京都府北部の里山のふもとで、仕事の合間に秋の風景を楽しみました。
秋の日射しに白く輝きながら風に揺れるススキの穂。
赤く色づいた鈴生りの柿の実。
子供の頃育った滋賀県の田舎を思い出します。
あの頃は、稲刈りをした後、稲木で干してから脱穀をしていました。
脱穀してできたもみ殻は、田んぼに山積みにして燃やしていました。たぶん、灰を肥料にしていたのでしょうね。
子供だった私たちは、燃えているもみ殻の中にサツマイモを入れて焼きイモにしていました。美味しかった!
田舎の貧乏暮らしだったけど、その頃の生活がとても懐かしく思い出されます。
普段は忘れてしまっている昔のことが、ちょっとしたことがきっかけで、いっぱい湧きだしてきます。
また天気の良い陽に里山へ行き、心の奥の方にしまってある子供の頃の思い出を引っ張り出したいと思います。