きれいな西風6m~8m。

15㎡。ジャンプ着水の失敗でハットを飛ばした。休憩で浜に帰るまで気が付かず、順潮に乗ってひさしぶりに怪島の西方まで探しに出かけるが、海での落としものが見つかるのはよほどの幸運が必要らしく、3月の鹿児島で手に入れたちょっとお気に入りのサーフハットとも2ヶ月足らずでさようなら・・・となった。
怪島の東端にわずかに現れる小さな浜にはシーカヤックが一艘。風の力を使わないカヤック乗りの周囲にはたいがい静かな空気が漂っている。単調だが一定のリズムを伴ったパドリングを続けていると、精神が徐々に統一されて、一種の瞑想状態に入る。長距離走者が味わうランナーズハイともちょっと違う、清澄な心の状態。
もう10年ほど前になるが、私も一時カヤックを漕いでいた時期があり、
興居島(ごごしま)を5時間以上かけて一周したこともある。しかし、上半身や腕の力で進む方式は、下半身や脚のためにはあんまりよろしくないことに気が付いて2年ほどでやめてしまった。そのうちジャンプもできないほど足腰が弱ったら、この種の船にカイトを付けてカイトカヤックで島巡り・・・というのも良いかもしれない。<iframe src="http://connect.garmin.com:80/activity/embed/170978131" frameborder="0" width="465" height="548"></iframe>