自家製の塩漬けオリーブが食べられるようになりました。10月下旬に収穫してからひと月以上かかっています。
細い苗木を買ってから実をつけるまで7~8年。初めてたくさん収穫できたのが去年でした。
去年はまだあく抜きの方法もオリーブオイルの搾り方も知らなかったので、もったいないことに捨ててしまいました。
その反省から今年は春先から本を買って勉強し、満を持して収穫した次第です。
収穫した実は、まず水できれいに洗い、ひとつずつ包丁で2、3か所切れ目を入れます。
その後は瓶に入れ真水に浸し、冷蔵庫に保管します。
瓶の真水は毎日取り換えるのですが、1日であくが染み出し茶色っぽくなっています。
この作業を10日ほど続けた後、試しにひとつ食べてみました。「苦い!」とても食べられません。
次に真水の代わりに塩水に漬け、今度は水をかえずに放置するのです。数日で塩水は濃い茶色になりました。
約1週間後に試食してみると、苦さはかなり減り食べられるのですが、今度は塩辛いのです。
で、いろいろ調べると塩抜きが必要で、その後はオリーブオイルにハーブやニンニクと一緒に漬けるとよいことが分かりました。
塩抜きは薄い食塩水に漬けるのがよいそうですが、後で知ったので、今回は真水に漬けました。
塩抜きの後、庭のローズマリーと自家栽培のニンニクを加えオリーブオイルに漬けました。
日が経つにつれ苦味は気にならなくなり、今日あたりはオリーブの実の風味を感じなが食べられています。
苗木を買ってからここまでに10年か。感無量です。
もっとたくさん収穫できるようになれば、次は自家製オリーブオイルです。チャレンジは続きます!
今年収穫できたオリーブの実