庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

優しいタザディー

2005-04-19 20:00:03 | 大空
私が人生の多くを捧げた航空の未来は、航空機の完成よりも、世紀に渡って変化してきた生物環境を守ることに拠っているということ、そして、それは全ての科学技術の発展についても言えることであるということが分かった。
≠b.リンドバーグ 「優しいタザディー:序文」7 Apr 1974

タザディーとはフィリピン・ミンダナオ島の原住民のことで、リンドバーグは彼らの中に入り交流を続けた。1974年4月といえば、彼がハワイのマウイ島で静かに亡くなるわずか数ヶ月前のことだ。


リンドバーグの墓(aloha-hawaii.com)

I realized that the future of aviation, to which I had devoted so much of my life, depended less on the perfection of aircraft than on preserving the epoch-evolved environment of life, and that this was true of all technological progress.
The Gentle Tasaday (foreword, 7 Apr 1974)
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