コンスタントにお仕事いただける「私」を目指して 来週から外出も増えるし...。ってなわけで、今日は とっても貴重な 水曜日=映画館のレディースデー♪ で、二本 観ちゃいました☆
『バベル』(5/16 劇場にて)
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原題:BABEL
製作国:アメリカ(2006年)
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
(アカデミー賞 作曲賞受賞)
出演:ブラッド・ピット
ケイト・ブランシェット
ガエル・ガルシア・ベルナル
アドリアナ・バラーザ
役所広司 菊地凛子 二階堂智
エル・ファニング
ネイサン・ギャンブル
ブブケ・アイト・エル・カイド
サイード・タルカーニ
モロッコ メキシコ 日本...
モロッコの砂漠の町、アメリカ人観光客の乗ったバスが銃撃を受ける。撃たれたスーザン、撃った山羊飼いのモロッコ人少年、リチャードとスーザンの子ども達の子守り メキシコ人不法就労者のアメリア、そして 綿谷チエコの父ヤスジローこそ その銃の所有者であった。そんな接点を持ちつつも、物語は根幹たるところを離れ それぞれの地に暮らす登場人物の抱えている問題へと広がりを見せる群像劇となっています。なので、時に焦点がブレている様に感じられるのも無理からぬ事ではありますが、『バベル』という表題が象徴する様に、地上の時間というものは 実際こんな風に流れて行ってるんだな...と、私は面白く観ました。作品の説明文として「それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく」などと書かれているのは あまり的確ではなく、どちらかというと ひとつの事件から その枝葉へと広がって行く 物語といえます。どうやら かなり好みの分かれる作品の様なのですが、この世の生の営みに真っ正面から向き合った様なこの作品...私は かなり好きです。
通じない言葉 通い合わない心 裏切られた信頼 充たされない気持ち 猥雑で混沌とした風景...。幕切れは 少々唐突ではありますが、そうして また明日へと 時は 流れて行くのよね。
『クィーン』(5/16 劇場にて)
原題:THE QUEEN
制作国:イギリス/フランス/イタリア(2006年)
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本:ピーター・モーガン
音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:ヘレン・ミレン
マイケル・シーン
ジェームズ・クロムウェル
シルヴィア・シムズ
アレックス・ジェニングス
ヘレン・マックロリー
ロジャー・アラム
ティム・マクマ
もう、良くも悪くも ヘレン・ミレンが見所の映画です。
内容的には、さほど どうという事もない王室内のざわめきを描いた作品に過ぎないのですが、ヘレン・ミレンは とにかく完璧なまでの女王振りです。彼女にしては 少しばかり頑張りの必要な‘老け役’ではないかと思うのですが、見事なまでの威厳と風格と気品を醸し出していました。ブレア首相役のマイケル・シーンが『ブラッド・ダイヤモンド』とは全く違うキャラクターをチャーミングに演じていました。彼は 舞台俳優として かなり有名らしく、1999年 アマデウスを演って名を馳せたらしい。うんうん、アマデウスな笑顔 垣間見えました。
二本続けて観たせいか、時々フッと眠気が襲ってくる。美しすぎるキングスイングリッシュの響きに誘(いざな)われるの...かもネ。
『バベル』(5/16 劇場にて)
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原題:BABEL
製作国:アメリカ(2006年)
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
(アカデミー賞 作曲賞受賞)
出演:ブラッド・ピット
ケイト・ブランシェット
ガエル・ガルシア・ベルナル
アドリアナ・バラーザ
役所広司 菊地凛子 二階堂智
エル・ファニング
ネイサン・ギャンブル
ブブケ・アイト・エル・カイド
サイード・タルカーニ
モロッコ メキシコ 日本...
モロッコの砂漠の町、アメリカ人観光客の乗ったバスが銃撃を受ける。撃たれたスーザン、撃った山羊飼いのモロッコ人少年、リチャードとスーザンの子ども達の子守り メキシコ人不法就労者のアメリア、そして 綿谷チエコの父ヤスジローこそ その銃の所有者であった。そんな接点を持ちつつも、物語は根幹たるところを離れ それぞれの地に暮らす登場人物の抱えている問題へと広がりを見せる群像劇となっています。なので、時に焦点がブレている様に感じられるのも無理からぬ事ではありますが、『バベル』という表題が象徴する様に、地上の時間というものは 実際こんな風に流れて行ってるんだな...と、私は面白く観ました。作品の説明文として「それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく」などと書かれているのは あまり的確ではなく、どちらかというと ひとつの事件から その枝葉へと広がって行く 物語といえます。どうやら かなり好みの分かれる作品の様なのですが、この世の生の営みに真っ正面から向き合った様なこの作品...私は かなり好きです。
通じない言葉 通い合わない心 裏切られた信頼 充たされない気持ち 猥雑で混沌とした風景...。幕切れは 少々唐突ではありますが、そうして また明日へと 時は 流れて行くのよね。
『クィーン』(5/16 劇場にて)
原題:THE QUEEN
制作国:イギリス/フランス/イタリア(2006年)
監督:スティーヴン・フリアーズ
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脚本:ピーター・モーガン
音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:ヘレン・ミレン
マイケル・シーン
ジェームズ・クロムウェル
シルヴィア・シムズ
アレックス・ジェニングス
ヘレン・マックロリー
ロジャー・アラム
ティム・マクマ
もう、良くも悪くも ヘレン・ミレンが見所の映画です。
内容的には、さほど どうという事もない王室内のざわめきを描いた作品に過ぎないのですが、ヘレン・ミレンは とにかく完璧なまでの女王振りです。彼女にしては 少しばかり頑張りの必要な‘老け役’ではないかと思うのですが、見事なまでの威厳と風格と気品を醸し出していました。ブレア首相役のマイケル・シーンが『ブラッド・ダイヤモンド』とは全く違うキャラクターをチャーミングに演じていました。彼は 舞台俳優として かなり有名らしく、1999年 アマデウスを演って名を馳せたらしい。うんうん、アマデウスな笑顔 垣間見えました。
二本続けて観たせいか、時々フッと眠気が襲ってくる。美しすぎるキングスイングリッシュの響きに誘(いざな)われるの...かもネ。