庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

スリックタイヤ

2005-06-28 09:28:13 | 自転車
注文しておいたスリックタイヤが来た。早速、前輪に付けてみた。後輪には既に前輪のタイヤを移動してあるのであっという間の作業。何かスッキリした感じだ。

ちょっと走ってみた。タイヤのブロックと路面が接して発していたジャージャーという音が無くなって静かになった。他は特に体感できるような変化はないが、まともな前輪タイヤが付いた後輪リムは、更に歪みが少なくなったような気がする。




前輪のブロックタイヤは後輪に来た。
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複合原因

2005-06-24 09:29:49 | 自転車
昨日は触る暇がなく、今日あれこれ一時間ほどやってみた自転車の後輪の歪みと振動の調整・・・先ほど一段落して、ようやく原因が分かった。

空飛ぶ道具の場合もそうだが、何かのトラブルの原因はたいがい複合していて、必ずしも単純ではない。今回の後輪の歪みと振動の原因は、遠くは3回に渡るパンクとその修理の粗雑さ、近くはタイヤの変形。

パンク修理の際に何かの理由でタイヤゴム内面を傷つけたが為に、その箇所だけ薄くなり、チューブの内圧でその部分が変形して異常に膨らんでいることが分かった。

当初パンクの修理箇所が3箇所もあるチューブの膨らみ方の偏りが原因かと考えて、新しいチューブと取替え、更に前輪と後輪を入れ替えてみて初めて分かったのは、タイヤが内圧で変形すると、その影響でリムもしっかり変形するということだった。

こうして、詰るところタイヤ交換するしかないということになり、先ほど行きつけのホームセンターにタイヤと予備のチューブの注文を入れたところだ。新品のチューブが一本500円程度だということも初めて知った。これなら下手にパンク修理するより、その都度チューブごと換えた方が自転車には優しいかもしれない。

私のマウンテンバイクは、ほとんど舗装路しか走らないので、この際、前輪は細めのスリックタイヤに仕様変更することにした。スリックタイヤがあんまり快適なようなら、早晩、後輪も同じものになるだろう。


スリックタイヤの到着を待つ前輪
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後輪の歪み

2005-06-23 07:49:40 | 自転車
昨日の90km、往路は珍しく辛かった。日差しはさほどどでもなかったものの、湿度が高く蒸し暑い。西の追い風は対地速度を上げてくれるが、私のペースでは“対気”速度がゼロに近い状態が続くことになる。つまり風がほとんどなくなる。したがって気化熱の発散量が少なくなり体温が上がる・・・そして、バテる^^;

更にやっかいだったのが、後輪の歪み。車輪の歪みは大なり小なりあるものだが、昨日から急に顕著になり、ちょうどバルブの辺りがブレーキシューのみならずフレームにも当たって不愉快な音と振動が出始めた。

しばらく我慢して走っていたが、途中で疲れも加勢して、その音と振動が我慢ならなくなったので、いつも携行している十徳ナイフを取り出し、フレームに当たっているタイヤの山の幾つかを削り取った。しかし、リムとブレーキシューについては如何ともしがたく、結局リアブレーキはワイヤを完全にフリーにして無用のものとした。


ナイフでタイヤの山を何個か削り取った

この状態で今治まで。街の自転車屋のおじさんに声を鰍ッたらスメ[クの何本かをチョコチョコっといじってくれて、あっという間にブレーキは使えるようになった。代金を聞くと「また・・・次に頂きます^^」という有り難い返事だ。次はいつになることやら。街の小さな自転車屋さんよ、大変だろうけど大手の量販店などに負けないで、頑張れ!!


街の小さな自転車屋さん

しかし、結局一回転一周期の不快な振動は帰るまで続き、今日は後輪のバランス取りに少し時間を使わなければならない。


自転車屋の通り向かいの高校の木造校舎がえらく洒落ていたので一枚撮った



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奇妙な出来事

2005-06-15 22:01:44 | 自転車
今日の定例90kmサイクリングはちょっと、いや、かなり奇妙な出来事があった。

今治の友人宅に寄って一服した後、帰途の10数kmを彼も一緒に走ることになった。しばらくして後輪の空気圧が異常に下がっているのに気が付いたので止まって見てみると、ゆっくりではあるがエア漏れしているような気配がある。

この自転車の後輪はこれまで3回パンクした事は以前書いた。しかし、今回は何の音もなく、目で確認できるような空気の抜け方でもないので、バルブの緩みか虫ゴムかもしれないと考えて、フットャ塔vで元の空気圧まで戻して様子を見ることにした。

