庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

堀江 雨の中

2012-04-30 22:17:00 | 海と風
東北東5~7m、当然ガスティ。15㎡。久々の雨中カイト。ともかく身体を柔らかく、無駄な力を使わないように・・・。
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自由について

2012-04-29 13:43:00 | 創作

 自由は、他者からの支配を去ることだけではない。自ら自らを支配するところ、つまり、自己制御(セルフコントロール)にある。そして、自由の達人は、その「自己制御」を無意識のうちに行う。

海を行く魚も、空を飛ぶ鳥も、陸に生きる自然界の動物たちも皆、この自己制御の達人であり、従って自由の達人であろう。

人間が本能的に自由を希求(ききゅう)する理由は、人間社会の歴史を通して堆積されてきた、さまざまな慣習や制度の芥(あくた)を剥ぎ取って、自然的人間本来の姿を取り戻そうという衝動にあるにちがいない。



堀江 なぜ回るか

2012-04-27 20:22:00 | 海と風
快晴。北??北西6~7m。海面はグシャグシャでスピードは出ない(いつの間にか後方から現れたY君がヒュンと追い越して行った^^)が、19㎡でユックリ跳ぶにはちょうど良い風。ループの注意点を三つ上げると、カイトの振り上げ角(速度)、振り戻しのタイミング(速度)、身体の回転速度の調整・・・ということになるなぁ、などと考えながら、今日もよく跳びよく回った。 

回るためにはジャンプが前提となるのだが、これがどうしてこんなに楽しいのか・・・ ジャンプについてはまた触れるとして、自分が回転すると世界が回転するからである・・・などと思ったりする。日常見慣れた世界が、グルリと変化して元の状態に戻る。つまり、世界がリボルブ(revolve)する。IMGP0480s1024pix100kb.jpg

派生語のリボリューション(revolution)が、回転や旋回と共に「革命」という意味を持つのは、行きづまった国家・社会が大きく転回して新しい時代が生まれるからだ。しかし、新しく生まれた世界も、やがて行きづまり再び革命の時を迎える。その内容は時に流血を伴う戦いの場になることが多いが、ナチュラルスメ[ツの革命はそんな苦しみとは無縁である。
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別府 風待ちの戯言

2012-04-26 22:34:00 | 海と風
昼を回っても松山はどんより曇って小雨が降っていた。強風波浪注意報が出ているが南風の匂いが多少する程度。ずっと雨模様なら、今日は引き返そうか・・・などと考えながら別府に向かうと、北条を越えたあたりから雲が薄くなり、別府は超ガスティな南西風に薄日が混じっていた。

風待ちしながらM君と二人、「常識と自由」「集団と個人」「商業主義の弊害」「マークトウェインやボルテールや論語の話し」・・・など等、そのうちこのブログにもワンサカ出てきそうな戯言をいろいろとお話しする。

3時近くになって、さほど質のよくない、つまりガスティで上下に不安定な南西風が7~8m入りはじめ、それなりに走る。更に上がることを予期して15㎡12㎡に代えたが、風は2時間足らずで再び南西に触れて速やかに引いていった。
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別府 怪島にカヤック

2012-04-23 19:13:00 | 海と風
きれいな西風6m~8m。IMGP0475s1024pix100kb.jpg15㎡。ジャンプ着水の失敗でハットを飛ばした。休憩で浜に帰るまで気が付かず、順潮に乗ってひさしぶりに怪島の西方まで探しに出かけるが、海での落としものが見つかるのはよほどの幸運が必要らしく、3月の鹿児島で手に入れたちょっとお気に入りのサーフハットとも2ヶ月足らずでさようなら・・・となった。

 怪島の東端にわずかに現れる小さな浜にはシーカヤックが一艘。風の力を使わないカヤック乗りの周囲にはたいがい静かな空気が漂っている。単調だが一定のリズムを伴ったパドリングを続けていると、精神が徐々に統一されて、一種の瞑想状態に入る。長距離走者が味わうランナーズハイともちょっと違う、清澄な心の状態。

