珈琲店タレーランの事件簿4～ブレイクは五種類のフレーバーで～11

五年前
失意の切間美星を救ったのは
いまは亡き
大叔母が仕掛けた
小さな‘謎’だった

京都に
ひっそりとたたずむ珈琲店
タレーランの庭に植えられた
レモンの樹の秘密を描いた
「純喫茶タレーランの庭で」をはじめ
「午後三時までの退屈な風景「
「パリェッタの恋」
「消えたプレゼント・ダーツ」
「可視化するアール・ブリュット」
特別書き下ろし掌編「リリースリリーフ」
を収録したミステリー短編集



短編です
しかも
美星とアオヤマ両名が
メインではない！
と言うか
スピンオフ作の
ゲスト出演っぽい
立ち位置なので
少々
残念な感じが
しないでもない

コーヒーをこよなく愛する
アオヤマの
ヘタレ度は
相変らずで
シリーズ4作目にも関わらず
一向に
関係性に
進歩が伺えない…
美星が好きなら
それなりの
アプローチしてみ～

とは言え
このシリーズを読むと
毎回
サイフォンで入れた
挽きたての
珈琲が飲みたくなる
で
京都に行きたくなる

時の流れから
ちょっと外れた
異空間にあるのでは？
と思ってしまう
タレーランのようなお店
探せば
リアルにあるかな～
あるといいなぁ～
この空気感漂う
喫茶店