年末、年越しの買い物にスーパーに行きました。
凄い人でした。平日に買い物に行きますから、とても人が多いと感じました。
そして、商品がいつもと違う構成です。
完全に「迎春モード」です。
これまた、こんなに沢山並べて売れるんかい!とツッコミたい量です。
食品ロスの事なんか考えてないんだろうな、と思いました。
どう考えても輸入した食材だろうと思われる物が多い。
これ、農林水産省は、どう考えてるんだろう?
お店毎に、どれだけ売れ残りました。その食材をどういう風に利用した、と発表して欲しいですよ。
今の日本は、日々の食事にも困る人がいるのは明らかだし、お正月のお節料理もお雑煮も食べられないような人もいるのに、片方では、恒例として並ぶ食材を買う人がいる。
【安全保障】という言葉をよく耳にするようになりましたが、これ、どこぞの国からのミサイルが飛んで来る、を心配する言葉ではありません。
食料にも言える事なんですよ。
日本は食料自給率が低い事をご存知の人は多いでしょう。
なのに、海外で高く売れる食材を輸出する!と政府は言う。
アホか〜!!
牛肉100gを手に入れる為に、どれだけの水が使われているのか、ご存知ですか?20000ℓですよ。
これから水の問題が更に世界中で深刻になってきます。
日本は、地形的に水に恵まれています。
水道の水質の安全性は世界トップクラスですから、国民は水の心配はしなくていいですから、関心が薄いのだとは思うのですが、水の事を考えたら、肉は将来食べる事が困難な状態になります。
ただの流行で代替肉(大豆由来の物や昆虫食)が出て来た訳ではない事を忘れないで下さい。
飽食の時代は、終わらせないといけない。生き延びる道を真剣に考えていかないとダメなんです。
遅延配達されたおせちを美味しいと思いながら、とても複雑な思いにもなったのでした。
お正月に、何で暗い話題を、とお叱りを受けるかもですが、事実です。
【今が良ければ、では無いのだ】と皆で意識して臨みたいですね。