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映画「夏の終わり」を見る

2013-09-02 | 日記

瀬戸内寂聴の自伝的小説の映画化。確か大昔に読んだ記憶があるので本棚を探したけど、なかった。

ある時、本をだいぶ減らして、その時処分したらしい。読んだことを憶えているのはまだいい。中にはもう読んだことさえ忘れているのもあるはず。

いえいえ、家の中も頭の中も、ものを減らしてすっきり整理。寂聴師は出家なされてからの方が自由になって、一層元気になったようにお見受けする。これからも活躍していただきたいと思う。

小説で成功したのが、映像で必ずしも成功するとは限らない。売れない作家と若い染色作家、週の半分ずつ本宅と愛人宅を行き来する。そこに昔付き合っていた若い男が現れ、四角関係の危ういバランスの中で、動きのつかない男と女。

字で読むべき話だと思った。映像が却って邪魔をしているように思うのは、原作を知っているからか。映像も暗くて地味。


 

午後からはまたまた手芸をする。

牡丹、菊、橘、を薬玉仕立てに。

鞘型の地紋の上に松、菊、牡丹、桜、笹。しかし下手ですねぇ。なんで左右対象に縫えん?

 

赤シリーズ。しかしまあ、どれ一つとしてきれいに縫えたのがないという不器用さ。

黒は嫁入り先が決まったのなどもあり、もうこれだけになりました。

ああ、あの時留袖をほどいてバザーに出さなければよかったと激しく後悔。ネットで見ても古い留袖、柄がいいのはけっこう高い。

赤はまだまだたくさん作れるけど、黒はもうおしまい。悲しい。

赤シリーズの裏

黒シリーズの裏。ピンボケ。


夫にどれが欲しいと聞くとどれも欲しくないとのこと。昨夜来た次男に聞くも同じ答え。もう、おまいら、あとで欲しくなっても知らんけんね。 

 

 

コメント (2)
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