晩秋のこの季節、職場へ向かう道中で色づいた山の風景が楽しめます。
今年は特に赤い紅葉が色鮮やかで美しいように感じます。
我が家の庭のもみじはまだま緑色のままですが、綾部市内に入ると道路わきにある民家のもみじは真っ赤に色づき目を奪われます。
そんな中でも特に美しい場所があります。
毎回写真撮影しようと思いながらカメラを忘れ、とうとう撮影が今日になりました。
すでに盛りは過ぎていますが、それでもまるで山火事の様に真っ赤に燃え上がる紅葉が目をひいています。
極楽寺という山寺ですが、春は桜、秋はもみじで通勤に急ぐ私たちを癒してくれます。
赤く燃えた紅葉の季節が終わると、この一帯は雪が吹雪く交通の難所となります。
以前には、帰宅途中にここで猛烈な吹雪に出会い、前方も見えず道路の端も分からなくなるような状態になったこともありました。
美しい紅葉で目と心を癒してくれるのも自然、命の危険があるような試練を与えるのも自然。
毎日の無事を祈って手を合わせたくなうような山寺のたたずまいでした。