時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

紅雲町珈琲屋こよみシリーズ4~糸きり~34

2017-12-31 | 読書
紅雲町のはずれに
ある小さな商店街
通称「ヤナギ」が
大家の発案で
改装されることになった
手掛けるのは
新進気鋭の女性建築家
弓削真澄

長年の客で
数日前に店の前で
車に
轢かれそうになったお草も
改装話を
見守っていたが
関係者それぞれ
‘秘密’と思惑が絡んで計
画は空中分解寸前に…



観音様が見下ろす町にある
紅雲町で
コーヒー豆と和食器の店
「小蔵屋」を営む
草さんこと杉浦草が
真田紐を買いに
商店街
ヤナギ・ショッピング・ストリート
通称「ヤナギ」にある
水上手芸店に出向き
そこで
車に
轢き殺されそうになる
事件から始まりました
サスペンス?
五十川電気店の
プラスチック製マスコット
ドリーム坊損傷が
SNSで拡散
見ず知らずの人から
嫌がらせを受ける羽目になる
小蔵屋
今回は
その手の事件か⁉
と思いきや
ヤナギの
リニュアル工事がメイン?
何故か
アメリカの資産家
マイケル・ジェイコブスが
リニュアル話に興味津々
実は裏に
陶芸家古谷敦の
作品が絡んでいて…

草さんの
陶器や小物に対する
愛情とか
接し方は相変わらず
素敵で
いいなぁ~
と思うんですけど
全体的に
話が面白くない!
水上手芸店の嫁千景と
弓削真澄が実は親子で
とか
弓削の設計した
病院内のデザインが原因で
体調不良を訴える
来院患者が…
とか
病院内の改修費用を
マイケル・ジェイコブスが
融資してくれる
とか
盛り過ぎ?

マイケル・ジェイコブス
名前だけしか
登場してこないんですけど
最初っから
最後まで
怪しい…
純粋に
古谷敦の作品を
愛してやまない
美術品収集家
らしいんだけど
何だか信用ならない感が…

その昔
古谷敦が
かつてヤナギにあった
手打ちうどんの店
辰川屋で
自ら作品を壊した
‘皿事件’
実は香炉だんだけど
その香炉の一部を
辰川の息子が
夏休みの自由研究に使って
ひしゃげた燈籠になって
ヤナギに残っていた
と言うのは
以外な展開でした

それを
何故
黙っている草さん⁉
幻の皿(実は香炉)が
残っていた!
これをヤナギの名物にしたら
それこそ
商店街の名物
活性化に繋がったかもしれないのに…
マイケル・ジェイコブス
アメリカから
飛んできたかもしれないのに
それは
話に盛り込まず
草さんと
水上手芸店の店主にして
千景さんの
義理の母
幹子さんは公表しない!
ただし
証拠と言うか
手がかりだけは
残したまま
話は終わりました
これが
作風と言えば
作風なのか?

年内中に
読もうと思っていた本が
結局
5冊ほど積まれたまま
年越しです
お正月は
テニスに駅伝
サッカーにラグビー
アメフトと
色々あるしなぁ~

今年もあと24時間です

2017-12-31 | 徒然
あっという間に
2018年も
終わりますねぇ~

取り敢えず
それなりに
健康で
恙なく過ごせたので
良かったです

来年も
引き続き
健康に気を付けて
メンテナンスに
励みながら
新たな方向性を
模索して行こうと
思います

国内外
色々あって
見たくも聞きたくも考えたくもない!
己の目の届く範囲が
穏やかで
平和であれば
ひとまず
あとはいっかな?
と言うのが
正直なところです

独自の目線と言えば
聞こえはいいが
自分の
趣味趣向に偏ったことを
書いている
ブログを
今年も読んで頂き
ありがとうございました
来年も
こんな感じで
慎ましく?
書いていこうと思います

それでは
2017年
平成29年最後の1日を
お楽しみください!