大手食品メーカーに勤める
川原由加利は
研究医で優しい恋人
小出桔平と
同棲5年目を迎えていた
ある日
桔平が
くも膜下出血で倒れ
意識不明になると
彼の職業はおろか
名前すら
すべてが
偽りのものだったことが
判明する
あなたはいったい誰?
桔平の
本当の姿を知ろうと
由加利は
探偵の海原匠に
捜査を依頼
すると
彼が隠し持っていた
パソコンに
原稿用紙で
750枚にも及ぶ
小説を見つける
そこでは
誰かの故郷に触れながら
‘僕’‘祐子’
そして
‘雄太’の3人が登場する
幸せな家庭の日常が
綴られていた
由加利は
唯一の手がかりとなる
桔平の書きかけの小説を携え
彼の正体を探るべく
一路
瀬戸内へと向かった
彼はなぜ素性を隠し
彼女を騙していたのか
すべてを失った果てに知る
真実の愛とは
もうひとつのラストに涙する
小説版「嘘愛」
映画館には
おそらく
赴かないと思うので
原作
読んでみました
映画では
小出桔平を高橋一生
川原由加利を長澤まさみ
私立探偵・海原匠を吉田剛太郎
探偵事務所のスタッフ
木村をDAIGO
が演じています
そうなると
読みと
当然のように
一生さん・長澤さん・剛太郎さんを
イメージしてしまいます
著者の岡部えつさん
桔平のモデル
明らかに
一生さんじゃない?
と言うくらい
しっくりきました
個人的には
ディーン・フジオカさんや
西島秀俊が演じても
いいんじゃないかな?
そして
海原役の
剛太郎さん
受身的と申しますか
ソフトなイメージの役を
演じていたんだなぁ~
と思いました
東日本大震災が発生した
2011年3月11日
虎ノ門
銀座線の通路内で
二人は
出会います
それから
1年近く経って
渋谷で再び出会った二人
それから5年
由加利の母が
従妹の結婚式に出席するため
東京に上京
その折り
桔平三人で夕食を…
と言うことで
青山の骨董通りにある
レストランで
待ち合わせをしていた
しかし
桔平はその席に
現れることなく
一夜が明けます
人と交わることを嫌い
結婚にも
消極的だった桔平
だからって
待ち合わせを
連絡もなしに
破るなんて…
どうにも
気持ちがおさまらず
桔平に連絡すると
電話に出た人物から
思わぬことを
告げられます
こちら、医国胴病院と申します
この電話の持ち主が
当院に搬送されています…
新宿で倒れた
くも膜下出血
意識不明
病院に駆け付けた由加利に
追い打ちをかけるように
告げられる事実
身分証は偽造
勤務先と思われた
神奈川医科大学附属病院に
小出桔平と言う
職員は存在しない
心臓外科にも
病院中のどこにもいない
5年も
一緒に暮らしながら
すべてが‘嘘’だったのか…
裏切られた
騙された
そんな思いに駆られ
由加利は
海原エージェンシーの
海原匠に
桔平の素性を調べてほしいと依頼
身分も名前も偽り
桔平は
何を隠していたのか
何を隠さねばならなかったのか
倒れたあの日
何故
新宿にいたのか
で調査を進めていくうちに
諸々
桔平の過去が
詳らかにされていくわけです
小出桔平こと
安田公平の
辛く悲しすぎる過去
生きる意味をなくした
男が
5年の時を経て
何を思い
何を決断し
何を言おうとしたのか
久々読んだ
恋愛小説
桔平が綴ったと思われる
小説には
あるひと家族の
穏やかで
優しい日常が
描かれていました
‘僕’ 安田公平
‘祐子’ 安田万里子
‘雄太’ 安田晄
誰もが
そう思って
読み進めたと思います
小生も
実際そう思っていました
死んでしまった
妻子を思い
綴った小説と…
ただ
安田公平の子供は
晄は女の子だったんですよ
そう
女の子…
男の子
ではないんです!
で
読み直す167頁
桜の花見に出かけた時のシーン
綺麗な重箱を買う
と言った由加利に
プラスチックで十分
と答える桔平
何言ってんの、こういうのは、いいものを買って、長く使うのがいいんだから。
今は二人だけど…
…もし、いつか子供ができたら、丁度よくなるでしょ。
わたしは絶対に男の子を生むから、足りなくなっちゃうかも
そうなんです
‘僕’ 小出桔平
‘祐子’ 河原由加利
‘雄太’ 未来の二人の子供
桔平は
過去を悔いて
架空の未来を描いたのではなく
由加利との
未来を想像して
綴られた
物語なのです
桔平の
生まれ故郷に辿り着き
思い出の
桜と灯台を探し出した
由加利
子供の頃
桔平が隠した宝箱を持って
東京に戻った足は
新宿へと向かう
桔平が
最後に見た景色は
一体
何だったの?
