***その1***
『オペラ座の怪人』(DVD)
制作国:アメリカ(2004年)
監督:ジョエル・シュマッカー
製作・作曲:アンドリュー・ロイド・ウェバー
出演:ジェラルド・バトラー
エミー・ロッサム
パトリック・ウィルソン
ミランダー・リチャードソン
ロンドンミュージカル『オペラ座の怪人』の映画化作品です。しかも、全編音楽で綴られるオペレッタ形式のミュージカルをそのまま生かした 舞台さながらの構成になっています。
...とここまでは 事前に知っていたのですが、実は『オペラ座の怪人』ロンドン版も劇団四季版も含めて 初めての体験なのです。筋書き等の予備知識 全く無しです。これまでも『ジーザス・クライスト・スーパースター』とか『壁抜け男』とか、全編音楽仕立てという作品には接したことがありますが、これは...ちょっと手強い作品にぶつかったな という気がします。
正直言って[──噛めば噛むほど甘みが出るのよ──という米の微妙な味までは分からない西洋人]状態デス! ただ、申し上げておきたいのは これは 作品の善し悪しをいっているわけではないのです。作品としては、むしろ 良くできている様な気がします。その一方で、日本では メガヒットじゃなかったわけも 分かるし、また一方で 熱烈なファントムファンが誕生したというのも頷ける...。つまり...この作品...なんだか 一度観ただけで云々語ってはいけない様な気がするのです。何度も観たり 何度も聞いたりしているうちに どんどん嵌っていきそうな感覚を予感させます。
じゃぁ 何が『申し訳なくて...』なのかと言いますと...
この作品...観始めると...私...ゆらいじゃうんです...1/f です...。α波 出まくりデス。ところがこれ、面白くないとか駄作であるとか そういうことが基準ではないのです。なかなか説明が難しいのですが、飽くまでも 私自身の体質の問題です! ...なんだかねぇ...色々あるんですよぉ~ 絶対に寝ちゃうアイテム!! だから何度観ても 必ず同じポイントで また寝てしまうのデス。凄く短いサイクルで巻き戻しても瞬時に寝ちゃう...。ELSAさん! 悠雅さん! ...もう なんと申し上げて良いやら...です。作品としては、けっこう好きなタイプの作品です。しかも なかなか良いと思っているのです。が...如何せん 誘眠スイッチが入ってしまう...申し訳なくて とてもTB出来んとデス。
えっとえっと 話を作品自体に戻します(^^;)
製作指揮を執っているのがアンドリュー・ロイド・ウェバー自身ということもあるのでしょう...視点の置き所が あまりにも舞台作品的なので、少々登場人物との距離を感じてしまいます。まるで客席から観ているかの様に登場人物を均等に観てしまうのです。もう少し感情移入できる人物がはっきりしていると 観る方としては身の置き所が定まって もっと陶酔感の高まる作品になるのではないかと思います。ラウルの回想を匂わせる仕立てには なっているのですけどね。私としては、マダム・ジリーをもっと生かして欲しかったし 何もかも知っている彼女の視点で感じてみたいという気がします。もちろん揺れ動くクリスティーヌの気持ちに同調するのも面白いし、ファントムの悲哀がもっと描かれていたなら きっと彼の気持ちに寄り添えたのだろうなと思うのです。
しかしながら、主格をはっきり定めると オペレッタの形式をそのまま導入するわけにはいかなくなるでしょうし、いろいろ言っちゃいましたが 完成度の高い作品であることは間違いありません。それに 今や、頭の中で曲が 巡る 巡る 巡るぅ~~~~!! こうなると これ、舞台で観なきゃなりませんね。王子も以前から観たがってるし...。四季がロングランでやっているうちに、是非。
なんだか 終始一貫していない とりとめのないレビューで申し訳ありません。
それと余談ですが、1990年公開の『オペラ座の怪人』...こちらは舞台作品の映画化ではなく、ガストン・ルルーの原作から直接とった作品。現代のオペラ歌手が1889年にタイムスリップするという設定。こちらも ちょっと気になります。
***その2***
きのう このブログを訪問してくださった方の中に‘草刈たみお’との検索で お越しの方が いらっしゃいました。ハイ!...確かに【たまごのなかみ】には‘草刈’の文字も‘たみお’の文字も躍っておりまして...いやいや、もちろん バレエダンサーの‘草刈民代’さんを お調べになりたかったのだろうことは 明々白々。こうして‘草刈民代’という文字を出してしまうこと自体 益々こっちへ引き込んでしまうことになりかねませんが...。ハハ..(^^;)
もし また飛び込んできてしまったという そこのあなた! どうぞ牧阿佐美バレヱ団をご訪問くださいませ。<(_ _)>
そして...‘草刈民代’で 飛び込んできたからには、バレエやダンスに興味がある! というなら、お嬢のダンスを観ていけば い~じゃない!