すると100mも走らないうちに、強
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ホイットマン

2005-06-14 14:19:13 | 自然
窓辺のアサガオは、書物の中の空論より私を満足させる。
-ウォルト・ホイットマン  (May 31, 1819 - March 26, 1892)

A morning-glory at my window satisfies me more than the metaphysics of books.
-Walt Whitman



VOA Legendary American Poet Whitman Lauded in Washington
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久しぶりの90km

2005-06-08 07:53:55 | 自転車
昨日は3週間ぶりに90kmの今治-松山往復サイクリング。今年も暑くなった。1時間くらいでサドルを擦るお尻が熱くなる。向かい風が3~5m。行きはかなり疲れたが、少し間をおいて同じところを走ると、植物たちの変化がよく分かる。

いつもの海岸休息所の下草はこんなに伸び、まだ名前を知らないこの樹は緑の薄着をまといはじめた。↓


今治市内のハスの池。周りがどんなに騒がしくても静かな華だ。↓

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サミュエル・ジョンソン

2005-06-06 14:06:44 | 自然
春の花々の香りを楽しみながら、秋の果実を味わうことはできない。
<Tミュエル・ジョンソン  (September 18, 1709-December 13, 1784)

No man can taste the fruits of autumn while he is delighting his scent with the flowers of spring.
-Samuel Johnson  


The Johnson Museum


英国で初めての包括的な『英語辞典』(1755年)の編纂者。初版本は現在300万円程度。複写本は3万円程度の値段が付いている。
これによって彼は有名になるが、裕福になることはなく、母親の葬儀費用を捻出するために1759年に風刺小説『ラセラス』を出した。
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アインシュタイン

2005-06-03 14:01:24 | 自然
自然を深く観察しなさい。そうすれば全ての物事をより良く理解するようになるだろう。
<Aルバート・アインシュタイン  (March 14 1879 - April 18 1955)

Look deep into nature, and then you will understand everything better.
-Albert Einstein 



どちらかというと気が短くて失敗することの多い私は、「瞋(いか)りは馬鹿者の胸にのみ住む」Anger dwells only in the bosom of fools. という彼の別の言葉を時々思い出して戒めにしているが、巨大な悪に対する大きな怒りは、賢明な者の胸の深いところに静かに住み、瑣末な悪に対する小さな瞋りを消し去るということも事実だろう。
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エマソン

2005-06-02 13:58:34 | 自然
誰かが歩いた小道を辿(たど)るのではなく、未開の原野に自らの足跡(あしあと)を残せ。
<宴泣t・ウォルドー・エマソン (May 25, 1803、pril 27, 1882)



エマソンやソローの“transcendentalism”(トランセンデンタリズム)がどうして「超絶主義」なんて硬い日本語になったのか知らない。たぶん、カントの“transzendentalism”「先験主義」とは区別する意味で、目賀田種太郎か佐藤重記が苦労して訳出したのだろうと思う。なんにしてもいかにも馴染み難い言葉だ。

私は「超自然主義」あたりの方がまだ分かりやすいと思うのだが、これだと奇跡・呪術など神秘的な匂いが強くなりすぎるのだろうか。「精神には物質の形態をとって、自己を表現すべき必然性が内在している」(生駒幸運、編著の『エマソン・その自然と人生』)というエマソンの一文は分かりやすい。

更に生駒先生の「・・・現代は思索や反省の隙が無いために、およそ余裕の無い精神生活の低調な時代だからである。こうした低調な精神生活が、やがて我々人間の誇りを、人間の特権を奪ってしまうことになりはしないだろうか?・・・」(上出P3)という警句はもっと分かりやすい。

Do not go where the path may lead, go instead where there is no path and leave a trail.
-Ralph Waldo Emerson  
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想像力 R・バック

2005-06-01 15:04:36 | 大空
私たち一人ひとり、つまり個人が、人生を振り返ったり将来に展望を持ったりする時に、大きく成長できるのは、想像力(イマジネーション)を大切にする時です。想像力は決して小さな道具ではなく、自分の人生を方向付け、あらゆる壁を打ち破る大いなる力の源泉である、ということを自覚する時です。
≠q・バック
昨年11月7日のインタビュー番組での言葉:音声ファイルMP3 30sec 134kb

 
R.Back Funsite より↑


R.Back Funsite より↑

The great breakthrough that each of us individual has, when we look back to or look forward to our life time, is when we respect our imagination, and when we say this is no small tool but, this is a major power source with which I can direct my life, and there is no wall through which we cannot pass.
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