桔平が倒れた時
救急車を呼んでくれた
花屋の人物登場~
うちで花束を買ってくださったのよ
贈り物だって言ってましたよ、お母さんへの…
五十代前半の、明るくて賢くておしゃべり好きで、目標のためには努力を惜しまない人
白いチューリップが好きだっていうから…
桔平は
覚えたいたんです!
はじめてデートしたときに話した
母が「花嫁さん」と呼んで
かわいがっていた花のことを!
由加利が
大好きだった
白いチューリップのことを!
そして
渡されることのなかった
一枚の
メッセージカード
いつまでもお元気でいてください
由加利は
あの日
桔平が自分の母に
会おうとしていた
すべてを告白し
安田公平として
由加利と
向かい合おうと決意していた
そして
自分と
未来に向かって
一歩
踏み出そうとしていたことを知る
2018年1月20日(土)より公開
泣かなかったけど
泣きそうな展開でした
ラストは
意識不明のまま
眠り続ける桔平に
寄り添いうことを決意した由加利と
由加利の元へ
戻りたいと願う
二人の心の会話を経て
桔平の書いた小説
『終章・昼寝』の一説で
幕を閉じました
願わくば
桔平が
無事
目覚めること
願わずにはいられない
幸せになって欲しい
綺麗すぎるけど
いい人過ぎるけど
いいやん!
そんな小説があったって!
ん~~
原作と映画では
内容違う感じなんですよね~
まずい
まずいぞ
行きたくなってきた
映画館
フジテレビあたりが
安易に
ドラマ化しそうな
小説なんです
WOWOWとか
NHKあたりに
きちっと
制作&企画して欲しいかも
あと
勝手な
思い込みですけど
高橋一生ありき
小出桔平は
高橋一生以外にありえない!
一生さんファンは
‘究極の萌え~’ではないか…
長澤さんを自分に置き換え
空想の世界に
浸る気がする
川原由加利は
研究医で優しい恋人
小出桔平と
同棲5年目を迎えていた
ある日
桔平が
くも膜下出血で倒れ
意識不明になると
彼の職業はおろか
名前すら
すべてが
偽りのものだったことが
判明する
あなたはいったい誰?
桔平の
本当の姿を知ろうと
由加利は
探偵の海原匠に
捜査を依頼
すると
彼が隠し持っていた
パソコンに
原稿用紙で
750枚にも及ぶ
小説を見つける
そこでは
誰かの故郷に触れながら
‘僕’‘祐子’
そして
‘雄太’の3人が登場する
幸せな家庭の日常が
綴られていた
由加利は
唯一の手がかりとなる
桔平の書きかけの小説を携え
彼の正体を探るべく
一路
瀬戸内へと向かった
彼はなぜ素性を隠し
彼女を騙していたのか
すべてを失った果てに知る
真実の愛とは
もうひとつのラストに涙する
小説版「嘘愛」
映画館には
おそらく
赴かないと思うので
原作
読んでみました
映画では
小出桔平を高橋一生
川原由加利を長澤まさみ
私立探偵・海原匠を吉田剛太郎
探偵事務所のスタッフ
木村をDAIGO
が演じています
そうなると
読みと
当然のように
一生さん・長澤さん・剛太郎さんを
イメージしてしまいます
著者の岡部えつさん
桔平のモデル
明らかに
一生さんじゃない?
と言うくらい
しっくりきました
個人的には
ディーン・フジオカさんや
西島秀俊が演じても
いいんじゃないかな?