+++++ 入り口は 11月15日↓ 文化祭の写真 +++++
(ちゃんと告知しないでおいて 今更 物欲しそうに スミマセン)
トンボさん たみちゃん これからも ご贔屓にねぇ~~~ (^^)/"""""
『オペラ座の怪人』(DVD)
制作国:アメリカ(2004年)

監督:ジョエル・シュマッカー
製作・作曲:アンドリュー・ロイド・ウェバー
出演:ジェラルド・バトラー
エミー・ロッサム
パトリック・ウィルソン
ミランダー・リチャードソン
ロンドンミュージカル『オペラ座の怪人』の映画化作品です。しかも、全編音楽で綴られるオペレッタ形式のミュージカルをそのまま生かした 舞台さながらの構成になっています。
...とここまでは 事前に知っていたのですが、実は『オペラ座の怪人』ロンドン版も劇団四季版も含めて 初めての体験なのです。筋書き等の予備知識 全く無しです。これまでも『ジーザス・クライスト・スーパースター』とか『壁抜け男』とか、全編音楽仕立てという作品には接したことがありますが、これは...ちょっと手強い作品にぶつかったな という気がします。
正直言って[──噛めば噛むほど甘みが出るのよ──という米の微妙な味までは分からない西洋人]状態デス! ただ、申し上げておきたいのは これは 作品の善し悪しをいっているわけではないのです。作品としては、むしろ 良くできている様な気がします。その一方で、日本では メガヒットじゃなかったわけも 分かるし、また一方で 熱烈なファントムファンが誕生したというのも頷ける...。つまり...この作品...なんだか 一度観ただけで云々語ってはいけない様な気がするのです。何度も観たり 何度も聞いたりしているうちに どんどん嵌っていきそうな感覚を予感させます。
じゃぁ 何が『申し訳なくて...』なのかと言いますと...
この作品...観始めると...私...ゆらいじゃうんです...1/f です...。α波 出まくりデス。ところがこれ、面白くないとか駄作であるとか そういうことが基準ではないのです。なかなか説明が難しいのですが、飽くまでも 私自身の体質の問題です! ...なんだかねぇ...色々あるんですよぉ~ 絶対に寝ちゃうアイテム!! だから何度観ても 必ず同じポイントで また寝てしまうのデス。凄く短いサイクルで巻き戻しても瞬時に寝ちゃう...。ELSAさん! 悠雅さん! ...もう なんと申し上げて良いやら...です。作品としては、けっこう好きなタイプの作品です。しかも なかなか良いと思っているのです。が...如何せん 誘眠スイッチが入ってしまう...申し訳なくて とてもTB出来んとデス。

えっとえっと 話を作品自体に戻します(^^;)
製作指揮を執っているのがアンドリュー・ロイド・ウェバー自身ということもあるのでしょう...視点の置き所が あまりにも舞台作品的なので、少々登場人物との距離を感じてしまいます。まるで客席から観ているかの様に登場人物を均等に観てしまうのです。もう少し感情移入できる人物がはっきりしていると 観る方としては身の置き所が定まって もっと陶酔感の高まる作品になるのではないかと思います。ラウルの回想を匂わせる仕立てには なっているのですけどね。私としては、マダム・ジリーをもっと生かして欲しかったし 何もかも知っている彼女の視点で感じてみたいという気がします。もちろん揺れ動くクリスティーヌの気持ちに同調するのも面白いし、ファントムの悲哀がもっと描かれていたなら きっと彼の気持ちに寄り添えたのだろうなと思うのです。
しかしながら、主格をはっきり定めると オペレッタの形式をそのまま導入するわけにはいかなくなるでしょうし、いろいろ言っちゃいましたが 完成度の高い作品であることは間違いありません。それに 今や、頭の中で曲が 巡る 巡る 巡るぅ~~~~!! こうなると これ、舞台で観なきゃなりませんね。王子も以前から観たがってるし...。四季がロングランでやっているうちに、是非。
なんだか 終始一貫していない とりとめのないレビューで申し訳ありません。
それと余談ですが、1990年公開の『オペラ座の怪人』...こちらは舞台作品の映画化ではなく、ガストン・ルルーの原作から直接とった作品。現代のオペラ歌手が1889年にタイムスリップするという設定。こちらも ちょっと気になります。
***その2***
きのう このブログを訪問してくださった方の中に‘草刈たみお’との検索で お越しの方が いらっしゃいました。ハイ!...確かに【たまごのなかみ】には‘草刈’の文字も‘たみお’の文字も躍っておりまして...いやいや、もちろん バレエダンサーの‘草刈民代’さんを お調べになりたかったのだろうことは 明々白々。こうして‘草刈民代’という文字を出してしまうこと自体 益々こっちへ引き込んでしまうことになりかねませんが...。ハハ..(^^;)
もし また飛び込んできてしまったという そこのあなた! どうぞ牧阿佐美バレヱ団をご訪問くださいませ。<(_ _)>
そして...‘草刈民代’で 飛び込んできたからには、バレエやダンスに興味がある! というなら、お嬢のダンスを観ていけば い~じゃない!
