庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

お堀の梅

2007-02-25 23:42:54 | 自然
昨日から幾らか冬らしい寒さが戻ってきた。久々にピンと張った大気の感触が心地良い。いつもの自転車散歩で河原まで出たら、石鎚連山の1500mほどから上が雪できれいに覆われているのが遠望できた。

今日は冠雪の境目が一直線に整っているのに妙に感心する。標準大気の気温減率でいくと平地に比べて10℃ほど下がる一線がちょうどこの高度になる。自然の法則性が描き出す幾何模様は、やはり誤魔化しようがなく見事なものだ。

例年はこの時期、お堀の白梅・紅梅が美しく、私は毎年楽しみにしているのだが、今年は西堀端も南堀端も一本残らず枝切りがしてある。何か植栽上の理由があるのだろうが寂しい限り・・・それでも数本の八重桜は元気に花を付けている。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 学問 | トップ | 水木しげる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