もう10年ほど前になるが、私も一時カヤックを漕いでいた時期があり、 興居島(ごごしま)を5時間以上かけて一周したこともある。しかし、上半身や腕の力で進む方式は、下半身や脚のためにはあんまりよろしくないことに気が付いて2年ほどでやめてしまった。

そのうちジャンプもできないほど足腰が弱ったら、この種の船にカイトを付けてカイトカヤックで島巡り・・・というのも良いかもしれない。<iframe src="http://connect.garmin.com:80/activity/embed/170978131" frameborder="0" width="465" height="548"></iframe>

 


堀江 ジャンプ三昧

2012-04-20 19:35:00 | 海と風
最近では珍しく息の長い北風6~7m。F君、M君と3人。ここのところ伸身のループを繰り返し練習しているのだが、バックループでの伸身は思ったより楽で、この技はカイトの振り角度に変化をもたせれば色々と応用できそうな気がする。滞空時間が長くなったということもあるが、空中での姿勢制御の要領がだいぶ分かってきた。 

今日は、レグの折り返しをほとんどループスイッチに使い、途中でもフロントループのほかに、バックのループの伸身やら2回転やら・・・全部で100回ほどはジャンプしただろうか・・・さすがに両肩の辺りの関節がパキパキ言っている。<iframe src="http://connect.garmin.com:80/activity/embed/169825256" frameborder="0" width="465" height="548"></iframe>

堀江

2012-04-18 21:57:00 | 海と風
北西~北北西、5m前後。19㎡に小板で何とか走るというコンディション。ずいぶん暖かくなったためか、身体が徐々に柔らかく動いてくれて、回転技などが楽になってきた。 

弱風・低速度でのループは、速度を殺さないようにカイトの振り上げ角度に注意すること。例えば60度程度でジャンプに入り、振り戻しの操作に入っても、慣性が働くのでカイトは更に数十度後退し90度近い高度に達した後、再び前進方向への振り下ろしに変わる。 

どの地点で、どの程度の強さと速度でバーを引き込むかは、身体の回転速度や波の具合で様々に変化する。 

私の走りの多くの部分はジャンプのための準備走行みたいなものだ。当たり前のことだが、どんなに計算し準備して試みても、これまで同じジャンプを経験したことは一度もないし、これからもないだろう。<iframe src="http://connect.garmin.com:80/activity/embed/169252354" frameborder="0" width="465" height="548"></iframe>

堀江

2012-04-16 20:05:00 | 海と風
ほぼ一週間ぶりに海に出る。昼過ぎから突然入り始めた北風は間もなく弱まり、19㎡でも走れたのは15分ほどだったが、心身ともにずいぶんリフレッシュされた気がする。
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別府

2012-04-08 19:59:00 | 海と風
暖かい。道中の桜はどこも満開。西風8m前後、15と12で、久方ぶりに別府の干潮フラットを存分に楽しむ。伸身のループ・スイッチの要領を覚えるが、この冬からフロントループのタイミングが合わなくなっている。ハーネスのフック位置を少し下げたのが原因か・・・と思う。いずれにしてもエアタイムは徐々に伸びているから、よりユッタリとした伸びやかなジャンプを磨いていきたい。<iframe src="http://connect.garmin.com:80/activity/embed/165866714" frameborder="0" width="465" height="548"></iframe>

ジャンプ2枚

2012-04-08 09:34:00 | 海と風
M君が撮ってくれた写真を2枚。バーの握り位置から察するとジャンプ・スイッチをしているように見える。空中で進行方向を180度変えるには、バーテンションの微妙なコントロールと共に素早いバーの返しが必要になるので、手の位置が端寄りになる。jump1.JPGjump2.JPG

これが、回転系や片手系のジャンプになるとセンター寄りになり、通常のハイジャンプは中間辺り・・・とジャンプの形態によってバーの持ち位置も変化する。