小さな庭とベランダ菜園の楽しみ I enjoy gardening and growing vegetables !

ガーデニングに家庭菜園。旅行に釣り。カメラ、パソコン、太陽光発電、読書、ブログ・・・・。第2の人生は忙しい!

月下美人の花 嬉しい知らせ

2022-07-01 | ガーデニング

今日、友人のYさんから嬉しくなるメールが届きました。

2年前の春に嫁入りさせた月下美人の親株が昨夜、一度に12輪の花を咲かせたというのです。

嫁入りさせるまでもたくさん花を咲かせたのですが、環境が変わったせいかその後はあまりたくさん咲かずYさんをガッカリさせていました。

そのうち環境に慣れて復活するよ!と楽観的に慰めていたのですが大当たりです。

嫁入りまでは気温の下がる時期はガーデンルームで5℃以上に管理し、春からは戸外のつるバラの木陰で育てていたのですが、新しい環境は年中空調の効いた室内で、少し日あたりが気になる場所でした。月下美人は2年で新しい環境に順応したようです。

もちろんYさんの愛情たっぷりの世話の賜物であることは言うまでもありません。

下の写真(Yさん撮影)で確認してください。確かに12輪咲いています。まだ3個つぼみがあるそうです。

この親株を2年前にYさんに貰ってもらったのには訳があるのです。

そもそも私の育てていた月下美人は、大津市のお寺のご住職からいただいた1枚の葉がもとになっています。

我が家がそのお寺の檀家で毎年8月にお墓参りに行くのですが、月下美人をたくさん育てられていたご住職に無理を言って葉を1枚いただいたのです。

その葉が根付き大きな株に成長してくれました。

他にも挿し木で増やし、知人にあげたり自分でも2鉢そだてていました。

2年前の1月末に私に大きな病が見つかり、半年から1年の命と覚悟する事態になりました。

強い薬の副作用に苦しみながら外見的には平静を装い社会活動も日常生活も行っていましたが、内心では毎日絶望と闘っていました。

身辺整理も始めたのですが、私のいなくなった後の2株もある大きな月下美人のことが心配でした。

そんなときにYさんが月下美人に興味をもってくれ、渡りに船とばかりに大きい方の親株を嫁入りさせたのです。

他にもクジャクサボテンやクンシラン、アザレアなどの鉢物をいろんな方に貰っていただきました。

ところが運命は不思議なもので、強い薬が劇的に効いて半年後には手術可能となり、2020年9月11日に手術を受けることができました。

術後の経過も順調で、この9月に術後2年を迎えます。まだ油断はできませんが、病巣発見から約2年半となり、奇跡が起こったことは間違いありません。

月下美人の親株の復活で私はさらに希望をもらったような気がします。Yさんと月下美人の親株に感謝です。

私の手元に残した子株も元気に育っています。生育が良すぎて毎年整枝をしなければならないほどです。

今は今年二度目の開花期で、つぼみが26個大きくなっています。

遠くから見るとまるで鳥が群れて頭を出しているようにも見えます。

1枚の葉から4個のつぼみ。大丈夫なのでしょうか。

咲くのは数日後でしょう。一晩に何輪咲くか楽しみです。

 


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベランダ菜園とパソコントラブル | TOP | 今日の収穫とPCトラブル解決 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。