たまたま着目していた芝居が重なったので 王子と出掛けて参りました。
『大人は、かく戦えり』(1/27 新国立劇場小劇場 マチネー)
作:ヤスミナ・レザ
演出:マギー
翻訳:徐 賀世子
出演:大竹しのぶ、段田安則、
秋山菜津子、高橋克実
――子供同士の喧嘩の後始末で集まった2組の夫婦たち。寛容な“大人の作法”で平和的に始まったはずの話し合いは、次第に強烈なテンションで不協和音を響かせる。
もはや子供より手に負えない4人の男女の剥き出しの本性。
制御不能な大人たちの“仁義なき戦い”が始まった! ――
兎に角、爆笑の連続☆
丁々発止の四者だけど、時として大竹しのぶが場を持って行ってしまう。観客としては かなり満足度の高い舞台だし、演じていても実に面白い作品だと思うけど、キレるにしても 大竹しのぶと同じキャラで対抗する訳に行かない秋山菜津子は 苦しいところかも。赤を基調としたヨーロピアンモダンの舞台装置が目を惹きます。
さてさて、「こどものケンカに親が出るかどうか」という問題だけど、この芝居の場合は 一方の子どもが前歯2本が折れ 口元を縫うほどの怪我をしている訳で、親が出る幕かどうかなんて論議の余地は無いと思うのだけど、それはさておき このテーマについて パンフレットの中で対談もされており、ちょっと面白いので個人的な見解をを少々...
飽くまで 個人的な意見に過ぎませんが...
私としては、ケンカに限らず 子どもの事にいちいち口を出すべきでは無いというのが持論で、ましてやレールを敷くとか 転ぶ前に支えてしまうというのは 以ての外。親というものは、少し離れたところで 見守っている位がちょうどいいのだと思うのです。そして、道に外れない様に 海におぼれない様にと 先回りするのではなく、いざという時にサッと飛び出して行ける様 スタンバイしていれば それでいいのじゃないかしら。その点 昔の親は 忙しかったし、子どもも多くて いちいち構っていられなかった。...つまりは その位がちょうどいい訳で、今の親は 共働きが多くて忙しそうな割に、どうも子どもに注目し過ぎやしませんか? あれをしろこれをしろと日々口を尖らせる事より、親自身がきちんと歩んでいる事の方が どれだけ大切か、結局は そこに尽きるのだと思うのです。子どもって、案外しっかり見てるからネ。一目置いてる人の言葉じゃないと 効き目は ないかもネ。
観劇後は 殿と待ち合わせて 沖縄地料理 龍潭 へ。
島らっきょう / ゴーヤチャンプルー / もずくの天麩羅 / ラフテー / ポーポーアイス
他に ソーキそばや島らっきょうの天麩羅も
み~んな 美味しかった♪
「ポーポー」=「ちんびん」なのかなぁ...
沖縄風クレープに包まれたきな粉アイスのデザート コレは ちょー当たり
『大人は、かく戦えり』(1/27 新国立劇場小劇場 マチネー)
作:ヤスミナ・レザ
演出:マギー
翻訳:徐 賀世子
出演:大竹しのぶ、段田安則、
秋山菜津子、高橋克実
――子供同士の喧嘩の後始末で集まった2組の夫婦たち。寛容な“大人の作法”で平和的に始まったはずの話し合いは、次第に強烈なテンションで不協和音を響かせる。
もはや子供より手に負えない4人の男女の剥き出しの本性。
制御不能な大人たちの“仁義なき戦い”が始まった! ――
兎に角、爆笑の連続☆
丁々発止の四者だけど、時として大竹しのぶが場を持って行ってしまう。観客としては かなり満足度の高い舞台だし、演じていても実に面白い作品だと思うけど、キレるにしても 大竹しのぶと同じキャラで対抗する訳に行かない秋山菜津子は 苦しいところかも。赤を基調としたヨーロピアンモダンの舞台装置が目を惹きます。
さてさて、「こどものケンカに親が出るかどうか」という問題だけど、この芝居の場合は 一方の子どもが前歯2本が折れ 口元を縫うほどの怪我をしている訳で、親が出る幕かどうかなんて論議の余地は無いと思うのだけど、それはさておき このテーマについて パンフレットの中で対談もされており、ちょっと面白いので個人的な見解をを少々...
飽くまで 個人的な意見に過ぎませんが...
私としては、ケンカに限らず 子どもの事にいちいち口を出すべきでは無いというのが持論で、ましてやレールを敷くとか 転ぶ前に支えてしまうというのは 以ての外。親というものは、少し離れたところで 見守っている位がちょうどいいのだと思うのです。そして、道に外れない様に 海におぼれない様にと 先回りするのではなく、いざという時にサッと飛び出して行ける様 スタンバイしていれば それでいいのじゃないかしら。その点 昔の親は 忙しかったし、子どもも多くて いちいち構っていられなかった。...つまりは その位がちょうどいい訳で、今の親は 共働きが多くて忙しそうな割に、どうも子どもに注目し過ぎやしませんか? あれをしろこれをしろと日々口を尖らせる事より、親自身がきちんと歩んでいる事の方が どれだけ大切か、結局は そこに尽きるのだと思うのです。子どもって、案外しっかり見てるからネ。一目置いてる人の言葉じゃないと 効き目は ないかもネ。
...なぁ~んて
観劇後は 殿と待ち合わせて 沖縄地料理 龍潭 へ。
島らっきょう / ゴーヤチャンプルー / もずくの天麩羅 / ラフテー / ポーポーアイス
他に ソーキそばや島らっきょうの天麩羅も
み~んな 美味しかった♪
「ポーポー」=「ちんびん」なのかなぁ...
沖縄風クレープに包まれたきな粉アイスのデザート コレは ちょー当たり
>子育て論・・・
いやはや、その通りでござる。ござるが、なかなかむずかしゅうもござる。
というのも・・・オットと自分の価値観がずれまくっていた場合、当然不協和音になるわけで、それが子供の教育に見事に反映していくものであるな~ぁ と・・・。
子育ては親育てなのだし、人さまと比べてもなんにもならないのもわかった。いわゆる無意識の教育(→親の背をみて育つみたいな)ここんところがやっぱり大事なんだと少しばかりわかってきた今日このごろ。
子供たちの教育について話あうなんていう時間もなかったし、やっとここにきて対話する時間もとれ、若干の歩み寄りもできるようなったけれど・・・。
いやはや、子供たちの自立までまだまだ時間がかかりそうだわ。
子どもにとっては「大きなメイワク」なのかもしれませんね。
私も場合、特に初めての子には、
ついつい手をかけすぎてしまった気がします。
まあ、二番目になると、
「上の子で無理だったことは無理」
という経験則があったけど(笑)
つまるところ、わが子と言えど、別人格なんですもの、
いざというときの港の役目になれればいいかな、
と、思うこの頃です。
煎餅かじりながらテレビ見つつ「勉強しなさい☆」なんて、
どう考えても説得力ないもの。
学校の勉強だけが一番大切なわけじゃないしネ。
そこ 基本ですョね。
でも、幼い頃に 上から押さえつける様なものいいをしていると、
繋いだ手を放すタイミングを逸してしまう。
生まれた直ぐから 別人格であることを意識していないと デスね。
さすが、実力者4人の芝居。
笑ましたよ。
ちょー面白かったョね。
もう少し 観ていたかったョ。
あの題材で、1シチュエーション物で、もしエチュードだったら
15分しか保つかな... あたし。