漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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この世はまぼろし  九条ねぎと小松菜のかきあげ

2012-07-13 08:58:26 | 夏の野菜料理
今、「菜根譚」を読んでいます。
毛沢東も愛したという、心を磨く100の知恵がかかれた本なのですが、
前半はやってはいけないことをズラズラとかかれ、んぐっ!と息苦しいのですが、後半からは、待ってましたとばかりに魂の話になってきます!

「この世はすべてまぼろしだと思え」

今、ここまで読みました。

意味は
功名富貴ももぼろし、肉体も天から預かったものにすぎない。この世を真実と考えれば、父母兄妹はじめ万物すべてが自分と同じものになる。
だから、本質を見抜ければ、天下の大任も引き受け、世間のしがらみからも抜け出せる。

ちょっとはしょって書いてしまいましたが、こんな感じ。

すべては幻って、精神世界や自己啓発関係の本の多くに書かれているのですが、とても分かりやすい表現で意味が書かれてありました。

悪いことが起きて、びっくり、がっかりするのではなくて
「これは、まぼろし!」
出来事の意味をとらえることが大事。なんで今、この状況で、この出来事が自分に与えられたのか。
っというわけですね。

昨日の夕飯です。



九条ねぎと小松菜とアミエビのかきあげ。
大根おろし
牛蒡の味噌汁
ひじきのポン酢がけ
かまどごはん
お漬物

かきあげが、びっくりするほど美味しかったのです。
何が入ってるの?としきりと、妖精が聞いておりました。
かきあげは、粉に材料をまぶしてから、水を少しいれてあげると、からっといきます。
ひじきは、水にもどしてそのままいただけると、先日のお料理教室で生徒さんからうかがい、さっそくやってみたら、とっても美味しかったです!
ありがとうございます。

揚げ物のときは、胃腸にたまりやすいので、大根おろしをそえると胃の消化をスムーズにしてくれます。
梅雨時はとくに、大根おろしをそえるヒラメキがあると体は楽になると思います。