工期の端境だったので

家の手直し中ですが、職人さんの日程の関係で 今週後半は 空きが出来ました。レディスデーでもあったので、ならばと キネマ旬報シアター へ参じました。


全米5館の上映が 口コミで1300館に☆
『はじまりのうた』（5/13 劇場にて）

製作国：アメリカ（2013年）
原題：Begin Again
監督 / 脚本：ジョン・カーニー（「ONCE ダブリンの街角で」）
音楽：グレッグ・アレクサンダー
音楽監修：アンドレア・フォン・フォースター、マット・サリバン
出演：キーラ・ナイトレイ（グレタ）、
　　　マーク・ラファロ（ダン）、
　　　ヘイリー・スタインフェルド（ヴァイオレット）、
　　　アダム・レビーン（デイヴ）、
　　　ジェームズ・コーデン（スティーヴ）、
　　　ヤシーン・ベイ（サウル）、
　　　シーロー・グリーン（トラブルガム）、
　　　キャサリン・キーナー（ミリアム） 他


『イミテーション・ゲーム...』と立て続けですが、キーラ・ナイトレイです。

キーラはねぇ、個人的には すっごく好きという女優さんではないんですが、この作品の彼女には 驚きました!! 衣装もメイクも、彼女にしては なんとも普段着でラフな風体で、インディーズ作品への出演というのもミスマッチな印象だけど、これだけても ジョン・カーニー監督作品に対する評価の高さを感じます。そして、なにより驚いたのが、彼女の歌唱!!! ヒロインの歌が最重要なファクターである今作において、まぁ見事な歌いっぷりったらありません☆ もっと 最初から歌えるキャスティングの方がいいんじゃないの？ ってゆーか、寧ろ歌手を使うべきなんじゃないの？ ...なんて懸念？ 危惧？ そんなものは、あっという間に払拭です。なんと心地よく、自信に満ちた歌声であることか♪ しかも、語り掛けてきます。

もう 上映しているところは殆ど無いかも知れませんが、是非ご覧戴きたい作品です。序盤、時間が行きつ戻りつする辺りも面白くて、何の説明もなく 時間が遡るので 不親切といえば不親切なんですが、テレビドラマじゃないのでね、不親切くらいが丁度いいんじゃないかと思います。




ラジオで語られた映画評を書き起こしてあります
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菊地成孔 映画『はじまりのうた』を大絶賛する