たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

是非 ご夫婦で☆

2015年03月28日 23時20分39秒 | 観る
気になっていた チャン・イーモウ監督の作品、これはちょっと夫婦で観るべき映画だろうと、日比谷で待ち合わせての映画鑑賞。文化大革命に対する批判のメッセージを 痛烈なまでに含んだ作品です。

日比谷シャンテ前の広場

実は 体長60cm程



妻への家路(3/20 劇場にて)
製作国:中国(2014年)
原題:帰来 Coming Home
監督:チャン・イーモウ
脚本:ヅォウ・ジンジー
原作:ゲリン・ヤン
出演:コン・リー(フォン・ワンイー)、
   チェン・ダオミン(ルー・イエンシー)、
   チャン・ホエウェン(タンタン)、
   チェン・シャオイー(コン・スーチン)、
   イエン・ニー(リ主任)、リウ・ペイチー(リュウ同志)、ズー・フォン(チョン指導員)他

1977年の中国。文化大革命が終結し、20年ぶりに自由の身となったルー・イエンシー。ところが自宅に戻ると、妻のフォン・ワンイーは 夫を長年待ち続けた心労から記憶障害となり、イエンシーを他人だと認識してしまう。イエンシーは 妻を見守る為、他人として向かいの家で生活を始める。

序盤では、夫を思い遣る妻の深い愛、そして文化革命の渦に巻き込まれ翻弄される 娘タンタンの葛藤が描かれます。やがて 革命は終焉を迎え... 夫を夫として認識出来ぬ妻を どこまでも愛情深く見守り隣人として暮らす夫は、希望と落胆を繰り返し、それはもう 切なくて切なくて...

直感で、ひとりで観たんじゃ勿体無いと思ったので 殿を誘ったのですが、斜め前の若いカップルもどうやらご夫婦らしく、男性の方は 場内が明るくなっても 暫く立ち上がれないくらい涙を流しておいででした。「自由」って、大切です。





腹拵えは フレッシュネスバーガー

ベジタブルバーガー ビーンズ
お肉を使っていないパティです

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2 コメント

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夫の~ (cyaz)
2015-03-29 08:29:11
mayumiさん、おはようございます^^

僕もこの映画観て来ました!
コン・リーが全面で告知がされていましたが、
実は、“夫の妻への愛”の深さを描いた映画だったように
思います。
男性はホント泣ける映画でした。
返信する
cyazさんへ (mayumi)
2015-03-29 09:09:49
私もかなり泣きましたが、男性が涙するのを見ると、
なんとも感慨深いものがあります。
指輪をなさっていたので、おそらくご夫婦かと。
チェン・ダオミン、実に好演でした。
ルー・イエンシーの深い愛情を感じると共に、
文化革命への痛烈な批判を描いた作品であるなと。
左に寄っても右に寄っても、寄り過ぎは危険!!
大衆は、体制を、しっかり見据えていなければ☆
返信する

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