Who looks outside, dreams. Who looks inside, awakes.
- Carl Jung
「自己の外側の世界を見るものは夢見る。自己の内側の世界を見るものは覚醒する。」
<Jール・ユング(1875 - 1961)
今日はライト兄弟の言葉を少し書こうと思って「航空箴言集(仮題)」の著者、D・イングリッシュ氏のHPを見ていたら、彼の“Hikodo”「飛行道」のページの最初にあるユングの一節に目を引かれてしまった。イギリス生まれのアメリカ人で40歳代のパイロット、イングリッシュが、“エアマンシップ”(未だ適当な日本語訳が思いつかないのでカタカナにしておく)を追求して「飛行道」を見出し、その道で着実な歩みを進めているのには敬服するが、これについてはまた後に詳しく触れることがあるだろう。
スイスの心理学者ユングは精神分析で有名なフロイトにとって最有望の弟子だったが、ユング独自の「深層心理」の研究が進むに伴ってフロイトと決別することになる。フロイトの手法は実証的・科学的、ユングの手法は宗教的・オカルト的・・・というような評価があるようだ。私はフロイトより一段深いところにユングがあると理解している。次のフロイトの言葉はユングが言ったとしても不思議ではないような気がする。
The more the fruits of knowledge become accessible to men, the more widespread is the decline of religious belief.
- Sigmund Freud, The Future of an Illusion (1927)
「人間が多くの知識を得れば得るほど、宗教的信念への傾斜は広範なものとなる。」
<Vグムント・フロイト(1856 - 1939)
- Carl Jung
「自己の外側の世界を見るものは夢見る。自己の内側の世界を見るものは覚醒する。」
<Jール・ユング(1875 - 1961)
今日はライト兄弟の言葉を少し書こうと思って「航空箴言集(仮題)」の著者、D・イングリッシュ氏のHPを見ていたら、彼の“Hikodo”「飛行道」のページの最初にあるユングの一節に目を引かれてしまった。イギリス生まれのアメリカ人で40歳代のパイロット、イングリッシュが、“エアマンシップ”(未だ適当な日本語訳が思いつかないのでカタカナにしておく)を追求して「飛行道」を見出し、その道で着実な歩みを進めているのには敬服するが、これについてはまた後に詳しく触れることがあるだろう。
スイスの心理学者ユングは精神分析で有名なフロイトにとって最有望の弟子だったが、ユング独自の「深層心理」の研究が進むに伴ってフロイトと決別することになる。フロイトの手法は実証的・科学的、ユングの手法は宗教的・オカルト的・・・というような評価があるようだ。私はフロイトより一段深いところにユングがあると理解している。次のフロイトの言葉はユングが言ったとしても不思議ではないような気がする。
The more the fruits of knowledge become accessible to men, the more widespread is the decline of religious belief.
- Sigmund Freud, The Future of an Illusion (1927)
「人間が多くの知識を得れば得るほど、宗教的信念への傾斜は広範なものとなる。」
<Vグムント・フロイト(1856 - 1939)