庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

二つの幸せ

2013-06-21 17:05:00 | 拾い読み
ミツバチやイルカの幸せは存在すること自体である。人間にとっての幸せは、そのことを知って驚嘆することである。

<Wャック=イヴ・クストー(1910年6月11日-1997年6月25日)は、フランスの海洋学者、アクアラング発明者の一人。

The happiness of the bee and the dolphin is to exist. For man it is to know that and to wonder at it.

-Jacques Yves Cousteau
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久々に

2013-06-11 15:51:00 | 海と風
まだ病み上がりの投薬治療中ではあるが、ずいぶん暖かい・・・というよりも、室温は30度を超え、午後を事務所で過ごすには暑くなってきた。そこそこの北風に誘われながら堀江海岸に出かけてみた。S君も一緒だ。

1ヶ月半以上ぶりではなかろうか。こんなに長いあいだ海から離れることはここ数年ないことだった。まだ海水は冷たいから、3mmの半袖でシーガルでは寒いかもしれない・・・などと思いながら、19平米、6??7mの風に吹かれたが、日差しはすでに真夏のもので、ちょうど良い加減だった。

結果・・・やっぱり海は良い!風も良い!自然の力用はすごいものだ。ゴチャゴチャした頭だけの働きをしばし止めて、身体全体を、大自然の流れとしか言いようのない何ものかの中に放り込むと、どういうことになるか・・・その素晴らしさを今日は改めて強く感じた。

S君も久々に海に出たのだが、やはり身体で覚えたものは抜けていない。オンショアで初心者には決して走りやすい波模様でもなかったのだが、かなりレグの長い、奇跡のようなアビーム走行ができてしまった。
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平和憲法と集団安全保障 1

2013-06-11 15:28:00 | 平和
かなり面唐ュさい部類の話である。しかし、このブログは内容の如何を問わない、およそ何でもありの体裁なので、これも一つの記録として何回かに分けて連載する。

元々、この末ヘ、歴史平和学者のクラウス先生から東京在住のK女史に託されたものであったが、ドラフト(原稿)が3分の2ほどできかけた頃に、お二人の間で何かしらややこしい経緯《いきさつ》があったらしく、残りの部分を私が担当することになったものだ。

原文は完全に論文そのもの。原文英語の原文はドイツ語で書かれドイツで出版され、クラウス先生ご自身が英訳されたものが英文でも出版されている。それなりにドイツ語の匂いが残っていて、ともかく一文が長く、回りくどい言い回しが多い。しかも、論文には付きものの脚注が、本文と同じくらいの分量ある。

なるほど、これは彼女が途中で嫌になるのも無理はないなぁ・・・などと思いながら、引き受けるからには最後まで、末?ニそのものをじゅうぶん楽しませてもらおう・・・ということで始めることにした。脚注にまでは手が回らず本文のみ。K女史の部分は彼女の領域なので、総目次以外は触れない。

私の拙い末?@はまたどこかで書くことがあるかもしれない。ちょっとだけ触れると、その最第一は、「過程を楽しむ」ということであり、あらゆる「結果」は、地道な「過程」の連続の後に自ずとやって来る、ということだ。もちろんこの姿勢は末ノ限ったことではない。過去でも未来でもない「今」を目一杯大切にしながら生きるという「生き方」とリンクしている。言うは安く行うは難いが、そういう姿勢を心のどこかに持っていると、それなりの効果はあるようである。

尚、とりあえず仕上がった全体原稿は、すでに幾つかの出版社に送られ、やがて一冊の書籍になるかもしれないし、ならないかもしれない・・・という段階である。巷間、憲法改定論議が話題になることも多い昨今ではあるが、この種の全く売れそうもないものを喜んで出そうという出版社が現れる可能性は極めて低いだろう。

ただ、これら記事に出会った方々が、日本国憲法の特大の美点ともいえる「平和主義」について、ドイツと日本の何だか不思議な縁《えにし》について、また「世界の平和とは何か」という大きな問題について、いくらかでも想いを巡らす機会となり、何らかの刺激になれば在り難いことだと思う。


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時計草

2013-06-07 19:19:00 | 創作
斯くあれと 諭すがごとき 時計草130607tokeiso
かくあれと さとすがごとき とけいそう

"Why don't you live like this?"...one passion flower seems like preaching me.



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入院

2013-06-06 20:36:00 | その他
年初来から続いていた腹の不具合、つまり下痢気味は、さして大きくは気に留めていなかった。厳寒の季節でもあるし、今年は特に、真冬の冷風と冷水が腹を冷やしすぎたのだろう・・・また春が来て暖かくなれば自然に収まるにちがいない・・などと気楽に考えていた。

ところが、1月が2月になり、梅香る3月が去り、桜散る4月を迎えても一向に快方に向かわないだけでなく、そのうちピロリ菌の除去以来、壮健この上なくなっていた胃まで痛くなってきた。これはちょっと尋常ではない。

まず、ピロリ菌の再発を疑った。2つの内科で2度の胃カメラ検査や血液検査を行い、これはまったく問題なし。結局、胃炎気味でもあることから、過敏性胃腸症候群という診断を頂いた。

しかし、処方された幾つかの薬は、一向に効いている様子がない。そのうち、安眠できなくなってきた。たまに海に出かけても、元気が出ないだけでなく、あの爽快感がない。これはさらに尋常ではない。



ついに5月13日、入院治療を受けることにした。特に熱が出たり、じっと寝てないといけない種類の病気でもないから、3週間足らずの入院生活は退屈極まりないものだったのだが、美人U女医の診断と処方は見事なもので、1週間もしないうちに、あれほど長引いていた下痢はピタリと止まり、胃痛も不眠もきれいに収まった。ただ、先週土曜日に退院してまだ1週間もたっていないし、投薬治療はしばらく続けることになる。

私もそれなりの年齢になったらしい。これまで、生来の元気に頼って、健康に関しては余りに無頓着だったのかもしれない。今回は深く反省の機会になった。体調不良を感じたら早めに対処することだ。 
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