時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記

2020-02-20 | 読書
民には
早く希望を見せてやりたい
国の安寧を
誰よりも願った
驍宗(ぎょうそう)の行方を追う泰麒(たいき)は
つい に
白圭宮(はっけいきゅう)へと至る
それは
王の座を奪い取った
阿選(あせん)に 会うためだった
しかし
権力を恣(ほしいまま)にしたはずの仮王には
政(まつりご と)を治める気配がない
一方
李斎(りさい)は
驍宗が襲われたはずの
函養山を目指 すも
かつて
玉泉として栄えた地は
荒廃していた
人々が凍てつく前に
王を捜
国を救わなければ!
だが…



読み始めて
思い出した!
このシリーズ
読むの苦労するんだった!
地名とか登場人物とか
読み方普通じゃない!
漢字が難解…
ふりがなないと
読めない…
身分制度が
完全オリジナルだから
想像しずらい
ニューキャラクターの
バックボーンを
キチンと描いてくれてはいるが
そのため
本筋から離れた?
描写が増えてしまい
結果
話が進展しない?

出てこない驍宗
生きてないと
話自体が
成立しないので
どこかに
いるはずなんだけど
気配すら
出てこないんですけど…

泰麒は
戴国の武官・項梁と共に
阿選のいる
白圭宮へ
一方
李斎は引き続き
驍宗捜索に

泰麒は
白圭宮で軟禁状態
驍宗から
王位を簒奪した阿選は
表舞台に出ることなく
何故か
引き籠り
祭りごとをする気配も
意思もない
周囲の官僚も
無機質と言うか
心ここに在らず?
宮全体が
異様な雰囲気
ようやく
阿選と会えたかと思いきや
切りつけられ負傷する
泰麒
阿選は
驍宗に代わって
国を治めたかったんちゃうの?
何をしたいんだ?

驍宗が襲われたと思われる
函養山へ向かう李斎は
荒廃しきった里やら
廃墟を進む中
土匪や荒民の置かれた
実情を目の当たりにし
善悪の
正義不正義の
矛盾と言うか
不条理を痛感
それでも
戴国の未来の為
驍宗探索に奔走します
あまりにも不条理な現実
この窮地を
一体全体
どう逆転するんだろう