庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

UFO

2005-01-24 20:11:54 | 大空
昨日の毎日主要ニュースに、夕暮れ時に紅く染まった飛行機雲を「謎の飛行物体」と見た人たちから多くの問い合わせが気象台にあった・・・とあった。

秋からこの季節にかけては空気が乾燥しているので、水蒸気や水滴の乱反射が少なく遠くのものがクッキリ見える。西の空高度10000m辺りに輝く鮮やかなオレンジの光彩は私も何度も目にしていて、目を凝らして良く見るとその先端にジェット機の小さな機影を確認できるものだが、それはともかく美しい。

「謎の飛行物体」といえば、私の知人にちょっと変わったUFO研究家がいる。(およそこの種の方たちは延べて変わっているのだが)彼は愛媛の西条市という田舎町で味のある木工剣iを作りながら生活している。ところが、或る夜突然、裏山に現れたUFOを目撃して以来不思議な能力が芽生えて宇宙人の声を聞くようになりUFO研究家に転身したという面白い人だ。

この数年はテレビのとんでも番組などにも時々登場して珍妙な話をしているTさんだが、10年ほど前に、「こんな写真を預かったので、航空の視点からちょっと分析して欲しい」といって↓のような写真を渡された。彼の知人が35年ほど前の修学旅行で琵琶湖大橋を渡っていた時にバスの窓から撮ったものらしい。スキャナでPCに取り込んで色々やってみたが、詰まるところ私にはよく分からない。



着陸前の航空機のようにも見えるがこんな所に空港はないし、普通のジェット旅客機がこの角度で着陸進入すると間違いなく地上に激突する。拡大してみると上部から三角形のアンテナのようなものが出ていて、そもそも通常の航空機の体を成していない。

私はこの広大な宇宙のことだから、地球以外にも高度な知性や技術を持った生き物がいて、彼らが何かの縁と興味でこの地球に接近して来ることがあったとしても、なんも不思議だとは思わないが、この15年ほど空を飛んでいて、大空で起きる現象にはかなり注意していても、未だそういう類のものを目にしたことがない。

この画像を見て何か思い当たる節のある方はメッセージを頂けるとありがたいと思う。大空の向こうに側に、もうちょっと夢が広がるかもしれない。
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