと
モミジの葉が色づいて
またまた美しい箱根の秋を
満喫出来る訳ですね~

イングリット・フジコ・ヘミング ソロ・ピアノ・リサイタル

2009-05-21 | もろもろアート
先日
池袋の東京芸術劇場大ホールで
フジコ・ヘミングさんの
ピアノ聴いて参りました

ドビッシーの「月の光」「雨の庭」
ベートーヴェンのソナタ第14番「月光」全楽章
ショパン「ノクターン第2番変ホ長調op.9-2」「華麗なる大円舞曲」「別れの歌」「革命」
バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」「マリア」
リスト「ため息」「春の宵」「パガニーニによる大練習曲」「ラ・カンパネラ」



かつて現役の頃
自分も弾いた曲ばかりなので
とても楽しめました
一流のピアニストが演奏すると
こうも違うんですよね~

何をどうすれば
あんなに指が自由自在に動くんでしょう…

凄いな~と思うのは
楽風も技巧も異なる作曲家の楽曲を
難なく演奏してしまうところです
プロだから当たり前と言えば
当たり前なのでしょうが
バッハとリストなんで
本当に違いますもの…


習っていた先生に
バッハはバッハらしく
ショパンはショパンらしく演奏することが大切
そしてプラスアルファー
自分の個性
と言われたことを思い出しました

普段CDで聴くばかりなのですが
色々な演奏家の演奏を生で聴き比べるのも
面白いかもしれませんね

非常に生意気な事を述べさせて頂ければ
フジコ・ヘミングさんの繰り出す
音色と申しますか音の周波数は
ベートーベンやバッハより
ショパンやリストの曲に合うと思いました

研ぎ澄まされた音色ではありますが
心地よい優しい周波数を発している訳です
なので
ベートーヴェンの
‘ズシン’とインパクトのある音が聴きたい
小生には
フジコ・ヘミングさんの演奏では
少々物足りなかったです

演奏家が
どんな楽曲を演奏するか
事前きちんと確認して
足を運ぶこと大切なのだと思いました
とは申せ
フジコ・ヘミングさんの指か生み出す音色
音の周波数は神の賜物と言っても過言ではないくらい
素晴らしかったです

それぞれに
思い出のある曲だったので
弾いていた頃の事を思い出しつつ
涙腺緩みましたσ(^^;)

ジョルジョ・デ・キリコ 夢の製造

2009-04-26 | もろもろアート
後のシュルレアリスム運動に影響を与えた
見る者に不安と郷愁を同時に感じさせる
形而上絵画の創始者である
イタリアの画家・彫刻家ジョルジョ・デ・キリコの回顧展
1909年から1975年までの制作と記されている
170の絵画・彫刻作品を展示

かなり見応えありました


Intérieur métaphysique(avec grande usine)   Piazza d'ltalia Metafisica

ダリやマグリットも好きなので
シュルレアリスム運動に多大な影響を与えた
キリコの作品も
嫌いではない
なんて偉そうですね

形而上?
シュルレアリスム??
専門的な絵画の流れはともかく

自分の感性が
作品の波長と合うか合わないか
それが一番重要


Am Meer                      Place d'ltalie-Le Grand jeu

途中から
同一人物が描いたとは思えない
作品が展示されていたので驚きました

思わず
前の展示室に戻って
サイン確認してしまいました

素人の小生にも
くっきりスッキリ違いが解るくらい違う
チラシに
形而上絵画をある時期否定し
古典的な作品を描くようになり
晩年に再び原点に戻った
と言うようなコメントがあり
納得




ただ…

会場では
面白いと思った
のっぺらぼうのマネキンを
モチーフにした作品

家に戻り
改めて購入したポストカードを
じ~と見ていたら
不気味な感じがして…
不安になってしまいました



パリ市立近代美術館
(Musée d'Art moderne de la Ville de Paris )