そして
海原役の
剛太郎さん
受身的と申しますか
ソフトなイメージの役を
演じていたんだなぁ~
と思いました
東日本大震災が発生した
2011年3月11日
虎ノ門
銀座線の通路内で
二人は
出会います
それから
1年近く経って
渋谷で再び出会った二人
それから5年
由加利の母が
従妹の結婚式に出席するため
東京に上京
その折り
桔平三人で夕食を…
と言うことで
青山の骨董通りにある
レストランで
待ち合わせをしていた
しかし
桔平はその席に
現れることなく
一夜が明けます
人と交わることを嫌い
結婚にも
消極的だった桔平
だからって
待ち合わせを
連絡もなしに
破るなんて…
どうにも
気持ちがおさまらず
桔平に連絡すると
電話に出た人物から
思わぬことを
告げられます
こちら、医国胴病院と申します
この電話の持ち主が
当院に搬送されています…
新宿で倒れた
くも膜下出血
意識不明
病院に駆け付けた由加利に
追い打ちをかけるように
告げられる事実
身分証は偽造
勤務先と思われた
神奈川医科大学附属病院に
小出桔平と言う
職員は存在しない
心臓外科にも
病院中のどこにもいない
5年も
一緒に暮らしながら
すべてが‘嘘’だったのか…
裏切られた
騙された
そんな思いに駆られ
由加利は
海原エージェンシーの
海原匠に
桔平の素性を調べてほしいと依頼
身分も名前も偽り
桔平は
何を隠していたのか
何を隠さねばならなかったのか
倒れたあの日
何故
新宿にいたのか
で調査を進めていくうちに
諸々
桔平の過去が
詳らかにされていくわけです
小出桔平こと
安田公平の
辛く悲しすぎる過去
生きる意味をなくした
男が
5年の時を経て
何を思い
何を決断し
何を言おうとしたのか
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桔平が綴ったと思われる
小説には
あるひと家族の
穏やかで
優しい日常が
描かれていました
‘僕’ 安田公平
‘祐子’ 安田万里子
‘雄太’ 安田晄
誰もが
そう思って
読み進めたと思います
小生も
実際そう思っていました
死んでしまった
妻子を思い
綴った小説と…
ただ
安田公平の子供は
晄は女の子だったんですよ
そう
女の子…
男の子
ではないんです!
で
読み直す167頁
桜の花見に出かけた時のシーン
綺麗な重箱を買う
と言った由加利に
プラスチックで十分
と答える桔平
何言ってんの、こういうのは、いいものを買って、長く使うのがいいんだから。
今は二人だけど…
…もし、いつか子供ができたら、丁度よくなるでしょ。
わたしは絶対に男の子を生むから、足りなくなっちゃうかも
そうなんです
‘僕’ 小出桔平
‘祐子’ 河原由加利
‘雄太’ 未来の二人の子供
桔平は
過去を悔いて
架空の未来を描いたのではなく
由加利との
未来を想像して
綴られた
物語なのです
桔平の
生まれ故郷に辿り着き
思い出の
桜と灯台を探し出した
由加利
子供の頃
桔平が隠した宝箱を持って
東京に戻った足は
新宿へと向かう
桔平が
最後に見た景色は
一体
何だったの?
桔平が倒れた時
救急車を呼んでくれた
花屋の人物登場~
うちで花束を買ってくださったのよ
贈り物だって言ってましたよ、お母さんへの…
五十代前半の、明るくて賢くておしゃべり好きで、目標のためには努力を惜しまない人
白いチューリップが好きだっていうから…
桔平は
覚えたいたんです!
はじめてデートしたときに話した
母が「花嫁さん」と呼んで
かわいがっていた花のことを!
由加利が
大好きだった
白いチューリップのことを!
そして
渡されることのなかった
一枚の
メッセージカード
いつまでもお元気でいてください
由加利は
あの日
桔平が自分の母に
会おうとしていた
すべてを告白し
安田公平として
由加利と
向かい合おうと決意していた
そして
自分と
未来に向かって
一歩
踏み出そうとしていたことを知る
2018年1月20日(土)より公開
泣かなかったけど
泣きそうな展開でした
ラストは
意識不明のまま
眠り続ける桔平に
寄り添いうことを決意した由加利と
由加利の元へ
戻りたいと願う
二人の心の会話を経て
桔平の書いた小説
『終章・昼寝』の一説で
幕を閉じました
願わくば
桔平が
無事
目覚めること
願わずにはいられない
幸せになって欲しい
綺麗すぎるけど
いい人過ぎるけど
いいやん!
そんな小説があったって!
ん~~
原作と映画では
内容違う感じなんですよね~
まずい
まずいぞ
行きたくなってきた
映画館
フジテレビあたりが
安易に
ドラマ化しそうな
小説なんです
WOWOWとか
NHKあたりに
きちっと
制作&企画して欲しいかも
あと
勝手な
思い込みですけど
高橋一生ありき
小出桔平は
高橋一生以外にありえない!
一生さんファンは
‘究極の萌え~’ではないか…
長澤さんを自分に置き換え
空想の世界に
浸る気がする