(ちゃんと告知しないでおいて 今更 物欲しそうに スミマセン)
トンボさん たみちゃん これからも ご贔屓にねぇ~~~ (^^)/"""""
ところで、ブログ訪問者の足跡って、辿れるんですか?検索で来たとか、どうやって???(初心者です。)
正直ちょっと物足りない気分で帰ってきたのです 豪華絢爛のオペラ座の中なのに役者がちと小粒?というか中途半端と言うか・・・なんか残念な気がしてならなかったのです
ラウルもヘタレな感じでいま一つ もっとカッコ良くなきゃ ファントムを蹴っていく意味がないあれじゃあクリスティーヌがただの計算高い女のように見えちゃう
マダム・ジリーの立場も中途半端
なにしろこの手はそれぞれがもっと持ち場を徹底してもらわないと生きてこないんじゃないから・・・と慧は寝ないで頑張って最後まで観たのですが・・・
舞台をそのまま観てる感覚ってありましたもの。それの善し悪しは別として。
ファントムがかなりセクシービームだったと思うので、クリスティーヌって現実を見てる女だなっていう感想。
あの場合私はファントムを選んでしまう可能性大。負け犬ですよ・・・。
私が昔観た「オペラ座の怪人」(映画)は、ロバート・イングランドがファントムでした。
> あの映画は音楽と流れる映像を楽しめばいい
なるほど...なかなか 的確なとらえ方かもしれません。
訪問者の足跡を一人ひとり辿ることは出来ないのですが
現在 有料の[gooブログアドバンス]を利用しているので、
無料の[gooブログ]より ほんのちょっぴり詳しい[アクセス解析]を
見ることが出来ます。
個別の情報までは分かりませんが、
二名の方が‘木立ダリア’と検索して 訪問してくださったとか、
‘桜餅’は、持続して 検索に掛かっているなぁ とか、
そんなことが分かります。
gooブログは、比較的たっぷり画像を使うことが出来ますが、
それでも 気兼ねなく画像を使える様にと思い
gooブログアドバンスにしています。
【そのさん宅の間借り人とんぼです。さんへ】
きのうは 素晴らしい写真をご披露くださいまして
ありがとうございます。
この次は 是非ぜひ 動画をお願いしますね☆
『イン・ハー・シューズ』情報 ありがとうございます。
これは、私も買いだと思っているところです。
『エリザベスタウン』は 見送りかもしれませんが、
こちらは、是非行きたいと思っております。
> 女性向きの映画と思ってました中々良い出来の作品と思います
とんぼさんの☆五つに後押しされて 楽しみ倍増です。(^_^)v
【慧さんへ】
> それぞれがもっと持ち場を徹底してもらわないと生きてこない
舞台を ほぼそのまま映画にした様な作品なので
普通に映画を観る様なつもりだと かなり大味に
感じるのだと思います。
> ラウルもヘタレな感じ
慧さんも いいますねぇ~(^^;)
ラウルとファントムの描き分けも もっと明確に出ていた方が
面白いですよね。
舞台を まんま映画にしたことに依って
臨場感が 丸々欠如してしまったということなのかもしれません。
歌舞伎の演目など そのまま映像にしちゃったら
内容的には陳腐な物も多いですもんね。
生の迫力で グイグイ持って行く...
