バズで少し走って、リクヴィルの駐車場に着きました。ここから観光客用インフォメーションまで全員で歩き、フランス語の地図貰ってあとは解散。確か、一時間半くらいでバス集合。今回はこんなパターンが多かったです。
それもこれも小さな街だからできること。おまけにこちらはフランスの最も美しい村の一つ、いやがうえにも期待が高まります。
去年行った、ピレネー山中のサンシルクラポピーも確か美しい村だったけど、45分しか見られなかった。こちらはゆったりで楽しめました。
素晴らしい木組みの家。期待が高まります。
いつも思うのだけど、私のようなものが外国旅行を楽しめるのも団体ツアーだからこそ。一人で参加しているので集合時刻に遅れたり、迷子になって皆さんに迷惑かけないよう、それだけに気を付けました。その緊張で眠れない日も。
こう見えてけっこう神経細いところもあるようです。
そして何よりも肝心なのは体調管理。わけてもお腹の調子。尾籠な話で申し訳ないけれど、女性は便秘になりやすい。でもあえて下剤など呑まないように。昨年のツアーで、ちょっと大変なことになった人がいました。
体調悪いと素敵な景色も楽しめません。早寝早起き、お腹は六分目、水分だけはよく摂って、皆さんと一緒に行くのが最低条件。
木と土でできた家。昔からの建て方
窓に花。人は笑顔。
視線の抜ける先は丘の斜面のブドウ畑。ここはアルザスワインの産地。
家を飾る花
路地裏の工事。地元の素顔。
街並みの突き当り。
小さな門を抜けて街を振り返る。
建物は内側に向けて建つ。建物が街全体の塀の役割も果たしている。
今来た道を引き返す。
可愛い雑貨屋だったと思う。クリスマス用品だったかも?
門の右方向
フランス人がお茶しています。
リクヴィル警察のパトカー
街外れ。豊穣のブドウ畑。
まだ時間があるので坂道を登って引き返す。おや、可愛いお店。
入り口は入って左側。可愛いものたくさん。ここで陶磁器の絵付けのお友達と先生に、小さな小物入れを買いました。
見るだけで、なんでこんなに心が癒されるのか。それはたぶん、住んでいる人が充たされているから。
奇をてらわず、欲を追いかけず、日々の暮らしを大切に、そして丁寧に。少しのお金と心許せる人たち、健康な体と自由な心。
これらすべて、失って初めてその価値に気が付く。
地元の人にとって大勢の観光客は目障りかもしれない。静かに観光したいもの。人様の敷地には決して足を踏み入れないなど、マナー大切ですね。
中庭のカフェ
ツアーの男性が写真撮ってくれました。ありがとうございました。
この時期のアルザス、帽子は必須。朝は冷えるけど日中は日差しが強い。
ズボンは2008年にイギリスに行く前買ったもの。シルエットが昔風。
駐車場に戻ります。これは郵便局。古く見せた新しい建物かも。
裏手。
建物の模様。紋章はこの地と関係あるのかも。
さよなら、アルザスの真珠リクヴィル。いつまでも今の美しい姿を変えないで。
バスに乗って5キロ北のリボビィレへ。そのあとドイツ、フライブルクのホテルに連泊です。
この日はドイツ→フランス→ドイツと移動しましたが、国境の検問などなし。一本の道路でつながっている。道路標識がフランス語やドイツ語に変わるので国境を通過したのに気が付くだけ。
国境って?国って?美しい自然を前にして人間の作った約束事についてしばし考えた。