昨日、自家製「一味(いちみ)」作りをしました。
本当は冬の鍋シーズンに間に合うように年末までに行うはずでしたが、身内に不幸があったりしてなかなかその気になれませんでした。
でも、つい先日、昼食のうどんに一味をかけるときもう少しでなくなりそうなことに気が付き、やっと重い腰を上げました。
昨年の晩秋に収穫し天日干しで乾燥させていたタカノツメ(写真下)を取り出して作業するのですが、ゴム手袋とマスクは絶対に必要です。さらにゴーグルがあればなおよいですね。
まずはキッチンバサミでタカノツメのヘタの部分を切り取ります。
その後、爪楊枝の頭側を使って種を取り除きます。種は辛くなく、色も白くて、そのまま粉にすると味も落ちるし色も薄くなります。
写真下が種を取り除いた後のタカノツメです。
この後はフードプロセッサーで粉末にするだけです。乾燥して水分がほとんどないと細かい粉末になってくれます。
ただ、できた粉末(一味)を別の容器に移すためフードプロセッサーの上部蓋を取る際、顔を近づけたらだめです。微細な粉が舞い上がり目に入れば一大事です。また吸い込んでもひどく咳こむことになります。
タカノツメを触ったゴム手袋には辛み成分が付着しているので、それで唇や目などを触ったら尋常でないヒリヒリ痛みになります。絶対油断してはいけません!
今回はきれいな細かい一味がたくさんできました。
わが家用には2袋もあれば十分です。昨年末に届けられなかった友人のMさんに真っ先に届けようと思います。
タカノツメの栽培から一味加工まで、あなたもやってみませんか!