庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

2008-07-26 10:07:00 | 海と風
この3月からカイトサーフィンにはまっている。1年ほど前からネットで年代物を手に入れてボツボツ練習はしていた。カイトは陸上では何度落としても上げなおすことができるが、私が手に入れた古い16㎡は海で一度落ちたらどうにもならない。これでは話にならんわ・・・ということで、足踏み状態が続いていた。

今年に入って、知り合いのショップのマスターが、最新の道具一式を貸してくれることになった。その扱いの楽なこと。何回か練習したら適正風が分かってきたので、カブリナの最新作15㎡を注文した。程よい風で使ってみた。驚いた。一発で乗れてしまうではないか。海上でのリランチ(上げ直し)もほとんどオートマチックだ。アップの取り方は基本的にウィンドサーフィンと同じなので苦労することもなかった。

強風下での上げ下ろしにも慣れてきたので、15㎡でどれくらいの風まで乗れるか試してみた。これにも驚いた。ウィンドレンジは5m弱から10m近くまで一枚でカバーできることが分かった。

問題は板・・・ウィンドでは短いボードのことを板と呼ぶことが多いが、カイト用の板はほんとに板そのものだ。借りている板は微風用のもので157cmもある。強風下でカイトに余裕があっても、板が跳ねて苦労を感じることが多くなった。

短い板の購入も考えたが一本10万は安い買い物ではない。これは消耗品のカイトの方に回す方が懸命だろう・・・ということで、自分で作ってみることにした。FRPの積層はウィンドで慣れている。芯材のシェイプも桐材なら楽だろう。7月に入って時間を見つけながらコツコツ楽しんだ。130cm×38cm。ペイントの順番を間違えてあんまりきれいな出来ではないが、今日でほぼ完成した。

多少の工夫はボトムをクアトロコンケーブにしたこと。フィンの芯材にヒノキを使ったこと。デッキパットはダイソーの300円サンダルだ。あとストラップをねじ止めして、フィンに色を付けたらおしまい。
コメント
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