漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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自己暗示 お揚げじゃがいも

2013-01-30 14:49:07 | 春の野菜料理
フランス人のエミール・クーエという人がいます。クーエは薬局で働く薬剤師で、自己暗示法をみつけた人なのですが、薬を販売する中で、気づいたそうです。

その後彼は薬剤師をやめて、自己暗示法を研究し、フランスでは絶大な支持をあつめたそうです。その後アメリカにいき、興行師にひっかかり失敗してしまったそうなのですが・・・。

クーエが言うことを私的にまとめますと
治ると思えば治る!
病気になると思えば、病気になる!

横暴ともとれる言葉ですが、少し具体的にいうと。
目の前に梅干がなくても、梅干を思いうかべると、唾液がでてきます。
思ったとおりに脳は感知し、身体に反映します。

自分がこうなる!と思えば、そうなるというわけですね。
里美ねえやん的にいうと、「こうなった」という完了形がさらにいいとのことです。

これをリラックスするときにすると効果があるというわけです。
天風先生が、鏡にむかって毎日言葉をかけなさいとおっしゃっています、まさに自己暗示!しかも、具体的な手段なところが素敵。

だから、例えば歯磨きならば
「虫歯にならないように、きっちり歯磨きしよう!」

これだと、虫歯のイメージをしてしまいます。

「歯磨きすれば、歯が丈夫に保てる!」というと、丈夫になるイメージがわきます。

(命の危険に関する注意をうながす時は、厳しい言葉も必要かと思います)

ほんのささいな毎日の言葉が、実はとても大きな影響力があり、潜在意識に書き込まれているといわれます。言葉に出さなくても、心に思うだけでも影響しているとも言われます。相手が子供ならなおさら。
潜在意識の書き換えは可能ですが、できれば子供のうちにたくさんのよい言葉が潜在意識に書かれているといいなぁと思います。



話は変わって、
今日の福島先生の「夢を実現するメルマガ」の言葉が素敵だったのでご紹介

「見えるものが足りなくとも、

見えないものは有り余るほどある 」

顕在意識が1割、あとは潜在意識が9割ともいわれますし。脳も使っていない部分がたくさんあるといわれます。人間にはとても大きな可能性がたくさん眠っているように思いました。
そしてまた、見える部分だけに囚われない、見える部分だけで判断しない、見えないところにある本質を見るということでもあるかなぁと思いました。本当に大事なことは目にみえずに、感じることで分かることなのかもしれません。自分の思い込みやバイアスをとりはらうこと。取り払えないときは、そんな自分を許し、愛すること♪
そういう思いがある自分に「もういいんだよ」「よく頑張ったね」という気持ちをこめて。これは、てんつくマンのWSでやったのですが、驚くほど絶大な効果がありました。想像以上に、自分が自分の思い込みでしばられていることがあります。

そして、それが取り払えないならば、ハードルを低くすることだと習いました。
例えば「人には優しくしなければならない」なら、
優しいの概念が、
「どんなに自分が辛くても、他人を思いやれる人」というものだったら、
これが出来ない人はみんな、優しくない人になってしまう!そうなると、不満をうみ、ストレスの原因にもなります。
    ↓
でも、もし優しいの概念を
「人におはようと言えたら、優しい人!」

というふうにかきかえたら、挨拶を返してくれた人はみんな優しい人になり、自分の周りの優しい人が増える!=幸せ度アップ。

つまり、自分に厳しい人は他人にも厳しくなりがちです。まずは自分に優しく♪

というわけで、人間の目に見えない能力の可能性が最近気になってしょうがありません。

昨日の夕飯です。


谷口屋のおあげとじゃがいも
水菜のゴマさらだ
高菜のお漬物
かまどごはん
納豆

肉じゃがテイストの肉の変わりにお揚げになっています。ちょっと甘めになってしまいましたが、このお揚げやっぱり美味しいです。いつか、このお店に行ってみたいです。

生野菜のサラダが連日登場していますが、春がやっぱり近く感じるのです。身体的に。だから、もう入れています。春は肝のクールダウンをめざし、酸味を活用しております。ちなみに、私には生野菜はまだちょっと寒いので、サラダは妖精用です。普段ストレスがかかりやすい方は、立春あたりから酸味を適度に取り入れるとよいです。