時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

続・オリエント急行

2022-08-04 | 日常からの脱出!?
1929年
パリとフランス南部を結ぶ
ルートとして開通したのが
「コート・ダジュール特急」です
当初
ル・トランの車両は
この路線で活躍していましたが
やがて運行を休止します
その後
オリエント急行の路線で復帰を果たし
2001年まで現役で活躍し続け
2004年4月
最後に箱根へとやって来たのです
        (『オリエント急行 SPECIAL EXHIBITION - 箱根ラリック美術館』より抜粋)



日本国内にも
豪華な
車両で
優雅な旅が
出来ますが
レベルの違いを
感じてしまいます



これまで
オリエント急行が
何故
ラリック美術館にあるのか
存じませず
ましてや
調べもせず
通り過ぎていた
σ(^_^;)



事前にオーダーしていた
飲み物と
ケーキが
セットされているので
各自
指定されている
席につきます



重厚感と
高級感のある
車内

一部の
特権階級にのみ
足を踏み入れることが
許されたであろう
空間


「彫像と葡萄」1928年

装飾のひとつひとつに
歴史とがあり
重厚な中に
優美さを
感じます

タイムスリップした感じです



19世紀から20世紀
アール・ヌーヴォー
アール・デコの両時代に渡り
活躍した
フランスの
芸術家
ルネ・ラリックによる
車内の
装飾の数々…


「花束」1928年

だから
ここ(箱根)にあるのね
オリエント急行の車両

理解した
σ(^_^;)です



金細工師や
宝飾デザイナーとして
活躍した
ラリック
ガラスを
パーツとして
使っていたらしいのですが
本格的に
ガラス工芸に進んだのは
50歳を過ぎてからだとか

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