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精工舎スリゲル4号と薪が減らないこと


これは大正から昭和にかけて売られていた掛け時計なんだが、動きが渋くなって止まってしまうようになったんで、分解修理に出していたものがようやく戻ってきた。

何台か持っていたボンボン時計の中でも、こいつが一番のお気に入りで、デザインだけでなく音も好きなのだ。 なので、引越しの時に処分しないで持ってきた。

2番目にお気に入りだった柱時計も持ってきたんだが、それは猫に倒されてガラスが割れて、ゼンマイまで弾けてしまってもう動かない。 憎たらしいが猫に罪はない。 引っ越したばかりで壁に掛けずに床に放置していたのが悪いんだがね。

この時計、売り出し当時の値段は84円だったらしい。 米10kgが2円だったと言うから、単純計算だが、今の米の値段からすると10万円以上したことになる。

メンテナンスが済んで絶好調! カチコチカチコチ、ボ~ンボ~ンとご機嫌だ。


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ところで、今年の冬はめっちゃ寒かったのに薪が減らない。

それは良いことだろうか?

あったかい家に住替えたことも要因の一つだが、快適な室温の認識を改めて、薪ストーブでの暖まり方が少し変わってきたことも大きい。

自分も含めたユーザーの多くが、薪ストーブでの暮らしは暖かいということを殊更に強調して、室温は30℃近くになってしまったとか、Tシャツ1枚で過ごしているとか、それをブログなどで発信したりするんだが、そんな温度ってどうなのよ?

と、最近はそれが正しいと思えなくなってきた。

セーターまで着る必要はないが、せめて1枚シャツを羽織れば良いだけで、室温の目安を少なくとも2℃は低く出来る。 そうね、22~24℃で十分になる。

そんな感覚で焚いてて、それで暑くなり過ぎたらTシャツになればいい。

まぁそうは言っても、ついつい焚き過ぎてしまうんだけどね。

実際、家ではTシャツ1枚で過ごしていることが多いし、身軽で気持ちもいいからなぁ(笑)

それでも、意識が変わったおかげで、以前よりは焚き過ぎることが少なくなったと思う。 それが結果として薪の節約、て言うか、適切な消費に繋がってる。



精工舎スリゲル4号は、インターホンとライトコントローラーのあるニッチに収まった。



こっちも面倒見てやってください。



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※今朝の気温 -3℃



    
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