庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

冬の風

2020-02-18 19:03:00 | 自然

昨日からやっぱり寒の戻りが来た。別府の風は寒すぎたのでモンチ海岸に移動したが、典型的な真冬の風。つまりガスティ+バンピー・・・。夏の風はだいたい海面を這うように安定して吹くが、冬の風には落ち着きがない。どうしてそうなるか・・・ひょっとしたらまだ知らないカイトサーファーもいるかもしれないので参考までに・・・。

「風」は「単なる空気の運動」だとは私はまったく思わないけれども、この理由の物理的な説明は簡単なことで、「風(空気)の温度が海水温より低いから」・・・これだけです。

もうちょっと耳慣れた言葉でいうと「海上サーマル」。相対的に暖かい海水に、上空から降りてきた冷たい空気が温められて上昇することで、冷たい空気と混ざり合ったり、時には過流を作ったりして、気流がそうとうに不安定になる・・・ということです。

もう少し上空に目を向けると、条件によっては、ウェーブ状の空気の流れが雲を形成し、きれいな「クラウドストリート」を作っていたりする。

まあしかし、海のスポーツはやっぱり暖かい季節が良いね^^;;・・・今日は10分ほどで手がしびれた。やっぱり最高気温が10℃切るような日は、海に出るのはやめよう・・・かな?


         「日蓮は日に一度、日天に影を落とす身なり」

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 島原の乱 | トップ | 足下の楽園 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