さて、4/18、観光二日目、リクヴィルから約10分ほどバスに乗って、今度はリボヴィルという小さな村へ行きます。
http://4travel.jp/travelogue/10289351
http://4travel.jp/travelogue/10600836
こんな感じの街です。
途中はずっとブドウ畑。行けども行けどもブドウまたブドウ。
午後4時半ころ、だいぶ影が伸びてきました。
街は11世紀に作られたそうで、古い建物がよく残っています。
カラフルな木組みの家
小さな街です。通りを行くと案内板があります。
螺旋階段のついた家
明るい家の建物と、談笑する若者
ツアーの皆さんと細い路地を行きます。。。。。この付近で私はちょっと列を離れ、カフェに入ってお手洗いをお借りしました。
小さなカフェは他にお客さんがいなくて、年配の(と言っても私と同世代かも)オーナー夫妻がとてもニコニコと愛想よかったです。マダムが膝に載せていたのは、真っ白の、ソバージュパーマみたいな毛並みの、大きな犬でした。でも日本の犬と違って吠えて威嚇したりしないので安心です。日本の犬も、無駄に吠えないようしっかり躾してもらいたいものです。
市庁舎・・・ということだけど、市なのかしら?役場ということで。中は一部ホテル、城主だったリボヴィレ家に関する資料など展示しているとか。ツアーなのでゆっくりは見られません。
おもちゃ屋。窓の外のクマは電動仕掛け。シャボン玉を飛ばします。孫が見たら喜ぶのになあ~
おばあちゃんばかりが遊んでいます。
向こうの丘の上は城跡
城跡とブドウ畑と。本当に小さな街でした。同行の方が「以前ここへ来たことがある」と話してくれました。
コルマールの駅前に旅行社があり、日帰りバスで、こんな小さな街ばかり8つほど廻ったそうです。他にもこんな素敵な街が点在するフランスの田舎。今回は三つだけでしたが、街のたたずまいが素朴で、遠くへ来た気分になれました。
日本人、中国人も見かけなくて、静かな街歩きができました。
以前乗ったライン下りの船は日本人ばかりで、(外国人もいたかもしれないけど、現地の人はわざわざ船には乗らないかも)まるで宮島航路みたいでした。いえいえ、宮島航路の方が外国人率は高いかも。
お菓子のようなカラフルできれいな家の数々、見るだけでとても幸せ~
駐車場へ戻ります。この街は90分ほどの観光でした。
アルザスのライラック。道案内にはワインの醸造元?も。シャトーと呼ぶらしい。
チェリーローレル(セイヨウバクチノキ)。
この花は今回の旅行でよく見ました(マイナウ島、フライブルクなど)。ヨーロッパ南西部でよく植えられる庭木のようです。
この地方はコウノトリの生息地。屋根の上に巣を作って子育てするそうです。
コウノトリ。何かいいことありそうな気がする。若い時に三人産んだから、赤ちゃんはもういいけど。
夕食はドイツ風ラビオリ
ソーセージを餃子より厚い生地で包んでいます。夕食はフライブルク市内のレストランです。あれっ、いつの間にかドイツに戻っています。きょうはドイツ→フランス→ドイツと国境を二回通過。全然気が付きませんでした。さすがEUであります。
フランスとドイツ、昔から戦争ばかりしてきたけど、違いを超えて手を取り合うことができる。その好例のように思います。内部にいろいろ矛盾はある筈だけど、二度と戦争はしないというのが共通の考えと思います。
ここにたどり着くまでにどれだけの犠牲があったかを思うとき、楽しく国境を挟んで旅行できる時代のありがたさをつくづく感じました。
シュバルツバルト(黒い森)・キュルシュタルト。全員分の大きなホールを切り分けたので耐えきれずに倒れるケーキ。
素朴でおいしいケーキでした。
黒い森とはドイツ南西部に広がる針葉樹林帯のこと。深い緑というか、藍色に近い針葉樹が連なる深い森です。一日目、ボーデン湖からフライブルクへの道は深い山の中を通り、切り立った崖の下など、険しい地形が続きました。
黒い森という名は、この地へ来た古代のローマ人が付けたそうです。
フライブルクのホテル、STADTシュタットに連泊。街外れの住宅街にある新しいホテルです。
ツアーだとこういうところが泊まりやすいですね。
向かいはスーパー。昨日は買い物したけど、日曜日なので閉まっています。
路面電車は工事中みたいでした。
静かな住宅地。
4/19日、きょうはドイツの二つの街を観光して、282キロ先のルクセンブルクまで行きます。