市立近代美術館は
企画展以外無料です

ゆったりとした館内には
家具や陶器
写真などの展示もございました



床にゴロゴロしている
黒い物体は
巨大なレモンのオブジェです


Martin Barré「63-A-3」

解りません



パブロ・ピカソ「Téte d'homme」


アンドレ・マルシャン「Porte de Clignancourt」






Bernard Réquichot「Peinture et papiers choisis」



流石に
この2作品の画家は解りました
ユトリロとモジリアニですよね

ヴァラドンの作品が
ユトリロの作品の隣に展示されていました



ヌーヴォー・レアリスムのダニエル・スペーリ
廃材を用いたアートらしい

フランス出身の芸術家なのだと思いますが
近代のアートの知識が
殆どないので
画家の名前を読んでも
さっぱり…

アンディ・ウォーホルの回顧展

2009-04-20 | もろもろアート
ポップアートの巨匠
アンディ・ウォーホルの回顧展

映画スターから財界人まで
時代を象徴する
人物のポートレート作品を
数多く生んだ彼にとって
「顔」は何を意味したのか?



マリリン・モンローや
ジャクリーヌ・ケネディー
エリザベス・テイラーといった
時代のアイコンたちのポートレートのほか
コカ・コーラ
ル紙幣
事故・惨事を主題とした主要作品に

系統・テーマ別にアプローチ
ウォーホル芸術における<顔>が
意味するものを探る



グラン・パレ・ナショナル・ギャラリーで開かれている企画展です
結構混んでました
アンディ・ウォーホル
ポップアートの巨匠と言われているお方らしいのですが
初めて見聞きする人物でした

友人に感想を求められたのですが
正直
全然面白くなくて
何が優れているもかも
小生には理解できませんでした
ですので
「古典的な作品の方が好きかもしれないな~」
とだけコメントしてみました
友人も同じだったみたいです


          

今回は
己の感性に響くモノが
ありませんでした

このてのアートが好きな人に
解説してもらいながら見ると
面白いのかな~

マイヨール美術館

2009-03-27 | もろもろアート
パリ7区
マイヨール美術館
彫刻家アリスティド・マイヨールのモデルを
15歳の時からつとめたディナ・ヴィエルニーが
1995年にオープンした美術館です

マイヨールの自身の作品他
マイヨールが蒐集した
ピカソ、ゴーギャン、カンディンスキーと言った
20世紀を代表する作家たちの
芸術作品が展示されています


Nadieda Oudaltsov(1886-1961)「La Guitre,fugue,1914」

L'Avant-garde russe dans la collection Costakis
[Arts - Mixte]
Dates : du 13 Novembre 2008 au 23 Mars 2009


Lioubov Popova(1889-1924)「Construction espce-force(1921)」

珍しいのは
‘ロシア・アヴァンギャルド’と銘打った
1970年代のソビエト体制下の
ロシアの芸術家たちの作品コレクションかも

抽象絵画…結構好きかもしれないσ(^^;)


Vladimir Tatline(1885-1953)「Spasskie Vorota,etude de decor pour l'opéra de Mikhail Glinka《Une vie pour le tsar(1836)》」


Vladimir Tatline「Relief picturl,composition,synthétique」「Contre-relief au pied de chaise」(1914-1915)




Vzevolod Soulimo-Samouilo(1903-1065)「Fragment de décor mural(1927)」




CAMILLE BOMBOIS (1883-1970)「Fillette á la poupée(1925)」                「Nature morte au homard」(1932)


Boris Ender(1893-1960)「Mouvement de formes organiques(1919)」


ARISTIDE MAILLOL(1861-1944)「Femme ssise á l'ombrelle(1892)」


Les Grappes de risin,vers 1930

Séraphine de Senlis
[Arts - Peinture & Arts graphiques]
Dates : du 1 Octobre 2008 au 30 Mars 2009


Le Bouquet de feuilles,vers 1929-1930     L'Arbre du pardis,vers 1929

こちらは
アンリ・ルソーに代表される「素朴派」
セラフィーヌ・ルイ(=Séraphine de Senlis )の作品達です

素朴派とは
19世紀から20世紀にかけて存在した
絵画の一傾向のことで

一般には
画家を職業としない人が
正式の教育を受けないまま
絵画を制作しているケースを意味するそうで
別に正式な職業を持っていることが多いとか?