そういう作品なのかもしれません。
いらっしゃいましぃ~~~♪
ファントムの目に持っていかれっちゃったって
けっこう聞きますなぁ...。
私の場合、あまり男性に ときめかないので
今回も クリスティーナ可愛い派です。
ほっそぉ~~~い とか...。
おぉ~ クリスタルヴォイス! とか...ね。
> ロバート・イングランドがファントムでした
1990年のってのが どうやら それのようです。
私、カルロッタがヒキガエルの声になったのはファントムの『魔法』?ってずっと思ってたのに、あんな小細工してたとは映画で初めて知りましたもん。
そして一番不満だったのは、ラウルが活躍し過ぎ!
ラウルと言えば『ヘタレ男』の代名詞だったのに。
ま、映画だしね・・・と言うのが1回目に観た感想だったような。(^^;)
私も2、3日前に『オペラ座の怪人』のDVD観たばかりです。
やっぱ、ファントム Love v(* ̄▽ ̄*)〃▽〃)Love
しかも、仮面取ると母性本能くすぐり系? ̄m ̄ ふふ
CD聴いてると、可哀想になる時ありますけどね。・・・『音楽の天使』の歌唱力。(──┬──__──┬──)
舞台は更に、丸々楽しんで帰るぞっていう 気合いが違うと思うんですよね。
『オペラ座の怪人』の場合、映画化に当たって、
もっと 人物を立てるやり方は あるにはあると思うけど
制作側の意図として 舞台をそのまま映画にという
ものであろうと思うので、それはそれで尊重したいと思うのです。
> ラウルと言えば『ヘタレ男』の代名詞
そっか...。
なんか もっと ファントムとの差別化が出来るはずだと
思ったんだけど、しっかりしすぎてるのか...。
ヘタレじゃなきゃ ならないのね。
> やっぱ、ファントム Love v(* ̄▽ ̄*)〃▽〃)Love
> しかも、仮面取ると母性本能くすぐり系? ̄m ̄ ふふ
ELSAさん ほら ヨダレ拭いて!
普段とキャラ変わってるから! ほらほら!!
> CD聴いてると、可哀想になる時ありますけどね。・・・『音楽の天使』の歌唱力。
ここに ファンなのに毒舌吐く人がいる...。(;^_^A
舞台 きっと 観に行きますね。(四季しか無理だけど)
興味湧いて来ちゃったの...これ どんな風に舞台で表現するんだろうって。
ご挨拶が遅れました。本文中にお呼びいただいて、こちらこそ申し訳ありません。
いや、もしTBしようとされても、うちのどこへTBしていただいてよいものやら…(^^ゞ
あまりにも、この作品については書きすぎましたから、
わたしもあまりTBを送ってないんですよ。どれでTBしていいかわからない(笑)
映画(舞台も小説も、かな)は観る人が観たいように観ればいいので、どなたがどんな風な感想をもたれてもいいのです。
人それぞれ、違う感性を持っているのですから、感動の涙を流す方もあり、寝ちゃう人もあり、で。
わたしは、先に四季の舞台を観て、サントラも日本語で覚えてから映画を観たのですが、
わたしの中の、個人的なファントムのイメージは、四季のファントム(現在の方です)ではなかったんですね。
で、「わたしの思うファントムじゃないわ、じゃあ、映画のファントムはどんなのだろう?」と思っていたら…
あらら、また予想と期待を大幅に、違う方向へ超越したファントムでございました。
イメージどころか、年齢も体型も声もみんな違う。
でも、そこで惹かれたのは、わたしはGerard Butlerその人の個性に、だったんですね。
で、現在に至ります。
ラウルについても、作品全体についても、そりゃあ、語ろうと思えば語れるんですけど(笑)
長くなりすぎるので(既に長い)、とりあえず、「申し訳ない」と思わないでね、ということだけお伝えしますね。
機会があれば、舞台も是非!
どちらがお好きか、どっちもおんなじところで睡眠スイッチが入るのかそうでないのか、
それはちょっと興味ありますけど。
こちらこそ 本文中にお名前 勝手に登場させちゃって失礼致しました。
もう ほんと 何度も言うようですが 作品自体は けっこう好きな方に分類されるし 曲は頭の中でグルグル回るし...なんですよ。
私の 誘眠スイッチは かなり微妙なのもで、
必ず同じ条件の下で スイッチが入るので 夫にもいつも笑われています。(;^_^A
どんなに役者に興味があっても 常磐津・清元だとスイッチオンとか...。(義太夫は大丈夫)
舞台...俄然興味が湧いてきているので 是非 機会を見付けて 汐留に足を運びたいと思っています。
幸い 来年8月までは 公演が確定しているようですしね。