一昨年は道後公園だった。あの時も自転車で出かけたのだが、休日でもあり公園の入り口から小さな通路にいたるまで人で一杯。大変な賑わいだった。今日はちょっと穴場とも言える堀の内公園まで、やはり自転車散歩で。空は春の花曇り、北風も柔らかく爽やかだ。
開花の具合は、西堀端が5部、南堀端が7部、東堀端が8部咲きというところ。じゅうぶん花見になる。咲きっぷりの良い木の下は先客がすでに食事中で、私たちは市駅を正面に見るベンチでおにぎりと巻き寿司を食べることにした。
「街の中心地でこうやってゆっくり花見ができるとは、小じんまりした地方都市も悪くないね」お堀の水面では、カメとアヒルと白鳥がいつものようにのんびり休んでいる。遠慮を知らないハトが一羽、弁当のおっそ分けを期待して足元までやって来る。下草の小花ではミツバチを見つけた。「彼らはみな仲がいいね・・・自然界が弱肉強食の厳しい生存競争の世界だ、などというのは一面の真理に過ぎないのだ・・・」などと、家人相手に講釈をたれる。
帰りもゆっくり街中の景色を眺めながら1時間ほど。年に一回くらいはこういう時間の過ごし方も良い。
開花の具合は、西堀端が5部、南堀端が7部、東堀端が8部咲きというところ。じゅうぶん花見になる。咲きっぷりの良い木の下は先客がすでに食事中で、私たちは市駅を正面に見るベンチでおにぎりと巻き寿司を食べることにした。
「街の中心地でこうやってゆっくり花見ができるとは、小じんまりした地方都市も悪くないね」お堀の水面では、カメとアヒルと白鳥がいつものようにのんびり休んでいる。遠慮を知らないハトが一羽、弁当のおっそ分けを期待して足元までやって来る。下草の小花ではミツバチを見つけた。「彼らはみな仲がいいね・・・自然界が弱肉強食の厳しい生存競争の世界だ、などというのは一面の真理に過ぎないのだ・・・」などと、家人相手に講釈をたれる。
帰りもゆっくり街中の景色を眺めながら1時間ほど。年に一回くらいはこういう時間の過ごし方も良い。